2024年西播磨県民局長懲戒事由への疑問
2024年に兵庫県知事斎藤元彦氏により、西播磨県民局長渡瀬康英氏に対する懲戒の根拠とされた、ファイルについて、菅野完さんの解説と推理の抜粋を作りました。
立花孝志に騙されたおまえら、どうかしちゃってません？ 兵庫県知事選・元県民局長・公用PC【菅野完氏 政治解説切り抜き】
https://youtu.be/Fz22bo1ZKfA?si=zZeSqMaRXzrYBS0N
--立花孝志と「週刊文春」の記者が会ったのは、選挙が終わった後なんです。12月1日の午後3時に会っています。
「12月1日の午後3時過ぎ、その場で、小誌記者が、立花氏のXアカウントを確認すると、A子さんとされる女性の顔写真と実名がアップされていた。
開口一番、『PCの中身、今、見てきました』
公用PCの中身を公開するとXで煽ってから2日以上、選挙ポスターの掲示からは1箇月以上が、この時点で経っている。この間、一切、証拠に当たらぬまま、元県民局長を誹謗中傷を加えていたと、自白したに等しい。
『A子写真館は公開しません』と投稿したが、実際の「A子写真館」のフォルダには、A子さんと思われる女性の証明写真が3枚入っているだけ」
--片山さんは、懲戒処分を下すという判断と、材料を集めた、とされる人なんです。朴正煕大統領暗殺事件の後の半年間の全斗煥みたいな立場にいる人なの。
--立花は、井ノ本と片山に、嘘を吹き込まれた。県民局長は、不倫してない。
立花孝志さん、元県民局長の公用PC暴露で嵌められてません？ 次々めくれる虚偽の主張【菅野完氏 政治解説切り抜き】
https://youtu.be/EwKJET-pq0E?si=4X-jlVIMSmnVlyl2
--県民局長は10年で10人と不倫しとった、それもどうやら無理矢理だった、と立花さんに吹き込んだ奴がおる。すると、立花さんの選挙ポスターの内容は嘘で、刑事告訴になる。
--斉藤元彦さんは、去年の8月に、県民局長のファイルを根拠に懲戒したということを説明するのに、一見して分かるデスクトップ上のフォルダにあった、と言っている。
知事記者会見（2024年8月7日（水曜日））
https://web.pref.hyogo.lg.jp/governor/g_kaiken20240807.html
文書問題に関する知事コメント
〔元県民局長の事情聴取の結果報告を受けたのが3月25日になります。
同日の午前中に片山元副知事が西播磨県民局に赴き、本人への事情聴取等を行うとともに、元県民局長の公用パソコンを引き上げ、調べた結果、本件文書のデータ、顔写真のデータなど、4つの懲戒処分事由。具体的には、本件文書を作成配布する行為、人事データ専用端末の不正利用、職務専念義務の違反行為、ハラスメント行為、この4つの懲戒処分事由に該当する可能性のある資料等を、一見して分かるデスクトップ上のフォルダから発見したということです。〕
--立花さんは、問題のファイルはUSBに入っていた、と言った。
--片山さんは、西播磨県民局長のPCとUSBを西播磨県民局から引き上げて、神戸の県庁本舎に戻って、自分のパソコンにUSBを差してみた。片山さんのパソコンには一太郎が入ってるから、拡張子が表示されることやアプリのアイコンが表示されないことのおかしさに気付かず、USBにあったファイルを、一太郎が入っていない県民局長のPCに入れた。
--県民局長のPCには、一太郎が入っていない。私物のUSBにあったファイルを開こうとすると、拡張子が表示されて、アプリのアイコンがない。井ノ本さんは、ファイルのプリントアウトを持っている。ということは、一太郎の入っているPCでプリントアウトしたことになる。一太郎がないと、プリントアウトできないから。兵庫県では、教育委員会を始め、一太郎を使っている部署が残っている。
--立花さんは、誰かから、ラインで県民局長のファイルのスクリーンショットを貰った。井ノ本さんは、ファイルのプリントアウトを持っていた。誰かが、一太郎の入っているパソコンに、県民局長のUSBのファイルを取りこんで、プリントアウトした。
--西播磨県民局長の「ファイル」は、一太郎の入っていない公用PCになくて、私物のUSBに入っていた。公用PCと私物のUSBを神戸の県庁本舎に持ってきて、私物のUSBのファイルを、一太郎の入っているPCに取り込んでプリントアウトしてから、西播磨県民局長の公用パソコンにファイルを移した。
--県民局長は10年で10人と不倫しとった、それもどうやら無理矢理だった、と立花さんに吹き込んだ奴がおる。それが片山と井ノ本だ。
＊参考
【兵庫県議会】令和6年10月25日 文書問題調査特別委員会（百条委員会）
https://youtu.be/CfFT8lotlYM?si=XZVlJN8fgfEwhiky
藤田孝夫議員：PCデータの取扱いについてお伺いします。3月25日に押収したPC, それから、デバイスは押収しなかったと言われたんですけども、デバイスの、多分、移されたかどうかは、今、調書が取れていませんけども、極めて個人的な情報が発見された、これをプリントアウトしたファイルの存在を井ノ本さんはご存知ですか。
井ノ本知明：はい。知っとります。
藤田孝夫議員：それは、誰から聞きましたか。そして、あなたは、それを所持しましたか。
井ノ本知明：それは、職員局から聞きました。
藤田孝夫議員：あなたはそれを所持していましたか。
井ノ本知明：所持しました。
藤田孝夫議員：あなた以外にそのファイルを所持した人は誰ですか。
井ノ本知明：それは、わたしは、知りません。
藤田孝夫議員：片山さんも持ってたっていう噂がありますし、彼は持っていたと証言しましたけども、それも御存知ないですか。
井ノ本知明：存知ないです。
藤田孝夫議員：通常の会議のときにそのファイルを出して会議することはなかったですか。
井ノ本知明：なかったです。
藤田孝夫議員：片山さんと井ノ本さんの二人がファイルを持ち歩いたという情報がありますけども、持ち歩きましたか。
井ノ本知明：それについてですが、現時点で百条委員会として元局長の公用パソコンの中のデータというものが調査されないということです。それで、事実が明らかになっていないなか、元局長の公用パソコンの中身の証言がわたしにも許されないということですので、元局長、関係職員、または、わたしの不利になりますので、証言は控えさせていただきたいと考えます。
藤田孝夫議員：これは、見られた方も、それはおかしいんじゃないのかって証言すべきだという意見もあったりして、いろいろと意見が分かれるとこですし、その内容についてのことを言ってるわけではありませんので、プライバシーを侵害したっていう意味において、一定程度、調査するっていう意味ですから、これは協力願いたいと思うんですけども、いかがですか。
奥谷委員長：不利になるっていうのは、具体的に、どういう趣旨か、お答えいただけますか。
井ノ本知明：弁護士の意見聞いてよろしいでしょうか。
奥谷委員長：はい、どうぞ。
井ノ本知明：私自身は守秘義務違反と評価される違法行為はしておりませんが、その質問自体が守秘義務違反に関するものですので、証言を拒絶するということです。
藤田孝夫議員：じゃ、訂正します、守秘義務違反を検証するという意味ではなくて、つまり、中のガバナンスであるとか、様々な仕組みの中でのルールとして、適正だったかっていうことを見極めたいという趣旨だったらOKですよね。人事課としての情報管理のあり方を追求するって意味だったらOKですよね。あなたもその一員なわけですから。上司でありますし。
井ノ本知明：その証言自体が手がかりになって、わたしに嫌疑がかかる疑いがございますので、証言自体を拒絶いたします。
奥谷委員長：すみません、もう一度、お願いします。
井ノ本知明：守秘義務違反そのものではなくですね、証言が手がかりとなって守秘義務違反の嫌疑を受ける可能性が生じるということがございますので、証言は控えさせていただきたいと申し上げました。
奥谷委員長：すなわち、刑事訴追を受ける可能性があるから、ということですか。
井ノ本知明：そうです。
藤田孝夫議員：やむをえない話ですよね。いいですよ。ただし、ですね、ただし、ですよ、実際に、片山副知事からは、内藤議員が見た、ということのいろんな証言が既に出てきているってことは事実、それから、他にも、あなたが見せた、見せようとした、内容を話した、中身まで見たっていう証言っていうのは、多数、出てきてるってことを、お含みおきいただきたい。それが出てくるってことも承知で、今、答えない、ってことでいいんですね。
井ノ本知明：それは承知しておりませんが。
藤田孝夫議員：出てきますけども、いいんですね。
井ノ本知明：それは承知しておりません。
藤田孝夫議員：それでは、拒否された、っていうことで、議事録を残していただきたいと思います。ただ、例えばですね、誰でもある、プライバシー、マナーというものがあります。ここは、まあ、法的な部分は、当然、大事ですけども、自分の身を守られたらいい。けれども、上司として、マナーとして、守らなければならない範囲を超えて、いろんなことを暴露する行為、これは、やっぱり、通報者を社会的に貶めることにつながるっていうことは、きちっと認識すべきことだと思います。既に裁判の話を優先して物事を判断するという状況では、ちょっと、先行き、行かないし、県の職員のリーダーとして、おかしくなってしまいます。上司たるものは、部下の死に関して、少しでも影響を与えたということがあれば、悩み苦しむものだと思いますから、あなたも苦しんでるんだと思うんですけれども、そのことと矛盾する行為としか、言わざるを得ません。