タバコ
地方民は辛い、都会の友人に久方ぶりに会うと、その都度辛さを思い出す。
楽しければ楽しいほどだ。
そろそろ帰らなくてはならない、「最後に1本だけ」帰る間際に一人で吸うタバコは何とも言えない。
さながら最後の抵抗のような感じといったところか。(日本語ダメそうですね)
部屋の外に出る。外は暗くなり始めた。
帰路に着くであろう人が目に入る。
私もそろそろ帰らなくては。
今から帰ったら明日が辛いとか、帰ることを考え出してしまい、名残惜しくなる。
この感情を自覚した瞬間、正直さっさと帰りたくなる。
ぐちゃぐちゃした感情を遠ざけるために、「帰路に着く」というタスクに意識を向けたい。
遠征勢のここが辛い、帰るまで結構時間がかかることだ。
後の祭りの体感時間が長いのだ。
次の祭りは何時なんだ。
都会に生まれただけでずるいぞ。
楽しい時間が終わって解散したあと、15分以内には家に居たい。
生まれた場所がたまたま都会だったってだけではあるが、ずるいぞ。
都会生まれはそれに感謝してなさそう。(偏見)
泊まり掛けで遊ぶときの友人宅に向かうまでの道中。
深夜のコンビニ買い出し。
これらは私が好きな時間だ。
対極に位置するのは夕暮れのタバコ
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