届け 四季
4 四季
ドラムイントロがワクワク感を駆り立てる
年中無休で生きてるから 疲れるけどしょーがねー のフレーズに涙が出る。
春夏秋冬を
それぞれで比喩しているところが非常に好き
くしゃみ出ちゃう で春を表すことができるのは 尾崎さんだけだと思う 本当に言葉のセンスの塊
夏みたいに晴天なさわやかさがあるわけじゃないけど、謎の解放感と寄り道できるくらい日が長くなった嬉しい季節に
思わず聴きたくなるバンドがいること
「忘れてたら忘れてた分だけ思い出せるのが好き」に共感
あーそうだった こんなに好きだったと再確認してさらに好きになるあの感覚がたまらない
間違って謝って許されて許して が続く人生
秋はなんとなく人生を語るのに丁度いい季節
ダサい人生 それでいい それがいいよね
どうでもいい時に降ってきた雪を見て涙ぐむ
このフレーズを聴いて思いだした風景がある
私は雪国出身で大みそかは一年の中で一番大切で大好きな日
夜遅くまでみんなで起きて、普段絶対に出かけることのない時間に除夜の鐘つきに、でかけていく非日常感。そんな真夜中に空を見上げると空一面 天体観測のような星空
その時 雪は降っていなかったけど
また来年もよろしくね という気持ちと高揚感に包まれる
雪は降っていなかったし 生きてて良かった
という感情とは少し違うかもしれないけど
また来年もよろしくねという感情が湧き上がっていた。
そんな また来年もよろしくね が毎年続く幸せな日々を再確認する
こんな景色を思い出して、四季はやっぱり365日にちりばめられた小さな幸せを閉じ込めた一曲なのではないかと思った
でも決して 幸せになってね とか 幸せでいようね を伝えているわけではなくて、不幸せな部分もちゃんと歌っていて
風邪ひいたり 誰かに謝ったり
いろいろあるけど しょうがねー
それでいいんだよ
って言ってくれてるところに 尾崎さんの優しさを感じる
でも「しょうがねー」ってちょっと投げやりな感じが、100%の優しさを配っているわけではない。全員に「優しい」と感じてほしいわけじゃない。
そんな気持ちもひしひしと伝わる
そして、「しょうがねー」で肩の力が抜ける
365日の歌だけど軽く受け取ってよって言われてる感じ
歌詞の中では 「しょうがない」 だけど
歌い方は「しょうがねー」になっているところも好き
でも風邪ひいたときは ちゃんと「しょうがない」になっていて
やっぱり尾崎さんやっさしいわって射抜かれた
読んでくださってありがとうございました!
届け 変な文章
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