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ニュートリノ観測装置?

世界が目を向けていないわけがないと思う、黒豆柴です🍀

本日は「JUNO」の話をします。

日常の素朴な疑問や雑談を親子の会話のきっかにしながら、興味や関心を育み、疑問を調べたり解決することで、学びや成長につながると嬉しいです。

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江門地下ニュートリノ観測所✨

中国広東省の地下 700mに「江門地下ニュートリノ観測所JUNO」の建設が完了したと発表されました。

JUNOは、世界最大の透明な球状の検出器であり、35.4メートルのアクリル球が据え付けられ、12階建てビルに相当する高さだそうです。

ニュートリノを研究することは、宇宙の構造と進化に重要な役割を果たすことは知られています。
日本にもカミオカンデ、スーパーカミオカンデと施設を進化させながらニュートリノを研究して成果をあげてきました。

中国の実験物理学者がニュートリノを研究しないわけがありません。
観測所JUNOの第一の科学的目標は、基礎物理学の研究と宇宙に対する理解の進歩に不可欠なニュートリノの特性を測定することとして、ニュートリノ質量階層と振動パラメーターの測定を目指しています。


ニュートリノ✨

なぜニュートリノを研究するのでしょうか?
ニュートリノは+の電気もーの電気も帯びていないので他の物質と影響することがありません。

とても小さいので原子の中を通り抜けていきますし、いまボクの体を1秒間に約100兆個のニュートリノが通り抜けていると言われています。

どこまでも直線的に進んでいく貫通力が研究対象として他にはない魅力です。
例えば研究対象の宇宙線は、宇宙のどこかで発生はしていますが、宇宙空間を満たす放射やガスの影響を受けて方向を変えてしまうので解析は困難になります。
貫通力のあるニュートリノを研究するのは直線状でニュートリノが発生していることが自明だからです。

宇宙線が衝突したときにニュートリノが生成されるためニュートリノをたどれば宇宙線の衝突の瞬間にたどり着き、いずれは宇宙線の解明にもつながることが期待されます。

ニュートリノの飛んでくる方向を調べることが、宇宙の構造と進化に重要な役割を果たす、三段論法的な感じでおもしろいです。

もちろんニュートリノ振動の解明も基礎物理の研究には欠かせません。


いつのまにか消えていた✨

先日、カミオカンデの掃除の仕事が募集されていました。

東京大学宇宙線研究所附属神岡宇宙素粒子研究施設 (スーパーカミオカンデ等)用務補佐員(清掃)公募

2024年10月15日

いつのまにか消えていました…。

物理の魅力や重要性を広く社会に伝え「学びの機会」を提供するとともに、世代間の交流と支援による「親世代との共育」を継続的に行うことにより、教育の発展と社会全体の進歩に寄与する「後進の育成」が「万物の理論の完成」の一助なると信じています。

黒豆柴のクレド

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
少しづつ更新していきますので、よろしくお願いします✨

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#子育て #物理施設 #JUNO #ニュートリノ


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