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あっちゃん

中学の頃に激ハマりして、その後のV系好きを決定づけたB-T。
推しメンは星野さんでしたが、あっちゃんのたぐいまれなる美しさは誰も文句つけようがない圧倒的な美だなあと感嘆していたものです。

出会いはミュートマだったっけなあ?
『…IN HEAVEN…』のPVを観たのがきっかけ。

そしてアルバム『SEVENTH HEAVEN』を聴いて、過去作遡って、
ってことにちょうど重低音がバクチクしちゃって一躍有名になった矢先に
今井さんがアレでアレしてからかわれたりしたなあ。

ライヴも一回だけ行った。『SEVENTH HEAVEN』ツアー。
大阪厚生年金会館かなり前の方の席で興奮、
間近で見るあっちゃんが綺麗すぎて興奮、
赤い薔薇がどさっと降ってくる演出に興奮。
(あのころチケット3500円ぐらいだったよなあ、と遠い目)

『TABOO』、『悪の華』、『狂った太陽』までで離脱してしまった。
理由はまあ自分がリア充になったこともあるんだけども、
あの人たち音楽性コロコロ変わるやん(褒めてます)
「私の好きな感じじゃなくなってしまった」んですよね。

その後もうずっと離れていたんですが、
X(旧twitter)で訃報を知りました。

突如襲ってくる喪失感がどうにもできず。
推しメンでもないし、もうずっと離れていたくせに、
何をそんなに悲劇のヒロインぶっとんねん、ともう一人の自分がツッコむ。
でもどうしても、何かをしていてふっと気を抜くと考えて、ふさぎこんでしまう。
追悼に久しぶりに曲を聴いてみようか、と聴いてみたけど余計に悲しくなってすぐやめた。
日常生活は落ち込むこともふさぐことも許してくれず、
いつも通り仕事に行っていつも通りの顔でカーチャンせんならん。

ライブ予定だったか以上でお別れの場が設けられていると知った。
調べてみると大阪はまだこれからだった。
日程も、ちょうど旦那が休みの日だった。

これは、行っとけってことでしょう。

というわけで行ってきました、Zepp Osaka Bayside。
グッズ販売の超長蛇の列を素通りし、お別れだけ。

寄せ書きのターポリン、たくさん用意してくれてあったので、ゆとりをもって書けた。
こんな全然ちゃんとしたファンじゃないヤツが書かせてもらってごめんね、と思いつつ。

ささーっと書いてささーと帰るだけみたいな感じになったけど、これで気持ちに区切りをつけられるかな。

35年間、解散することもメンバーチェンジをすることもなく活動を続けてきた彼ら。
それがこんな形でメンバーが欠けることになるなんて、ね。

最後の最期まで美しく気高かったあっちゃんでした。
ありがとう、またね。

落ち着いたら好きだった頃のB-Tをまた聴きたい。
もう音源は全部手放してしまったけど。
今はアレクサやなんやで簡単便利に聴けるけど、
…IN HEAVEN…」のあとには「CAPSULE TEARS -PLASTIC SYNDROME III-」が続いて欲しいし、「ICONOCLASM」から「TOKYO」の繋ぎは神がかってるんだよ。
やっぱりアルバムで聴きたいなあ。

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