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殺人に至る教え〜アマネさんの殺害方法考察〜

はじめに

アマネさんって、小学生じゃないですか。一体全体どのようにしてお母さんを殺したんだろうな〜って、気になりませんか。まあそういう感じの話題をDiscordで見ただけなんですけど、とにかく殺害方法があんまりはっきりしていないわけです。なんにせよ「目を潰した後、喉を何かで貫いた」ことは確実なのだと思うのですが、前述の通りアマネさんは立派な小学生。しかも、諸々の描写により非常に非力な事が予想されます。不意打ちで殺そうとしても、狙いを外してしまう可能性は高く、相手は女性といえど外してしまったらなかなか危険。愛しているお母さんだからということもあり、不意打ちで一突きというのは躊躇してしまう可能性は高く、成功する確率は低いといえます。じゃあ、どうやってアマネさんはどうやってお母さんを殺したのでしょうか。
あとこれは完全に私情なんですけど、アマネさんの自我暴力性葛藤とたしかな優しさと…とにかくアマネさんがちょっと後ろ暗い方向に好きすぎる私にとって、アマネさんの意思が最も出てきてそうな殺害方法というのがめちゃくちゃ気になるんですよ…気になる…気になる…

ということで、今回はアマネさんのお母さんの殺害方法についてひたすら考察していく記事になります。ちょっとした気付きから妄想を広げてったゆる~い記事なので、間違いがあっても笑いあって赦してくださると助かりますね。この考察、「脚本の人そこまで考えてないと思うよ」って言われても文句いえないくらいぐらいのエグめの深読みなんで。
また、この記事でのアマネさんの解釈は完全に↓の記事からのものであるため、読む前にある程度目を通しておくと良いかもしれません。
URL:https://note.com/uei_iei_hyih6321/n/nfcdb4e0f5af2

アマネさんの殺害方法

殺害時の状況について

考察はまずは状況把握が大切だと私は思っていますので、とりあえず、画像とともにMVを鬼リピして気づいたことを綴っていきますね。これで大まかな状況を把握できれば万々歳だと思います。

①ラスサビ前の描写が共通している

こっから
こうなったのか

おおまかな流れが見えてきてなんか…つらいっすね。

ここ、↑の描写ではちょっとずつ立ち直ってるみたいな構図なの…なんか…意図的ななにかを感じる

若干こじつけくさいけど、どっちもこのあと覚醒する描写は変わんないのでたぶんここも重なってるかなぁと思います。どっちもなんか見てるしね。

ここで祈ってる手を引きながら顔がドーンと現れるのも少し意味深。ほんとに心の底から信じているわけではないんだろうな…
この爽やかな顔よ…!

ここの2シーンは構図といい歌詞の感じといい絶対重ねてありますよね。

(ここに簡単な締めの文を挿入)

②-1ラスサビの諸々の描写が一審と二審で違う

ラスサビのところをよーくよく見返してみると、大雑把な構成は一緒なのですが、細かなところがあんまり噛み合っていないように感じるんですよね。まずはおそらく凶器の暗喩である丸いステッキ。

かわいい…この背景地味に謎では?
このアングルの緊迫感やばい

ラスサビでアマネさんの握ってグルグル回しているものは、どちらも先端に丸いのがついてる棒状の物で共通しているように見えますが、これまた重箱の隅をつつくような態度でMVを眺めていると、元のモチーフ自体違うことに気づくと思います。

ちなみに雷には「神の怒り」という意味があるらしいですね

↑の画像のように一審には雷のモチーフがあるのでスタンガンっぽいものの暗喩の面のほうが強いと思います。キラキラの描写はずっと血的ななにかだと考えていたんですけど、スタンガンとして考えてみると、単純に電撃のデフォルメ表現かもしれませんね。


めっちゃスクショ写りの悪いアマネさん

ここのなにかを放出している感じの演出も腑に落ちますし、おそらくスタンガンで間違いないと思います。たぶんお母さんの所持品↓を持ち出したんでしょうね。

ちょっとこじつけだけど

しかし、さっき貼ったラスサビ前の傘とステッキの重ね合わせや、↑の少しビニール傘っぽく見える描写などなど、二審の方のステッキはまんまの描写っぽいです。また、ラスサビ中に回されているこのステッキに血がついているという小ネタもあり、傘が凶器であるほうがしっくり来る気もします。
これではどちらを凶器として使っていたのかがわかりませんよね。おそらく実行したであろう「目と喉を潰す」という歌詞の表現にスタンガンはあまりにもそぐわないけれど、冒頭で言った通り、で目を一突きして殺すのも無茶だし…うーん…

…少し短くなってしまったので、よりMVが現実に即している方(二審)の細かい時系列をまとめてみようと思います。そこから何か見えてくるかもしれないので。

①猫が殺されているのを発見
②決意
③ニコニコで帰宅
④ここで心象風景(ラスサビ)に突入
③-1アマネさん暴走(お母さんに加害している?)

(ちなみにここの紙吹雪がカラフルの、個人的には「世界が色づいた=晴れやかな気分である」、「自我が確立して宗教に染められなくなった」ことの暗喩だと思ってます。大元の解釈ありきですが)

③-2ステッキ回し1回目、血はついていない→加害中に傘は使っていない?
③-3ステッキ回し2回目、先端は見えないため血がついているか否かは謎(殺害中の可能性あり)
③-4ステッキ回し3回目、1回目と同じアングルで血がついている(殺害後)
④現実に帰還、明らかに殺害後

…加害を始めてから傘(ステッキ)を使うまでに、空白の時間がありますね…
抜かれてるカット的に傘で殺害していることは確実だし、ぶっちゃけただの演出の都合では?とは思うのですが、ここはミルグラム。ムウさんであまりにもロックな騙され方をした私からすると、なにかちょっとした仕掛けがあるようにしか見えないのです。率直に疑心暗鬼なだけとも言う。歌詞的にもMVの流れ的にも心象風景が始まってからずっとお母さんに対して加害していることは間違いないため、帰宅中から描写しているとは考えづらい………もしかして、この空白期間にスタンガンを使っていた?
そういえば、スタンガン発動中と見られるこの画像、背景の意図があんまりわかりませんでしたよね。

まあぶっちゃけ深読みですが、ここの背景、なんでこんなにキラキラが多いのでしょうか。映像にしてみると、ステッキからの出てくるちっちゃいキラキラも相まり目に悪いぐらい光っていますよね。そういえば、このキラキラって電撃のデフォルメ表現だったような?それがなんでこんなに画面いっぱいに広がっているのでしょうか。

ここなんて、アマネさん自身も発光してるから輝度が大変なことになってますよね

背景のバッチリ原色も、プリ◯ュアの踏襲だと考える事も出来ますが、なんか、チープというか、随分と抽象的ですよね。青空などの爽やかな背景だったりしたほうが、せっかく変身したアマネさんの姿が映えると思いませんか?確かにアマネさんのイメージカラーは水色であるものの、先程のようにマーブル模様にするなど、もう少し手を加える事ができるような…うーん…
水色…抽象的なもので、たぶん一般的に水色で表されるようなものに関連しているもの………水、だよな。たしか、アマネさんはお風呂場で水責めをされている描写がありました。

ということは、ここはお風呂場電気らしきものがたくさん描写されているのって、スタンガンをお風呂のなかで発動させたから?調べたところ、「スタンガンの電気の通り道は電極間のため、そこから遠く離れてしまえば電気は著しく弱まる」らしいため、実際にここで息の根を止めたり意識を奪ったわけではないのでしょう。きっと勤勉なアマネさんはこのことをある程度推測していたのでしょうね。ここまではあくまで「おまじない」、↑の画像通り、もらった分を返すためのものだったのでしょう。じゃあなぜ、おそらくおまじないが終わったのにも関わらず傘で急所を狙って殺害したのでしょうか。

②-2殺害後の描写から考える

アマネさんはスタンガンと傘どらちも使ってお母さんを殺害している、というのが先程出た仮説でしたよね。傘云々で不鮮明な点はありますが、しっかりとした説得力もある気がします。しかし、これを結論とするには明確な根拠具体的にアマネさんがしたことの把握が足りない…と、いうことで!殺害後の描写を見ながら、殺害時の状況と凶器について考えていこうと思います。殺害後の描写というのは、この下の画像1枚ですね。

ちなみにこの後私達に注がれるアマネさんの冷たい視線めっちゃ好きです。もっと浴びたい

この画像から分かることを、凶器として傘を使い殺人したというのがわかる根拠(=黄色)と、スタンガンを使い殺人したというのがわかる根拠(=赤)に分けて示したのがコレです。画面の中心に情報がまとまっていたため、少しトリミングしました。

見づらかったらすいません

結構わかりやすい証拠はこんな感じです。
ちなみになぜ傘で殺した根拠のほうに「外が薄ら明るい」というものがあるのかと言うと、この描写があることで、

このシーンのあとに殺害したということがより鮮明になっているからです。雨が降っているときの4時頃って、季節にもよるんですけど、カーテンをかけるとちょうどこのぐらいの薄暗さになるんですよ。夜であったり晴れていたりしていなさそうなことが分かる、という点で、少々分かりづらいですが証拠に入れてみました。
(ちなみに季節は特定できませんでした。MVにカレンダーは写っているものの、日付などは特に描かれておらず…短スパン内におそらく2度雨が降っていること、アマネさんが長袖短パンであることから、春〜夏にかけての梅雨の期間だと思います)
あ、あとこれは私の解釈なのですが、アマネさんの中では潰した認識だけど、ステッキの血のつき方、傘の形状などを考慮すると突き刺したのほうが表現として正しいと思っています。

ここまでそれらしい根拠が出てくるとなると、やっぱり先程の仮説はあっていたっぽいですね。しかし、具体的にアマネさんがしたことがまだ不鮮明のため、これまたこの画像を使い考察していこうと思います。

今度は主に水滴に着目して考えていきます。まずこの水滴、形や大きさ的に、お風呂場→リビングという順路で垂らされたことがわかりますよね?綺麗に水滴の後が大→小に並んでいるので、結構わかりやすいと思います。

画像がちっちゃい!

おそらくこの水滴、お母さんがスタンガン&水責めに耐えきれず、お風呂場から逃げてきた、ということを示していますよね。お母さんがアマネさんへどのようにおまじないをかけたのかどうかは定かではありませんが、一般的に水と電気というと感電をイメージしてしまうもの。いくらそれが危険でないとはいえど、お母さんが逃げてしまうのは仕方ないことだと思います。お母さんの実際の心中は汲めませんが、愛する子供に急に牙を剝かれ、混乱していただろうことは確実ですし。正当な理由で仕返しされていると自覚していても、愛娘の暴力性に相当堪えたのだと思います。
…あれ?逃げることって…たしか…

…愛する人の暴力性を、アマネさんは決して逃げず受け入れたけれど、お母さんは恐怖に耐え兼ね逃れようとしたんですね。
アマネさんは、「お母さんは禁ずべきタブーに触れてしまったから、彼女のためにもおまじないをするべきだ」という思想を形成することで、お母さんに報復する意味を手に入れました。その意味意味として貫きとおすためには、そんな思想に至るぐらい、アマネさんの中で清廉で信仰深い信者でいなければならなくなってしまいますよね。罰から逃れようとした、堕ちきってしまった信徒に、清廉で信仰深い信者がすべき行動。アマネさんが、自分の私恨を、完全に果たしきるためにしたい行動。
…お母さんが、おまじないから逃げたその瞬間、アマネさんの中で「道を外れる前に果てさせる」ため、という立派な殺しをしていい理由が出来上がってしまったんですよ。だから傘で刺し殺したんです。最悪…

③時系列、殺害方法

…いい感じの結論も出たところなので、最後に時系列の整理と最終的な殺害方法をのせて「終わりに」に移ろうと思います。ちょっと締まりは悪くなるけど、こういうまとめ的なものはのせておいたほうが良いかな〜と思いまして。そっちのほうがわかりやすいもんね。

①アマネさん、覚醒

ここから目がぐるぐるしはじめるのは、ここで自分が「宗教に洗脳された」ということを示したいからでしょうか…?

②→ニコニコで家に帰る

満面の笑みだ…

③スタンガン発見、殺害準備完了

この歌詞でこのシンボル出てくるのさぁ…なすり付ける対象に希望って…そんなアマネさんも好き♡

④加害し始める

ここの足のカット、焦燥感がエグすぎるため考えた人天才だと思ってます

④-1水責め&スタンガン、ここでおそらくお母さんは瀕死

爽やかな顔…
二審で言うとおそらくここでしょうか

⑤お母さんが逃げ出し、それを追う

逃げ出すところには、それらしい画像がありませんでした。3審ででてくるかなぁ…出てきたら地獄だなぁ…

ここの「いい子」って自分でしょうか?見ている対象に対して言ったってことはつまりそういうことですよね…
蛇足ですが。ここの床のへんな模様、なんか水滴の示唆にしか見えなくて…ちょっと深読みしすぎやね

⑥瀕死のお母さんの目と喉を潰し、攻撃し続ける(トドメ)

泣いて悔やんで跪きながらごめんなさいって言われても鬱憤が晴れなかったのかなぁ

そういえば、この前YouTubeのコメント欄で見たんですけど、ここの「べーだ」を「ヴェーダ」(法典)にかけてるっていう説天才だと思います。こっちの考察にも合うし。

…!?

⑦アマネさん、現実に戻ってくる

冷たい視線好き〜〜〜〜〜〜〜♡♡♡♡♡♡♡
部屋模様が妙にリアルで怖いですね…玄関は散らかってるけど中はこざっぱりしてなんもないのとか…

ちなみに、ここの死体の色水滴の一つ一つの大きさ的に、このシーンは殺してから相当時間が経っていると思います。素人の推測ですが、血の気が完全に引ききっているおり、大きな水滴以外はほぼ乾燥しているため、30分以上は経っていそう。でも血自体はそこまで乾いていなさそうだし、酷い出血だから、死亡したあとも何度か傘を突き立てたのかな。
一応↓に色差を貼って置きますね。

ブラックモードで執筆してるせいで白が眩しい…!

⑧ミルグラムに収容され、今に至る…

ここらへんは絶対に私達に向けて言ってきてますよね…

今回の結論、つまりアマネさんがお母さんの殺害した方法もまとめて置いておきます。
①まずスタンガンでお母さんを気絶させ、水責めをする
②より効果的に仕返しをするためか、アマネさんがお風呂場の水にスタンガンを沈め発動しながら水責めをつづける
③怖くなったお母さんがお風呂場からリビングへ逃げ出し、アマネさんがそれを追う
④すっかり萎縮しきって隙だらけのお母さんの目に、おそらくどこかに立てかけていただろう傘を脳天ごと突き刺す→おそらくここでお母さん死亡
⑤鬱憤を晴らすためか、目から傘を引っこ抜いて喉も傘で突き刺す。出血の多さからその後も何回も傘を身体に突き立てていたと思われる

終わりに

今回はちょっと短めでした。字数的にどうかな~と思いもうひとつ別の考察も同じ記事にまとめて出そうと思っていたのですが、こっちの考察であまりにも画像を使いすぎて絶望的に重くなったせいで断念したんですよね。
使ってるスマホがカスなのもあって、マジで一回データ消えかけて焦りました。消えなくて良かった…もうひとつのほうの考察もいつか出します。いつかね。めちゃくちゃ短いしDiscordで半分くらい話しちゃってるけど、少なくともこっちの爆深読み記事よりは根拠のありそうな感じだと思います。この考察も面白いとは思うんだけど…
ちなみに表題はまんま「殺戮に至る病」のパロディです。コレに関しては読んだことのあるミステリーでパロディができそうやつを無理矢理見つけて表題にしただけなんで、あんま意味はないです。ちなみに、小説に関してはめっちゃ面白かったですよ。ネタバレが絶対ダメな本。それはミステリー全般に言えることだろうと言われたら否定はできませんが…
個人的に後書きと前書き合わせての記事に対する割合が4割以上になると読みづらいと感じているので、締まりは悪いけれどコレで終わろうと思います。前書きを長く取りすぎたな〜
アマネさんに幸福があることを私はいつも祈っています。それだけです。


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