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DevOpsDays ビデオ鑑賞会 #5
Agile Developer Community での 海外の DevOpsDays 動画を見る会、第5回です。
今回の動画
今回はDevOpsDays Rockies (denver) 2024から。
Tara Waltonさんによる「Dungeons & Dragons: Becoming the Hero of the Sprint」です。
もう、サムネのインパクトがすごいw
Dungeons & Dragons?
参加者が一人一人の役を演じ、サイコロで成否を問いながら進めていくRPGです。テーブルトークとか、テーブルトップとか、TRPGとかいわれたりします。 (自分自身、D&Dはやったことないんですが)
全体的に、このD&Dの仕組みを知ってるベースでお話は進んでいきました。
みんながストーリーを作っていく
D&Dは、プレイヤーそれぞれが自分の得意分野、苦手分野を持っていて、それぞれが自分の個性を発揮しながらプレイしていく。
吟遊詩人が活躍する場合もあれば、ヒーラーばかり集まったところでどうにかしないとなときも。
また、能力だけでなくてその人の振る舞いについても。
LAWFUL vs CHAOTIC, GOOD vs EVIL で 9つのマトリクスを作っていろんな人がいるという話を。
「Lawful Good な人は、話は進めやすいが無難に落ち着きやすい」
「Lawful Evil は、正論で殴ってきて話が進まない人?大事だけど、この声が強すぎると大変」
「Chaotic の活かし方がチームの技量になってくる」
なんて話を、実際のチームの振る舞いを想像しながらしてました。
対話が大事
全体通して、テーブルトークのような「対話」を広く行い、個人の視野からチームの視野、ステークホルダーの視野と、意識の届いてないところを見て、さらに広げる努力を続けようという話で感じてました。
「これ、確かにスクラムチームの対話を表してる」とか、「ゲームマスター (ゲーム全体のシナリオ調整やコーディネートをする人)って、プロダクトオーナーとスクラムマスターの振る舞いをしてる」とか、会話してました。
D&Dなどのテーブルトーク、実はスクラムのいい訓練になる??
筋力とか敏捷とかのパラメータを、フロント力とかテスト力とかに変えたら、実はいいトレーニングゲームになるんじゃ?とか話してました。
そのほか、講演の中にあった話。
「打ち合わせ中、一人が喋ってるだけで、他の人は排除されてませんか?」
「打ち合わせ中、喋ってる人以外のほとんどは別ごとをしてませんか?そいういうデータがあります」
データ自体を見たいところでもありますが、実際これを「正」と思ってる人もチラチラ(マルチタスクできるのが偉い派)見かけるので、悩んでいるところ。
会議を全員が結果を出すための場にできないのであれば、やり方は見直したいですね。
次回
次回は DevOps Days London 2024 より、Making Better Decisions in Incidents.
インシデントのためのプレイブックとの向き合い方とかのお話みたいです。