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クバラ自パラ話 vol.01 鬼門のマフォット


「人聞き悪いなぁ。僕は勝てる戦いしかしない主義なだけだよ」
「お腹空いたから帰る、って……こっちの準備が出来たから呼びに来たっていうのに、自分で言ってたこと忘れちゃってさ……あぁ、もう……育て方を間違えたかも……甘やかし過ぎたかな……」
「蛇に睨まれたような顔しちゃってさ」軽やかに笑う彼の片手は強ばって握られた私の手を包み、もう片手は私の首飾りの先端、紫苑色の鱗を柔らかく弄んでいる。耳の先端まで熱を持っているのが分かる。手が鱗を離れ、チェーンをなぞるように近づいてきて、そのまま私の頬に触れる。「……怖かった?」「え?」哀しそうな声色で謝られた気がして、不意を突かれたように顔を上げた。……目が合った。合ってしまったのだ。本当に恋に落ちると分かっていたのに。──『ダズリング・ナイト・ダーカスト・アレー』より
「んふふ。まぁ、兄様の肩の荷を増やしてるのは、他ならぬ私なのですけれど。んふふふ……」──『アゼンタ・オフライン』より、虚無のトモエ

鬼門のマフォット

Twitterでの呼び方:まほ兄、兄様、マフォニキ、壁お兄さん
性別:オス
年齢:人間年齢28歳の時に不死化、実年齢2834歳
身長:182cm、高い
一人称:僕
イメージCV:遊佐浩二

好きな物:それが何であれ、美しいと認めたもの
嫌い・苦手な物:物の貸し借り、逆ナン(自分から声を掛けるのは好き)
趣味:ウインドウショッピング
誕生日:10月16日
誕生日の由来:聖書より、マタイによる福音書10章16-25節「蛇のように賢く、鳩のように素直に」

コーデ傾向:洋風、ゴシック。露出度極低。重めの寒色系でモノクロ、紫、青メインの王子系。露出過多や現代風(スーツ除く)、暖色やパステルカラーは似合わない。
ヴァンパイア、ローズリボン、ブライドナイトの黒いやつ等。

好きな食べ物:魚介パエリア
嫌いな食べ物:鶏肉(パサつくのが嫌)
好きなお酒:マリアンヌ
好きな寿司ネタ:カツオ、生ハム

イメージソング


1. BLACK DREAM DAY/リリィ・ミズサキ(水崎うき)


2. LUNE/M2U


3. ダンスパーティーの夜(ZERO TAKES Ver.)/THE PINBALLS

(アルバム試聴動画)

4. アドレイション/ARCAREAFACT



5. すべては君を愛するために/宮内タカユキ


6. Midnight/Swingowers

7. POISON/布袋寅泰


8. TSUNAMI/サザンオールスターズ

動画割愛

概要

地獄の門番に流刑となった海蛇の皇子。アゼンタを蘇生させた飼い主。キザで若干ナルシストな上にナンパ癖持ちだが、卓越した錬金術と人心掌握術はギルドに欠かす事の出来ない存在。一方で何でも1人でやろうとしがちで、たまに仕事を抱えすぎて自爆している。ストレス発散が意外と下手。

アゼンタらと同じく、人間の姿に変身しているだけで、本体は紫苑色の大蛇。四肢を持たない蛇であるマフォットが完全に人型になれているのは高い実力の証拠。
その分自滅的な戦法を取ることも多く、両手剣を扱った時にはわざと腕ごと噛みつかせてから口で剣の柄を押し込んで顎を切り落とす、といった諸刃の剣もいい所の手段をとったことがある。ただし両腕と片脚を持っていかれたとなると、マナポーション無しでは蛇の姿に戻ることすら厳しいようだ。(『マフォット・オフライン』より)

潰れた右眼は流刑の戒めとして自ら潰した魔眼。左眼にもまだ残滓があり、一晩に一人程度なら魅了効果と記憶削除を行える。

魔眼:卓越した錬金術を持つ者に宿るという、物質の要素を見る力。色合い、硬度、用途、どんな形かと言った大雑把なものから元素配列まで見抜くことが出来るという。物質に含まれる要素を効率よく組み合わせる高度な合成を行う時に用いる。(例えば「純金」を作りたければ「純金」の要素である「光沢のあるオレンジ色」「軟らかい」「重い」「熱伝導性が高い」…といった要素たちを別の物質から持ってきて、邪魔な要素が入らないような試験管の中のような場所で組み合わせる必要がある。なお、この解説はものすごく単純化されており、本来は何百何千の要素を用いるとても複雑な技術である)
現時点では海底都市の蛇の王族だけが魔眼を用いているが、用途は錬金術に限られている。誰も人間に対して使わなかったので、魅了効果や記憶措置はマフォットのみが効果を知った上で活用している。もちろん使っていないだけで蛇の王族の魔眼にも記憶措置効果はあり、マフォットも今なお高度の錬金術師である。

強気で恋愛に疎い、手強い女性ほどやる気が出るタイプ。
なお本当に好みのタイプは「傅いて忠誠を誓ってもいいと思えるような女性」。これは誰にも言っていない。

海底都市に暮らす種族は豊富な地下資源を活用した魔術学に優れており、特に海蛇の王族は突出した錬金技術を持っていた。地上の人間よりも遥かに高度な技術を用いていた彼らは人間と神々のパワーバランスを保つために12神から地上との交流を固く禁じられていた。
海や湖が近い水辺の地方には、共通して「海蛇と恋をした人間が迫害を受けた末に自ら命を絶ち、悲しんだ海蛇が水面に残した瞳が空に映って月になった」といった旨の童話がいくつか残されている。本人こそ多くを語らないが、この海蛇がマフォット本人で間違いないだろう。
禁忌を破ったマフォットは地獄都市パヴァの四方の門のうち、最も現世から離れた鬼門の番へと流刑となる。早々に現実を受け入れたマフォットは助手として純血の単頭ケルベロス・トモエを従えて門番を担う。現在はトモエを長女とした“地獄の番犬四姉妹”に鬼門の守りを任せることが多く、ある程度自由にパヴァや地上に出歩いている。
ストレイエになったのはかなり遅く、ユミコやカインよりも後輩。 普段はパヴァやギルド酒場に滞在し、有事の際のみ表に顔を出す。

人間年齢28歳が蛇の何歳なのかは不明。2歳かもしれないし、数百歳かもしれない。

コエヌビアが水を嫌うのが幸いしたのか、海底都市は変わらず繁栄している。だがエルデンバウムの港が枯れ果てた話やマフォットが地上でストレイエになったことなどは噂を通じて流布しており、水生動物や都市の民の中には未だにマフォットを尊敬し、王族への復帰を望んでいる者も少なくない。

マフォットの長命は、存在そのものが全ての生物の生死のルールに組み込まれているが故の不死。天国や地獄といった概念の一角として鬼門の番が存在し続ける限り不死身。全ての神々が死に絶えて天国と地獄に振り分けられても彼の役目は続くのかもしれない。なお、自決用の毒は予備も含めて既に作り終えている。

パラメータとしてはTV壁・4確・服スミスを担当(2021/12/06現在)。
現パロでは医者役に回ることが多い。


comments

自パラ話個別記事やるぜやるぜチャレンジ、栄えある第1号はマフォット兄様でした。
何でだよ。分からん。

マフォットは最初、ユミコお嬢様よりも先にいた魔導具男パラでした。槍ロリのベラスケス、アゼンタ、イーガルしかいなかった頃、彼らにない要素である「金髪褐色魔法お兄さん」で作るというコンセプトはずっと変わっていません。
どうしてこうなったんだろう。
メギストン代役作るぞ!って時に紫隻眼にして、メギ代役としても1キャラとしても使いまわせるように片目隠れ前髪にして、なんか知らんけど遊佐浩二の声が聞こえてきた(原因:当時やっと真面目に特撮にハマって久々に電王挿入歌を聴き直していた)のでこうなりました。分からん。俺が1番分からん。

海蛇の絡みは完全に後付けで、メギ代役(同じ顔をした別人)とメギユミの要素をまぜまぜした結果、2〜3ぐらいバージョンが古いマフォットは恋のライバル的なアレになったわけです。同じ顔をした別人……いいよね……不穏だよね……僕でもいいよねみたいな……こう……リンゼルのダークリンクとか(まじでこれだわ)、ダメタとかシャドビィみたいな……
マフォ兄様が「ユミちゃん」って呼んでるのはその名残ですね。可愛いから残してるだけで、今は別にLoveはないと思うよ。どちらかというと妹可愛がり。
でもマフォ兄様を完全に壁パラにするなら純双剣のお嬢がスキポ余る予定なのでそっちに4確させるかもしれん。あるいはまた別の誰かに。

察しのいい方はお気づきかもしれませんが、ワンピースのサンジくんととんでもねえ被ってますね。見た目含め。
でもナンパ王子様がドス重い過去持ちなの好きでしょ?俺も好き。

現在マフォニキは街ですれ違う可愛い子にウインク飛ばしたり(隻眼じゃねーか!!隻眼は相手に髪で見えないからそれっぽく目を閉じて首傾げるとかそんなん)投げキッスしたり一人飲みの女の子に相席するとか路地裏壁ドンとかしてると思います。でもナイアータ様にご執心になってからはそういうの減ってナイアータ様口説いてると最高だと思います。
そうだよねすぐ死ぬ人間よりもナイアータ様みたいな長命で知識の使い方もよく分かっているエルフとくっつく方がマフォ兄様的には幸せなんだよね。
あの日出会ったのが地上に知識を撒き散らし無限の方角へと乱暴に発達させていく人間ではなく、求道を続ける若き日の魔導士だとしたら?
……マフォアータください!

全員分簡易版


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