【初心者向け】仮想通貨ボット解説②API・ライブラリ
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こんにちは。めんです。
今日はAPI(Application Programming Interface/アプリケーションプログラミングインタフェース)とライブラリについて説明します。
前回のリンクはこちらです▼
【初心者向け】仮想通貨ボット用語解説① AWS Cloud9概要
API(Application Programming Interface/アプリケーションプログラミングインタフェース)
APIは
アプリケーション(Application)
プログラミング(Programming)
インターフェース(Interface)
の各英単語の頭文字の意味ですね。
仮想通貨ボットに限って例えると、アプリケーションとはbitFlyer、Coincheck、Bitmexなどの仮想通貨取引所が提供しているWEBサービス、プログラミングはAWS Cloud9で実行しているBOTのプログラム(pythonファイルなど)ですね。インターフェースとは、インター(〜間)フェース(異なる領域)で、人間で例えると、
目・・・「脳」と「外界の視覚情報」のインターフェース
鼻・・・「脳」と「外界の匂い情報」のインターフェース
耳・・・「脳」と「外界の音情報」のインターフェース
と例えることができますね。つまり、ここでいうAPIとは仮想通貨取引所のサービスを外部から利用できるようになるサービスということになります。
APIは基本的にそのサービスを提供している会社内部で作成されており、提供する側のメリットとしては、外部から自社サービスにアクセス可能なAPIを用意することで、外部のエンジニアなどに様々なものを開発してもらい、
自社サービスの利用を促すことが考えられるかと思います。利用者側のメリットとしては、今まさに皆さんが利用している仮想通貨ボットのように、プログラミングすれば独自ルールにそって自動取引などが可能になることだと思います。
ライブラリ(library)
ライブラリは英語だと図書館という意味ですが、仮想通貨というかAWS Cloud9で使用するpythonに関して説明すると、他のプログラムから利用される前提で作られたプログラムの集合体をライブラリといいます。また後ほど詳細を説明しますが、関数・モジュール・パッケージの総称を指します。種類としては、
標準ライブラリ・・・Pythonに付属していてすぐに使えるもの。
外部ライブラリ・・・環境にインストールしてから使うもの。
があります。FCOIN用マーケットメイカーBOTの解説noteで、以下のコマンドでライブラリをインストールする手順を書きましたが、
sudo pip-3.6 install ccxt
sudo pip-3.6 install simplejson
sudo pip-3.6 install requests
sudo pip-3.6 install datetime
sudo pip-3.6 install numpy
sudo pip-3.6 install pandas
sudo pip-3.6 install timestamp
sudo pip-3.6 install fcoin
sudo pip-3.6 install slackweb
sudo pip-3.6 install pytz
sudo pip-3.6 install BeautifulSoup4
sudo pip-3.6 install urllib.request
これらは標準でCloud9のインスタンスになかったため、pythonプログラムでimportして使用するためにインストールしてもらった外部ライブラリとなります。
このような外部ライブラリは、有志のエンジニア達がGithubというWEBサービスで開発されていることが多いです。また、各仮想通貨の開発は基本的にGithubを拠点に行われています。
では今日はこの辺で。
お疲れさまでした!!
次回のリンクはこちらです▼
【初心者向け】仮想通貨ボット用語解説③Cloud9でBOTが稼働する仕組み
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