エデン
✷ わたしは宗教をもっていませんが、
読書が好きなので聖書は読みました。
世界一読まれている本(教典)だから、という理由で。
聖書には”面白い”ところがたくさんありました。
その中から自分が何かを思った部分をたまに。
おそらく世界中の人が知っているこの創始から。
★★★★★
女 <イヴ・またはエヴァ>は
男 <アダム>のあばら骨から造られた
エデンで女は神の言いつけに背き
ヘビに誘惑されるがまま
考えもなしに園の木の実を食べてしまう
善悪を知る実を
それがあまりにも美味しかったので
イヴはさらに夫となったアダムに
木の実をオススメし
アダムもしかり、考えなしに木の実を食べてしまう
知恵を持ったふたりが
裸であることに恥を感じ
いちじくの葉で腰をおおった
怒った神が「なぜ食べたか」と問いつめると
アダムはイヴのせいにしイヴはヘビのせいにし
ヘビは神によって呪われたイキモノとなりました
★★★★★
だから、大半の女性はヘビがキライなのでしょうか。。。
まぁそれは置いといて、
紀元前から記された聖書冒頭の創世記の中でさえ
「女は愚か」で「男は女に弱い」…と描かれる。
そこから数千年経っても、こんなに文明が未来化しても、
人間だけが変わらない営みというか業を続けている感じ。
いつまでも「女ってこう、男ってこう」みたいな括りが
ずっと同じで来ているのにはかなり違和感を感じてしまいますね。
ぬるい湯に浸かり続けて体が鈍磨したような、
長年の不眠のせいで厭世的にひねくれたような、
この、人類の進化のしなさ、こそが
永遠に背負わされた「罪と罰」そのものなんでしょうか?
★★★
イブ<女>は神に背いたので出産の苦痛を与えられ
アダム<男>は一生、働き続ける義務を課された
★★★
どうして。
なんか言いたいことが浮かぶのですが
うまく言葉におき換えられない。
ちょっと話は変わりますが、神様って、
最初はヒトを不老不死に設定していましたよね。
アダムとイヴが云う事きかないでいたから怒ってしまって、
寿命を決めちゃったんだけれど。
ちなみに「寿命が決まってしまった」といっても
不老不死だったはずを8~900年くらいに縮めただけです。
しかし、わたしが思うのは
寿命が900年もあるとするといったいどのあたりくらいまでを
「若さ」と判断してよいのか?
・・・・・すごく興味があります。
逆に「老い」が300年くらい続くのかも?
と考えたら… おそろしい。
その寿命設定のほうが、出産の苦痛よりも
あきらかに罰だったのに…
と感じるのはわたしだけでしょうか。
✷✷✷タロット叶屋~カナエヤ ブログ
✷✷✷もうひとつの仕事で心理師をしています。
よろしくお願いします。