好きな曲⑥SIX LOUNGE 彼女をまってた
冬の寒さがまだもう少し続きそうですね。
今回は先に曲を紹介してみたいと思います。SIX LOUNGE「彼女をまってた」、お聴き下さい。
私の最初の感想は「わ、やりよったな…!このやろう!」というものでした。笑 何故かというと、歌詞にグッとくるポイントがちりばめられていると感じたからです。かなり個人的な解釈なので、全く参考にならないかもしれませんが、説明していきたいと思います。
忘れる為の酒なんてもう やめんだよ、悲しいだけだ
序盤の歌詞です。この歌詞で、私は2つの物語の案を思い浮かべました。
①過去に未練があり、酒浸りの日々を送る主人公(20代後半男性)。ふらつく足取りで夜道を歩いていると、ガラの悪い連中に絡まれている女性(主人公より年下か同い年)に偶然出くわす。普段ならスルーするのだか、酔いも手伝ってかチンピラを追い払い、彼女を助けてしまう。二人の運命が動き出す。
②過去に未練があり、酒浸りの日々を送る主人公(20代後半男性)。ふらつく足取りで夜道を歩き、道端でぶっ倒れていると、見知らぬ女性(同い年か年上)が不安そうに声をかけてきた。「あの…大丈夫ですか…?」二人の運命が動き出す。
自分でも、この歌詞でここまで想像(いや、妄想…?)できたことにびっくり。しかもやや時代が古いような…😅ボーカルのヤマグチユウモリさんの声の表現力があってこそだと思います。とにもかくにも、ラブストーリーは突然に始まるわけです。
夜が来るまで、彼女をまってた 今日までずっとそれだけをまってた
サビの歌詞です。ここだけ見れば少々ストーカー気質な男性?大丈夫か?と思ってしまいますが、ここで上に書いた設定(過去に未練がある主人公、彼女と出会ったのは夜)が生きてきます。
過去を忘れようと酒浸りの日々を送り、半ば自暴自棄になっていた主人公が、やっと見つけた宝物のような彼女。絶対に手放したくなくて、初めて会った「夜」に彼女を待ち続けている。そんな彼の強い思いに気づいていないのか、会えても彼女は仕事の愚痴ばかり。でも、そんな彼女を、優しい眼差しで見つめる主人公。
何かええやつやん、主人公…。
夜のとばりで、彼女とふたり もしもこのまま目がさめなくても 夜のとばりで、僕らはふたり このままずっと
いつまでも いつまでも じいさんとばあさんになっても 手をつなごう 冷えるだろう 大丈夫だろう その日まで
終盤の歌詞。もはやコメント不要。「冷えるだろう」は手だけでなく、二人の仲のことも含んだ意味なのでしょうか。それでも、大丈夫。安心感のあるハッピーエンドで、エンドロールが流れていく所が想像できます。
ちなみに、ちょうどこの曲のMVが出たあたりでヤマグチユウモリさんがご結婚されたようで、youtubeにおめでとうのコメントがありました。ますます「わ、やりよったな…!このやろう!」なわけです。(作詞はドラムのナガマツシンタロウさんですが)
というわけで今回は長々と語ってしまい、何だか恥ずかしいです🙇ここまで見て下さった方、本当にありがとうございます!
同じ曲を聴いても、人それぞれ見える景色や場面が異なるのが、面白いところですよね😊他の方々が考えたストーリーも、ぜひ聞いてみたいです。