『独立(自立)』の重要性
おはようございます。
さて。
今日は「独立しよう」というテーマでお話ししたいと思います。
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▼ 独立せよ
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今日の話の結論を先に言っちゃうと……フリーで活動しようが、会社に勤めようが、それは人それぞれだとは思いますが(どっちも正解)、ただ、どちらにせよ「独立」はしておいた方がいいと思います。
リスクはあるけど、独立はしておいた方がいい。
「独立」の定義は様々ですが、(幻冬舎の箕輪さんが言ってた気がしますが)基本的には「誰にも依存しない」ではなくて、「依存先が複数個ある」という状態だと思います。
要するに、「この人(この会社)にクビを切られたら人生終わり」という「一個人(一企業)依存」から抜け出すことですね。
会社の給料が上がらない理由はシンプルで、「あなたの給料を上げなくても、あなたが会社を辞めないから」です。
要するに、交渉の切り札を持っていない。
ここでいう「切り札」とは、「辞めますよ」です。
「一個人(一企業)依存」だと、このカードが切れないんですね。
だから、依存先を複数個持っておく必要がある。
副業禁止の会社もあるので、実際に兼業をしなくてもいいと思うのですが、せめてスキルだけでも磨いておいた方が良さそうです。
独立しないことのリスクは二つ。
一つは、今言った「交渉ができない」です。
独立していない(独立力の無い)社員は、社長とフェアな交渉をすることができません。
そして、もう一つのリスクは「痛い目に遭わない」です。
「俺は会社に守られてる。ラッキー!」と考えるのは大間違いで、仕事柄、いろんな若手と喋る機会がありますが、痛い目に遭っていない(自分事として学んでいない)20代は今、ものすごい勢いで「若年生老害」が進行していて、30歳になった頃にはクソジジイみたいに考えが凝り固まっていて、すっかり必要とされない人材になっている。
当然、その調子だと転職も難しい。
「転職が難しい社員」の給料が上がるわけがありません。
基本的には「独立したら、全ての判断が自分」になってきますが、独立してみると、よくよく思い知りますが、ほとんど上手くいきません(笑)。
ひと(規模)によっちゃ、ウン千万円、下手すりゃウン億円を溶かしています。
でも、それも、やる前には分からないんですね。
やってみて、「ああ、これをやったら大怪我をするんだな」と学びます。
そんなこんなで、独立起業者はこぞって膝小僧は傷だらけですが、成功事例もその規模でのリターンがあって、ちょっとやそっとの傷で得る事の出来ない成功事例(データ)が手に入り、今後の更なる事業展開に繋げれます。
#そして僕たちはその先人の成功や失敗を 、書籍やコラムなどで頂いている
そうやって、自分の意思で歩き、七転八倒しながら、学びを骨に刻んで、少しずつ強くなっていく。
これこそが、変化の激しい時代の生存戦略なのだと思います。
何も「今すぐ会社を辞めろ」と言っているわけではありません。
チームに所属していてもいい。
ただ、独立した方がいい。「自立」と呼んだ方が分かりやすいか。
自分で考えて、自分の足で歩むことを辞めてしまった瞬間に、一気に存在価値が落ちてしまいます。
人生、まだまだ先は長いです。
養っていかなきゃいけない家族もいるでしょう。
そんな中、まだまだ、あらゆる企業が「早期退職」を募集しています。
僕は居酒屋に入り浸れている男でして、隣の席に座る人生の先輩からいろんな話を聞かせていただきます。
先日、超有名大学を卒業して、大手銀行の歯車として働いて、そこそこの年齢で辞めたオジサンと話をしました。
もう、どこも雇ってくれないそうです。
「大学卒業後も勉強しとけば良かった」と言っていました。
「このことを、皆に伝えてあげて」とも。
ズッコケてもいいから、自分で考えて、自分の足で歩く。
皆様には、その作業を繰り返して欲しいと思います。
僕は、皆様が行動するキッカケとなるような行動を、今年度もコツコツやっていこうと思います。
四月ももう半ばですね。
今期も僕と一緒に勉強してください。
よろしくお願いいたします。
今日もありがとう!
じゃ
またね。
阿部