見出し画像

静かなレザークラフター

お疲れ様です。98です。

レザークラフトをされている方がまず直面する問題は『音』だと思います。
私もそうでした。
私はここ数年レザークラフトをしていますが、ハンマーを使ったことがないクラフターです。
というか今となっては『使えない』といった方が正しいです。
そんな私の静音レザークラフト術をご紹介させていただきます。

レザークラフトでなぜ音が出るのか

レザークラフトをしている人はすぐにピンとくるかと思います。
そう『ハンマー』です。
レザークラフトで何か小物を作るとなるとほぼ100%の確率で登場します。
もう主人公です。

そんな主人公的存在を私は使ったことがないので、実際に家でどれだけ響くのか試したことはありません。
しかし、動画などを見ていると一軒家でもマンションでも夜間に作業はできないなと感じました。

静音ハンマーを使用したり、机の上にフェルト等を置いたり対策は色々あるようですが、音や振動が完全になくなることは非常に難しいので、検討することもなく「ハンマーを使わずにレザークラフトを出来ないか」を考えました。

菱目打ちは菱切りに、パンチは・・・。

この方法は低コストですが、労力がすごいかかります。
かなり地道です。

菱目打ちで穴の跡をつけて、菱目打ちでひとつづつプスップスってさしていきます。
例えば10㎝の直線を穴あけする場合、4㎜ピッチだと25回刺さないとダメなんです。
革も1枚ならいいですが、重ねるとすごく硬くなるので、指が痛くなりながら作業していました。

ホック等を取り付ける場合の穴あけは「グリグリ押していく」というただの気合で開け、ホックの取り付けはペンチタイプを使用していました。

お金はかかるが高効率!

労力と時間がかかりすぎると心が折れそうになったので「ずっとレザークラフト続けるぞ!」と意気込み買いました!
『ハンドプレス機!』
私が買ったメーカーは協進エル。
25,000円程度しましたが、ハンマーを使用するすべての工程をこれ一つでできるようになりました。
ドリルチャックに取り付けるアタッチメントが一つ付いてくるのですが、それがかなり秀逸です。
アタッチメントがあることにより、毎回菱目打ちやパンチをドリルチャックに都度取り付けずに作業できます。
ハンドプレス機とアタッチメントのタッグは非常におすすめです!
ただ値は張ります・・・。

まとめ

私はハンドプレス機を購入し、遅い時間に窓を開けても気にせず作業できるようになりました。
これからハマるかわからないのに、いきなり20,000円以上もする買い物はちょっとと思う方もおられるかと思います。
今回取り上げた2つの静音レザークラフト術をもっと掘り下げ、レザークラフトを始めるきっかけになればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!