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ノスレギュ新環境&これから熱い汎用カード考察

はじめに

こんにちは黒蜜猫です。
今回はノスレギュ新環境考察とそれを踏まえ次の大会で熱い汎用カードについて考察していきます。これからノスレギュを始める方や次の大会での採用カードの参考に是非してみてください!
その前にノスレギュってなんぞや?って方はこちらの主催者様の記事をご覧ください。

新環境考察

まず初めに大会の結果、参加デッキから見る次回以降の環境考察です。
ちなみにノスレギュの大会はかなり珍しいダブルデッキシステムであり、普段の対戦とはまた一味違った読み合いが魅力となっています。
では前回大会のデッキ一覧から

《デッキリスト》

・バーン1
・ありんこコントロール1
・ティンダングル(ルーン・シャドール)2
・シムルグ2
・デスピア1
・化石1
・雲魔物1
・氷水1
・斬機1
・悪魔嬢ラビュリンス1
・メルフィーAF1
・GS2
・メタファイズ1
・ダイーザ1
・サンドラ1
・焔聖騎士1
・光デュアル1
・WW(マギストス・ガスタ)2
・クローラー1
・ウィッチクラフト1
以上がリストです。
ではここからはベスト4のデッキにスポットを当てていきたいと思います!

《ベスト4》

1位 焔聖騎士・サンドラ
2位 ティンダングル(ルーン・シャドール)
3位 デスピア・シムルグ
4位 悪魔嬢ラビュリンス・メルフィーAF
結果はこの通りでした。
こうして見てみると大味な展開デッキよりは中~低速のデッキが上位に来ていることが分かりますね。独自リミットの関係もありますがノスレギュのスピード感としてはこんな感じですね。また参加デッキを全体を見てもサンドラ・ルーン・メタファイズ・デスピア・氷水などとにかく除外をメインギミックに組み込んだデッキが多くみられるのも特徴でした。またモンスターを主軸にしたデッキよりも魔法罠を駆使しながら戦うデッキも非常に多いイメージでした。
実際、前回大会ではラビュリンスがウイルスをばら撒きまくってノスレギュが大規模パンデミックを引き起こしていたこともあり、バックを意識したカードが多く採用されていました。その為、特に罠カードを軸に戦うデッキはかなり厳しかったと思います。では次に次回大会で上がってきそうな新デッキを考察していきます。

新たな刺客?次大会で活躍しそうな新デッキ

主に次回大会では除外メタ、魔法罠メタを意識できるデッキが活躍してくれると思います。もちろん前回大会上位デッキもまだまだ戦えます!それでは早速見ていきましょう。

《宣告者ドライトロン》

このデザインマジで好き

ノスレギュ終了のお知らせ…とはならないです。実際このレギュではα、β、巫女、エクシーズが禁止となっている為ランクマのような安定した悪夢はやってきません。ただドライトロンの強みである儀式魔法や弁天が使えるので似たような盤面は再現可能です。つまり低速になっただけですね。また宣告者3種は使い放題なのでどう採用するかも重要にはなってきます。
と、ここまでは皆さんがご存知のドライトロンの強みですがこのレギュレーションでは汎用カードのトピックでも紹介しますが電光ー雪花を強く使えるデッキがかなり強いです。そしてドライトロンは召喚権が余りやすいデッキでありテーマ内にハーピィの羽根箒を内蔵したQUAの存在もあります。
そしてなんと素晴らしいことに宇宙最強サーチカードスモールワールドでサーチが可能なんですよね。

おまたせ

ルートとしては
ドライトロン→宣告者→電光ー雪花で可能です。
スモールワールド経由論を受講された方はお気づきかもしれませんがなんとこのルートのカード全て相互関係にあるんですよね。
つまり電光ー雪花を採用して罠デッキをメタれるだけでなく、ドライトロンカードや宣告者にアクセスできちゃうんですよね。
あまりにも尺を取りすぎてますがこれだけでなく、なんと弁天でアーティファクトロンギヌスをサーチ可能。つまり除外も見れちゃうんですよね。
これは次回大会上位濃厚!?

《恐竜》

カッコよさもアルティメット!
まぁ、禁止なんですけどね初見さん

次に紹介するのは恐竜デッキですね。
エクシーズ、リンク、アルコン禁止が大きな違いでしょうか。しかしそれ以外の主要カードは一切規制がありません。

恐竜さんの時代だドン

今までは単に開拓が進んでいませんでしたがついにノスレギュの遺跡から発掘開拓が進み、先行でゴアトルス+コズミックまで成立するルートが確立しました!

物足りないって?なら君もノスレギュをやってみないか(露骨な勧誘)

ノスレギュでは先行でブンブン回すデッキが非常に少なかったのでここにきて展開らしいデッキが出てきたのはいいことです。これまでのノスレギュの先行を取るデッキと言えば基本的には罠ビートがメインでしたが先行で制圧できるとなれば話は別ですよね。先ほどのドライトロンと違いメタカードを多く積めるというよりは展開力+制圧力を評価しています。そして恐竜と言えば

またなんかやっちゃいました?

ミセラサウルスです。ランクマッチで苦しめられた方も多いのではないでしょうか?こいつの効果はどちらも優秀ですがなんといっても①の効果

①:自分・相手のメインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送って発動できる。そのメインフェイズの間、自分フィールドの恐竜族モンスターは相手が発動した効果を受けない。

テキストを読んだ時の顔

もはやテーマカテゴリー内でメインフェイズ限定とはいえ罠カードや誘発をある程度ケアできちゃいます。さらに追い風なのがこのレギュレーションでは墓穴の指名者の採用率がほぼ0です。(ちなみに大会の採用率も0でした。これは美味しい)
ミセラと圧倒的展開力で環境を破壊せよ!

《P.U.N.K》

我、無制限の女ぞ

続いてはpunkです。
エクシーズ、セリオンズリング(新レギュ)、ディアノート、カオスルーラー禁止が主に影響している部分でしょうか。他にもセッションが制限ですね。
主要な展開カード、ディアノートが禁止でかなり痛い規制を喰らっていますが緊急テレポートやγが問題なく使えるのは強力なポイントですね。
新しく追加されたドラゴンドライブが出しづらくなっていますが、γや蒼穹の機界騎士でリペアは可能ですね!
緊テレやフォクシーチューンで召喚権を残して展開できる為、雪花をうまく使えるのはもちろんですが今回は

強靭!無敵!最強!(制限)

サイコ・エンド・パニッシャーをうまく使える点を評価します。
punkはテーマの性質上ライフポイントを削りながら展開を行うため非常に相性がいいです。フィニッシャーとしても強力ですが、相手の発動した効果を受けないので罠デッキにも有利に立ち回れます。また、冒頭で少し触れましたが雪花とエースであるアメイジングドラゴンが非常に相性が良く、セットカードをロックした後に一掃するムーブがとても強力です。(スモールワールドでpunk→γ経由でサーチできるかな)
やっぱセアミンしか勝たん!

《その他》

今回は詳しく紹介しませんが活躍が期待できそうなデッキを紹介します。
・相剣電脳堺
・代行者
・溟界

《相剣電脳堺》
相剣電脳界は文字通り電脳海堺と相剣の複合デッキです。リミットの関係で主に幻竜族をシナジーとして展開するデッキとなっています。特に朱雀は強力で永続系のカードに触れられるのが強みですね。
ただ除外メタが流行ると展開を通しづらくなる為今回は対象外としました。

《代行者》
マスターヒュペリオンをエースとしたパーミッションデッキ。スプライトとのシナジーも若干あります。特に失われた聖域が強力で、このレギュで破格のパワーをしています。さらにロガエスやクリスティアとも相性が良いのでかなり強力なテーマとなっています。
こちらも除外メタが流行ると強みの1つである聖域が封じられ、神の宣告が制限であり折角のカウンター罠も雪花によって無力化されてしまう為、対象外としました。

《溟界》
爬虫類族で統一された墓地利用を得意としたテーマ。次環境で流行ると予想している除外メタや魔法罠メタをあまり受けづらいのは強みですね。またオグドアビスによる全体除去は注目ですね。リソース戦に強く、逆に《王宮の鉄壁》のような除外メタを採用できる為かなり戦えそうです。
まだまだ開拓途中である点やリンク、エクシーズが使えない点が爬虫類族のポテンシャルを下げている(安定性が低い)為対象外としました。

もちろんその他で紹介したテーマも構築や立ち回りで全然優勝を狙っていけます。あくまでも個人的にポテンシャルはあるがやや戦いづらそうだなと感じたテーマをまとめただけです。

それでは次にお勧めの汎用カードを考察していきます。

汎用カード考察

それでは大会環境で使えそうな汎用カードを何枚かピックアップして紹介しようと思います。(※個人的な意見です)

禁じられた聖杯

美味しいのかな?

おすすめ度:☆★★★★
理由:妨害、後手の捲り札として非常に強力で大会でも大活躍してくれました!展開系デッキが今後増えそうなのも追い風ですね。また攻撃増減カードなのでリバース対策になるのも地味に偉いです。採用して困ることがないと思う今熱い1枚。

アーティファクトロンギヌス

定期的に評価上がる

おすすめ度:☆☆★★★
理由:大会の結果を見て次回大会でもやはり除外をギミックに組み込んだデッキが上位に来ると予想しオススメします。また刺さらない相手に対してもセットカードとしてブラフにもなる他、スモールワールドで雪花の経由としても使えます。

電光ー雪花

強い(確信)

おすすめ度:★★★★★
理由:ダブルデッキシステムの為どちらか片方には是非採用したい1枚。このルールだと本当に強い。姫様のパンデミックキラーとなります(それだけウイルスが強い環境)うまく使えるデッキは汎用と言いつつ限られていますが、次大会でも活躍は期待できそうです。

DDクロウ

裂け目からこんにちわ

おすすめ度:☆☆★★★
理由:大会上位の焔聖騎士やラビュリンスの家具、制限の泉をゲーリで回収させない等かなり刺さる相手が多いです。また次の新勢力候補ドライトロンにも効果抜群なのでオススメ!ただ、刺さらないデッキもまだ多い印象だったので様子見。

エフェクトヴェーラー

遊星さんが使ったカード

おすすめ度:★★★★★
理由:今回大会から採用率が格段に伸びたカード。やはり展開デッキがそれなりに開拓された影響が大きいですね。スモールワールドの雪花の経由としても使いやすいので枠が余ったらとりあえず採用したいですね。

増殖するG

ランクマSランク

おすすめ度:☆☆★★★
理由:エフェクトヴェーラーの採用率が増えたように徐々に展開系デッキが伸びてきたので採用を考えてもいい1枚。ただ、まだまだ期待値は低く、シムルグのようなデッキがトーナメントに上がってきているのでダブルデッキシステムを活かして片方に採用したいですね!

墓穴の指名者

墓穴確定な

おすすめ度:☆★★★★
理由:実はもう採用濃厚圏内に入っている1枚。エフェクトヴェーラーを始めとした手札誘発の採用率が徐々に伸びているだけでなく、低速だからこそ墓地利用テーマに与える影響は大きいです。クロウの評価をもっと上げてもいいところですが誘発を弾ける点でこちらの評価を高くしています。次環境で怪しいミセラを咎めるためにも欲しいと思っています。

超古代生物の墓場

セ〇チュリースープ取れそう

おすすめ度:☆☆★★★
理由:リンクやエクシーズがいないので当然と言われれば当然。捲り札としても優秀であり、スキルドレインと違ってパワー勝負で負けるリスクも少ないです。しかし現状採用できるテーマが少ない為、少し低めの評価。ただ間違いなく次大会でも活躍間違いなし!

その他

ここからは★2だけど使えそうなカードをまとめて紹介します。

《月の書》
シンクロメタや捲り札として優秀。ただ環境的にリバースデッキや融合テーマもいる為、やや低めに評価。
今後の環境次第です。

《王宮の鉄壁》
除外メタとしてかなり優秀な1枚。ただ現状うまく使える強力なデッキが思いつかない。またロンギヌスと違って刺さらなかったときに処理に困るのも悩みどころ。

《ソウルドレイン》
サンドラやメタファイズなど大会でも見られたデッキにクリティカル!またドライトロンにも刺さりますね。問題はそれらのデッキでも比較的除去がしやすい点や自分にも影響が大きい為、この評価。

《魔封じの芳香・レッドリブート》
やはり雪花がいる点やリブートに関しては斬機やドライトロンのように大量除去を狙えるテーマならいいがノスレギュでは現状そういったテーマは少ない為、まだまだリスクが大きい。魔封じもこの速度感だとこちらが痛手を喰らうシーンが多い。

《サイクロン》(準制限)
雪花が使えないデッキにはオススメ。ロックカードもそれなりに多いので解決手段が乏しい場合は是非!

最後に

ここまでいろいろ考察してきましたがノスレギュもまだまだ発展途中、分からないことが多いです。また、開拓が進んでいないテーマも多いのでこれからどうなるかが見ものです。この記事を少しでも参考にしてくださると嬉しいです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

p.sスプライトはノスレギュでは大したことないですがティアラメンツは間違いなく大きな影響を与える…震えて時期を待つのみ


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