【4711パラレル】ヲダ先生とみずきっち
キャラ紹介
✻ヲダ先生
私立ドS高校の物理教師。
東大卒。IQ120。ムダな知識が多い。
自分の体で好きな所嫌いな所は? 好き:脳。嫌い:身長(あと3センチほしい)。
✻みずきっち
私立ドS高校3年生。
ヲダ先生への愛がアグレッシブ過ぎる女子高生。
自分の体で好きな所嫌いな所は? 好き:手の爪(特に薬指)。嫌い:胸(あと5センチほしい)。
ψ 測定器 ψ
「わたしの熱を測る時おでこと首に手のひらを当ててましたが、先生の手には体温計が実装されているのですか?」
「そんなもん付いてるわけないだろ。感覚だよ感覚。俺体温高いだろ? 俺が触って自分の手より熱かったら熱があるってことだ。日本人の平均体温は36.89度。意外と高いな。感染症法では発熱の定義は37.5度以上、高熱の定義は38度以上としている。また人間は体温42度以上では10数時間で死に至る危険性が高くなり、44度を超えると短時間でも酸素系に不可逆的な変化が生じ、回復できなくなるそうだ。40度超えたら医者行けよ」
「もし自分の肉体に搭載するとしたら、先生はどんな機能がほしいですか?」
「えー、俺改造されるのパス。この美しい体にメスが入るなんて、全世界が許さない」
「メスがイヤならハンダ付けではどうでしょう」
「余計ヤバいだろ。てかどんなSMプレイだよ。俺は基盤かよ。俺に搭載するよりドラえもんくれよドラえもん。アンキパンあったら入試もっと楽だったのに。高校通ってバイトもしながら受験勉強するのがどんだけ大変だったか。ドラえもーん」
「先生は毎朝ランニングしてますよね」
「日曜以外ね。5時起きで3キロランニング」
「サイボーグ009は奥歯を噛みしめると加速しますが」
「加速してどうすんだよ。俺は陸上選手でも佐川急便でもないぞ。授業30分で終わらせるか? 生徒も加速させろよ。てかお前何年生まれだよ。知らねえよそんなアニメ」
「アニメって知ってるじゃないですか」
「懐かしのアニメ大特集で見ただけだ」
「実はわたしの手にはある計測機能が備わっているんですよ」
「ほう」
「知りたいですか?」
「うん」
わたしは右腕を水平に伸ばして、手のひらを縦に、5本の指を思い切り拡げた。
「もっこり角度測定器です。1番上の親指から順に20代30代40代50代60代。先生の歳ならだいたい120d」
「やめろおおおお!」