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「漫画版EVE new generation」レビュー

 ご存知、ミステリー系アドベンチャーゲームEVEシリーズの一編。EVEゲーは、ファミ通文庫とかで外伝ノベル結構出てますが、これは貴重な本編コミカライズです(全1巻・藤真拓哉著・角川コミックス・エース)
 だもんで、大幅にストーリー省略してると思うんですが、その分非常に読みやすい。
 EVE世界の時系列的には、ZERO→burst error→The Lost One→TFAときてのnew generationですから、ようやくの漫画化。
 でも実は私、SS版のロストワン程度しかプレイしてませんけどw

 しがない探偵天城小次郎(シリーズ主人公)と内調の捜査員北条まりなのコンビが、今回は命を狙われる製薬会社の令嬢、紀瀬木乃依を警護することに!
 冒頭、なぜか実父(政治家・紀瀬木耕造)に射殺されかかり、辛くも一命をとりとめた乃依。まりなの助けで身を潜め、小次郎に守られながら、自身の生い立ちに秘められた謎を解き明かしてゆく。そして次々と襲ってくる正体不明の誘拐犯達。
 事件のショックか、部分的に記憶喪失の乃依は、やがて自身の家系に特殊な遺伝子の秘密があったことを思い出していく・・・・・・。
 原作に比べると、キャラクター作画やストーリー演出は明るく、コメディ寄り。ヒロインのサービスシーンも一応有る。

 これの原作ゲーム自体は未プレイなんですが、小次郎が不殺の探偵なのは爽やかでいいですな。でも、Amazonレビューにもあったけど、かなり駆け足なんでノベルズで読みたかったかもしれない(小説なら一冊で大体漫画三巻分だし)
 かといって、原作ゲームやるとEVEって長いしなー。うーん、悩みどころ。予備知識無しで読める話なので、EVEシリーズの体験版としては良いかも(古本のみだから安いし)
 話があまり重すぎず、明るくライトに終われるEVEって感じ!



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