届け　ナイト

９　　　　　　　ナイトオンザプラネット

これは正直　解説を聴くまで不明な点が多くて
ラップ調のクリープは珍しい　という第一印象
でも尾崎先生のおべんきょうに参加して心臓がはねた。第一印象とは全く違う感情の波がおしよせた

まず実体験として重なる部分が多くて　本当にドキドキしっぱなし

「苦くて　すごく苦くて」毎日の少し苦しい出来事
「甘くて　すごく甘くて」当時　時が止まればいいなって瞬間

それをちょっと思い出したけど
また「苦くて　すごく苦くて」になって現実に戻ってしまった

でも「それでちょっと思い出しただけ」の瞬間が幸せならそれでいい

あの日あの時の出来事は
ちゃんと私のつま先を照らしてるよって言いたくなる

でも実際には本当に伝える気はなくて
目の前にいる命より大事な子どもを見て
ただ心の中で想って
また数分後には頭と心が子どもたちに向いている

だからこそちょっと思い出すくらい軽い気持ちを、こんな素敵なかたちで音に乗せた尾崎さんに感銘を受けた

「大丈夫　あたし今日は暇だから　あんたのそばにいてあげるから」のフレーズが浮かんだ

「毎日毎日　大変だと思うけど
　ちょっと思い出す幸せを感じて　つま先照らしてくれればいいな」

そんな優しいメッセージを受け取る

すごく大切な一曲で
ライブで聴いたら絶対に泣いてしまう

「夜にしがみつく」の表現もたまらなく好きで

何となく日々感じているけど
決して言葉にしたいわけじゃないことを
あえて言語化する。ふわふわしたところをガシっと掴まれた感覚

掴んでくれて　言語化してくれたことで
さらにその言葉や感情　その瞬間を大切にすることができる

これからも　夜にしがみつきたい。

おべんきょう会の中で尾崎先生が言ってた
「主人公と仲良くしすぎちゃいけない」という一言も非常に印象的

尾崎さんは文才のある方なんだと痛感し
「やられたーーーーーーーー！！」ってなった

筆が立つ　文学的センスのある尾崎さんを本当に尊敬します

読んでくださってありがとうございました

届け　変な文章