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❝休眠預金事業における評価事例~こども食堂サポート・モデル化事業❞

Social-Impact-Day2021プレセッションに参加。
❝社会的インパクト・マネジメント❞をテーマにMalik(以下、YLR)が行う事業(ESG銘柄・活動団体への投資を含む)・地域活動の成果を可視化する上で、当事者ニーズ(地域課題)の適切な理解・把握。
成果の定量・定性的な把握、知⾒の共有など、事業・活動のスケールに向けた仕組み・モデル化を深掘り。

セッションを通じ、当該事業や活動の結果として⽣じる社会的・環境的アウトカムならびに短期~⻑期的変化を含めた社会的インパクトのimageを掴むコトができた。

その際、『休眠預金事業における評価の実践事例』として、こども食堂サポートセンターモデル化事業の発表があった。
●実行団体:こども食堂サポートセンター
     (福島・大阪・北九州・那覇市の協働)
●評価アドバイザー:群馬医療福祉大学 新藤教授

【ソーシャル・マネジメントの検証結果から見えてきたもの】
・半数近くのこども食堂団体が年間予算規模50万円未満で、6割が法人格を持たない
・こども食堂ネットワークとのつながりがある団体と食材の寄付に相関がみられた~要はネットワークに入っている団体ほど食材の寄付を受けることができている。
・制度化が図られている高齢者福祉の分野に比して、地域からの理解を得にくい
・活動資金の 確保が課題と答えているこども食堂団体が多い
・半数近くの団体が行政との連携がないこと等がわかった

【こども食堂サポートセンターに期待できる役割とは..】
頑張って取り組んでいる活動団体が孤立化しないためのネットワーク形成。物資や資金といった具体的な支援の循環モデルの構築が求められているetc..

これらの事例を参考に、YLRでは今後
社会的インパクト・マネジメントの体制を強化。
先駆事例の共有、専門家とのミーティング、
研修会への参加・視察など、コミュニケーション機会を積極的に増やしつつ、こども食堂(多様な居場所)の多拠点化を目指したい〆

主催:社会的インパクト・マネジメント・イニシアティヴ(SIMI)

YLR~Yaginuma Local Resourceの略

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