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タブラ・ラサ
『タブラ・ラサ』
―何も書いてない板
この言葉はラテン語だそうですが
直訳すると<何も書いてない板>となります。
まだ紙というものがなく
板に文字を書いていたころの言葉だということ。
心理学前史や美術用語にも使われるそうですが
とても印象にのこる響きですし、意味も美しくて好きです。
生まれた国や時代
性別や両親や星座や血液型は変えられない。
宿命と奇跡と選択と経験と言葉によって
「自分」は出来上がっていたり、造られていく
真っ白なままでいたくても
重たい鉄の扉の前で
うな垂れてしゃがみこみたいときは
この言葉を呪文にして唱えよう
タブラ・ラサ
最初はみんな真っ白だった
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