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🐾察知するんだゾ!
次に起こることを察知しないと生きていけない、黒豆柴です🍀
本日は「察知する能力」についての話です。
日常の素朴な疑問や雑談を親子の会話のきっかにしながら、興味や関心を育み、疑問を調べたり解決することで、学びや成長につながると嬉しいです。
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重大な任務✨
妻は最近ペットボトルのキャップを回すのが難しくなってきたようです。
もちろん、大好きなピーナッツバターのふたも同様に開けられなくなってきました。
(あ、リウマチとかの初期症状ではないです…。
ペットボトルのキャップを開けるには、指先の力や握力が必要なので、力の弱い子どもやお年寄りには難しいです。
(あ、そういう年齢になってきたというわけです…。
白熊猫:冷蔵庫からペットボトルを取り出したらすぐに開けに来るんだゾ!
黒豆柴:あい!
重大な任務を受けたのですが、ボクはたいていPCに集中しているのでいつも任務が果たせません。
白熊猫:来るのが遅いんだゾ!
黒豆柴:申し訳ありません!
鬼軍曹に報告する兵卒のようです。
白熊猫:お前には察知能力が不足しているんだゾ!
黒豆柴:はい!
白熊猫:トンボみたいに360度、気を配るんだゾ!
黒豆柴:はい!
ん?トンボ?
素朴な疑問✨
トンボは複眼というたくさんの眼をもっています。
授業で習った知識です。
妻がトンボは360°気を配っていると言っていましたが、トンボは無脊椎動物です。
本能のままに行動しているのでは?
本能のままということは反射行動です。
ほんとうに情報を察知して行動できるのでしょうか?
トンボって情報を察知して反射的に行動しているのか、察知した情報を生かして推測して行動しているのかどっちなんだろう?
白熊猫:トンボのように察知して次の行動を予測するんだゾ!
わが家は、家族で調べものをしたり、議論をすることが好きです。
家族のだれかに素朴な疑問があると、すぐに雑談と家族会議が始まります。
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素朴な疑問に全員が納得するまで調べたり、説明したり、ときには白熱したバトルに発展していきます。
トンボ✨
トンボは細長い体と翅を持った昆虫です。
全世界に5,000種類、日本に200種類が生息しており、授業で日本最大のトンボは『オニヤンマ』、「複眼」とよばれる複数の眼をもっていると習うほど生活に密着しています。
『カエル』の子は『おたまじゃくし』と呼ばれるように『トンボ』の子は『ヤゴ』と別名でよばれる不完全変態の昆虫としても知られています。
(例えがよくないかも、『蝶』と『芋虫』のほうがよかったかな…。
📖 形態
成虫の頭部は丸く、複眼が大きく270°の視界があります。
(360°ではなく270°なので後ろはやっぱり見えないっぽいです。
頭の半分ほどもある複眼は、六角形の個眼(こがん)が1万個以上集まってできており、高い動体視力を発揮し、空中を飛ぶ獲物を捕らえます。
📖 推測で行動
ハワードヒューズ医学研究所などの研究グループが、トンボは獲物の動きを「予測」して捕えていることをつきとめました。
昆虫などの無脊椎動物は「反射」で獲物を捕らえていると考えられていましたが、トンボは目から入った情報を脳で処理してから動いているということです。
トンボは、情報を脳で処理して次の行動を予測できる
📖 未来の乗り物
トンボは発達した長い2対の翅を持っています。
翅を交互にはばたかせて飛行し、空中で静止(ホバリング)することもでき、宙返りすることもあるそうです。
昆虫の形態をうまく飛行に活用できたら未来の乗り物になると思います。
で?
ペットボトルはどうなったの?
ペットボトルのキャップの開け方✨
ペットボトルのことは飲料メーカに聞くのが早道です。
今回も「伊藤園」のご協力をいただきました。
Q. PETボトルのキャップを簡単に開ける方法を教えてください。
A. キャップをしっかりと持って、PETボトルはキャップを回すのではなく、PETボトル自体をキャップ記載の「あける」とは逆方向に回すと開封しやすくなります。
さっそく妻にペットボトルの開け方を伝授しました。
白熊猫:そんなことどうでもいいから開けに来ればいいんだゾ!
黒豆柴:そんなこと…
白熊猫:はぁ?
黒豆柴:はい!
キャップを回すのではなく、ペットボトルを回すなど逆転の発想をしてみるのもいいです。
子どもさんと共有して欲しいと思います。
物理の魅力や重要性を広く社会に伝え「学びの機会」を提供するとともに、世代間の交流と支援による「親世代との共育」を継続的に行うことにより、教育の発展と社会全体の進歩に寄与する「後進の育成」が「万物の理論の完成」の一助なると信じています。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
少しづつ更新していきますので、よろしくお願いします✨
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物理学者を育てる子育て
夫婦の子育て記事、日常の素朴な疑問記事です。 息子の夢「万物の理論の完成」のため物理の普及活動をしています。 後進の育成、親世代との共育、…
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