あたまがいいひとたち

いいですか
あなたは痛くないんです

データをみたら
あなたがいたいしょうこはありません

あなたは まちがっているんです

あなたの足はいたくありません


いいですか
あなたは、びょうきではありません
ただの なまけものです。

いたいといって うそをついているんです。

なぜなら データーがそういっているからです。

あなたは 決して病気では ありません。


いたいと言っている人や
目の前で死んでしまった人の姿をみても

データーの方が正しい人たちは 認識できない


まるで魔法の眼鏡があって
データー にしか 焦点があわないみたい

データーのほうが 大事

目の前で泣いている人がいても

心が動かされない
心は動かない

いいですか
データーによると

あなたが悲しいわけがないんです。

いいですか、あなたは 自分の感情を まちがって認識している。


たくさん 死んでいても

いいですか この死んでいる人たちが
たくさんか
たくさんでないか
ということは

全体の数字をみてみないとわからない

わたしのてもとのデータによると
ぜんたいから この数字は たった数%です。
だから

このぐらいの人が 死ぬのは、あたりまえなので

このくらいは べつに死んでもおかしくないんです。


そんなふうに
感情を交えず つじつまをあわせて 説明できる

そんな能力は素晴らしいと褒め称えられ
ご褒美がもらえる

そんな 世界が ニポン國には広がっている。

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