名前はまだないらしい([BAND]さん)

かねがえこうくんの殺陣×映像の催しもの。
なんて説明すればいいかわからないし、なんて感想書けばいいか難しいのだけど、まじ、一言、とにかく「かっっっこよ!!!」に尽きる。

NONAMEはひとつの作品で映像に対して決まったタイミングで動く完成されたもので、映像や音の出すタイミング、演者の呼吸、それを支配する張り詰めた空間。ぴりぴりしてて美味しかったです。
やりたいことが溢れ出ていているのは良いことで、もっとたくさん作品をつくっていけば洗練されていったさきの姿をみてみたい。パフォーマンスとして完成形を創り上げてくのも楽しいだろうし、それこそ映像もぜんぶ即興でVJするのも楽しかろうなとおもいました。

そしてその後のゲストの山本さん相手のアフタートークならぬアフター殺陣が別ベクトルで面白かった……!!

その場で2人で殺陣つけして練習してその場で披露。
即興で組手してこう来たらこう、じゃあこうする?って話しながら動いてバシバシ殺陣つけてく気持ちよさ。こう来たらこう、あっ殺られたとか、じゃあここはこう払うので裏手で…、ベタだけど突きを3回して…とか楽しそうだったし、信頼感〜!見てる方もたぶんかねがえくんと山本さん(というかbsp)じゃなかったらハラハラしてしょうがないと思うくらいめっちゃくちゃなスピードで…すごい…。
BSPの殺陣だいたいいつもこんな感じ、岳とやるときも…ってお話されていたのでその後の大阪リメンバーで殺陣シーンとか池田屋とか観てたらドヰさん監修のもとあんなふうにつくってやってんのかな〜って思ったらなんか感慨深かった(?)

映像相手に決まった動きをするものも、人間相手に流動的に動くものとどちらも見れてよかったし、アフター殺陣はおまけっぽい立ち位置だったけど、ものづくりの裏側も含めて昇華したい気持ちがかねがえくんの根底だと思ったのでああ言う形で披露したのがコンセプト通りっぽくて良かったな〜とおもった。

バスツアーに行ったときに槍とタップダンスを組み込んだ作品披露があってそれもめちゃくちゃかっこよかった〜。
そういえば、たなかなおきくんのイベントでも田中くんが映像つくってそれに合わせてダンスを考えて披露してくれてて、それもすごく良くて。
お芝居が好きだからイベントごととか気が向いたら足を運ぶくらいだけど、普段観られるお芝居以外の能力と技術フル活用かつ、やりたいからやってみる!お金とる以上のクオリティは保証してくれるBSP育ちの役者さんへの信頼度高くなっちゃうな…。

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