『お客さんを全力で守った方がいい理由を【損得勘定】で説明してみる』
おはようございます。
さて。
今日は『お客さんを全力で守った方がいい理由を【損得勘定】で説明してみる』というテーマでお話ししたいと思います。
他人を守るとなると、『経済的に安定している人』『ビジネスがうまくいっている人』『シンプルにいい人』だから、支援したり助けたりしてる(出来る)んでしょ? と考えがちですが、「いい人だから、お客さんを守っている」となっちゃうと、「いい人以外は、お客さんを助けない」となってしまいます。
お金もしかり、「お金持ち以外は、お客さんを助けない」となってしまう。
#もちろん自分がキャッシュクランチ起こしちゃったら人助けどころじゃなくなるけど
#でも人助けするから 、お金(支援)が自分にも回ってくるって考えもあるよね
「皆で助け合える世界の方が面白いじゃん」と思っている僕からすると、その結論はあまり嬉しくないので、今日は、『お客さんを全力で守った方がいい理由』を【損得勘定(※感情は一切抜き!)】で説明したいと思います。
僕はよく「全員を勝たせた方がいい」と言っているのですが、その理由を、今だからこそ、もっと分かりやすく、もっと簡単に説明します!
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▼ お客さんを守った方が得をする
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話を分かりやすくする為に、めちゃくちゃアホな算数で説明します。
※アホなので、細かい指摘は一切受け付けません。
あなたは「魚屋さん」で、食品やら、家賃やら、諸経費もろもろ入れて、『1日100円で生きられる世界』に住んでいたとします。
あなたの店では、お魚が一匹100円で売られていて、1日平均「2匹」が売れて、毎日200円があなたの元に入ります(※アホ算数なので「仕入れ値」や「税金」は、ただちに忘れてください)
1日200円の収入のうち、100円が生活費にまわり、残り100円が可処分所得(自由に使えるお金)になります。
あなたの店の常連さん「小池さん」は、毎日、あなたの店で魚を一匹買ってくれます。
つまり、あなたの生涯可処分所得は「小池さん」が作ってくれています。
生涯の可処分所得なので、1日100円、1ヵ月で3000円、1年で3万6000円、10年で36万円、30年で100万円以上です。
ある時、小池さんが風邪で倒れて、入院してしまいました。
小谷さんが経営しているステーキハウス「いきなり小池」は大人気店(ニーズがある!)なのですが、小池さんが退院するまで、お休み。
ところが、どうやら小池さんの入院は1ヵ月かかるらしく、1ヵ月も店を閉めてしまうと「いきなり小池」は潰れてしまいます。
ここは『1日100円で生きられる世界』なので、この1ヵ月で小池さんには3000円が必要なのですが、お店を閉めている小池さんには、それを支払う体力がありません。
あなたの生涯可処分所得を作ってくれているのは、小池さんです。
そして、小池さんは「いきなり小池」の売上で、あなたの可処分所得を作ってくれていたので、「いきなり小池」が潰れると、あなたの生涯可処分所得はゼロになります。
この時、あなたに残された選択肢は以下の2つです。
①「いきなり小池」を見捨てて、生涯可処分所得を捨てる
②「いきなり小池」に3000円を寄付して、一ヶ月後から死ぬまで100円ずつ貰い続ける(=30年で100万円以上貰える権利を3000円で買う)
…どう考えたって、②の方が得しません?
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▼ 僕らは一人で生きているわけじゃない
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こうして、お金の流れ(経済活動)を可処化すると、「お客さん」が自分の一部だということが見えてきます。
「お客さんを守らない」というのは、自分の腕や足を切り落とす行為で、苦しむのは自分です。
お客さんを守ることにどれだけコストをかけようが、格安です。
自分のリソース(お金や時間)に、まだ余裕があるのであれば、それは「お客さん」に使うべきで、悲鳴を上げている「お客さん」を後回しにしてリソースを貯めこめば貯めこむほど、あなたの店の売上が落ちます。
経済活動は複雑に絡み合っていて、僕らは一人で生きているわけじゃないんですね。
なので、目の前で困っている人がいたら、助けた方が得です。
結論だけ見れば、ものすごく当たり前の事なんですが、僕らは時々こうやって順序だてて今の行動(活動)を再確認しないと、こういうことを忘れてしまうみたいです。
なので、定期的に「そういえば、ココのお金ってどういう流れ(#キャッシュフロー)なんだっけ」「そもそも生活(商売)って、どういう事なんだっけ」という、子供が感じる素朴(本質的)な疑問と向き合う時間を、意識的に作ることが大事なんだと思います。
これから梅雨の時期です。
考え事するにはいい時期ですね(^^)
皆さんも、時々、こんな時間を作ってみてください。
僕はステーキ食ってきます(笑)
今日もありがとう!
じゃ
またね!
阿部
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