🐾H3ロケット4号機打ち上げ成功!
日本のロケット技術が安定してきたと思う、黒豆柴です🍀
本日は「ロケット打ち上げ成功」の話をします。
日常の素朴な疑問や雑談を親子の会話のきっかにしながら、興味や関心を育み、疑問を調べたり解決することで、学びや成長につながると嬉しいです。
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H3ロケット4号機打ち上げ成功✨
H3ロケット4号機で打ち上げられ、予定の軌道に投入されて打ち上げは成功しました。
H3ロケットは2023年の1号機の打ち上げに失敗したあと、今回の4号機まで3機連続で成功しています。
前回のボクの記事は、1号機の打ち上げ失敗のあと2号機に日本の技術力と自立性が確保され日本が商業受注として国際競争力の場に立てるかという話でした。
きらめき3号は防衛✨
防衛通信衛星「きらめき3号」を載せたH3ロケット4号機は4日午後3時48分、種子島宇宙センターから打ち上げられました。
ロケットに搭載された「きらめき3号」は、防衛省が広い範囲に展開する部隊どうしの情報共有などに使う目的で独自に整備を進めていた防衛通信衛星です。
これまでに2機が打ち上げられ、今回の3機目が打ち上げ成功したことで、防衛省が計画している独自の衛生運用体制が整ったそうです。
特に「きらめき3号」は自衛隊の部隊運用において重要な指揮統制などの情報通信に用いられるため画像や映像データを送受信できる広域通信が特徴で、海外活動などの通信確保にも役立ちます。
きらめき3号機の開発や運用にかかった費用は約700億円になるそうです。
静止衛星✨
きらめき3号は静止トランスファー軌道とよばれる途中の楕円軌道に投入されました。
静止トランスファー軌道から地球の自転と同じ速度で移動できる静止軌道まで衛星が自力で飛行できたときに打ち上げ成功といえます。
赤道付近からロケットを飛ばしたときと種子島からロケットを飛ばしたときでは静止トランスファー軌道に傾斜がついてしまいます。
2段階エンジンを再点火して角度をより静止軌道と傾斜がないように修正する技術が今回のH3ロケットの使命になっているそうです。
傾斜が少なければ、衛星を分離したあとの衛星が静止軌道に入るまでの燃料が少なくなります。
軍事機密が多そうな今回の打ち上げですが、H3ロケットが国際競争に算入できるかという視点で見るとおもしろいです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
少しづつ更新していきますので、よろしくお願いします✨
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#日記 #子育て #ロケット #静止軌道 #静止トランスファー軌道
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物理学者を育てる子育て
夫婦の子育て記事、日常の素朴な疑問記事です。 息子の夢「万物の理論の完成」のため物理の普及活動をしています。 後進の育成、親世代との共育、…
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