見出し画像

認められなくても続ける?

コツコツと続けることって大事だと思う、黒豆柴です🍀

本日は「アヴォガドロ」の話です。

日常の素朴な疑問や雑談を親子の会話のきっかにしながら、興味や関心を育み、疑問を調べたり解決することで、学びや成長につながると嬉しいです。

-----

アヴォガドロ✨

アメデオ・アヴォガドロは、イタリアの物理学者であり、化学者です。

近代化学の基礎を築いた重要な科学者の一人で法律を学んだ後に、独学で物理学と数学を学んでいます。

「気体の体積」と「分子数」の関係は『アヴォガドロの法則』として知られ、ボクも化学の授業で果物の「アボガド」に似た名前だとテスト前に記憶したことがあります。

そういえば、昔のテストには、「法則の名前を答えよ」みたいな感じのクイズかと思うような意味のわからない問題が多くありました。


控えめな性格✨

アヴォガドロは、控えめな性格だったと記録が残っています。

科学界では目立たずに静かに研究を続けていたとされ、1811年に「アヴォガドロの法則」を発表しましたが、当時は無名だったことと内容が難しかったために評価されていなかったそうです。

アヴォガドロは、イタリア初の数理物理学教室がトリノ大学に設立されると、初代教授に就任しています。
政治的な理由で教室が閉鎖され職を失っていますが、その後、王政復古で数理物理学教室が再開されると再び教授になったそうです。

当時は歴史に翻弄されることもありましたが、研究に対する情熱を失わず研究を続けて数多くの功績を残しています。


アヴォガドロの功績✨

アヴォガドロの最大の功績は、気体の性質に関する研究「アヴォガドロの法則」と「分子理論の発展」です。

「同温同圧のもとでは、すべての気体は同じ体積中に同数の分子を含む」というのが、アヴォガドロの法則であり、気体は原子ではなく、同種の原子が2つ結合した分子からなるという「原子と分子を明確に区別することの重要性」を主張しました。

当時は、原子と分子の違いがはっきりしていなかったことや、古い仮説を組み合わせたように見えたことが生前にアヴォガドロの研究が評価されなかった理由なようです。


アヴォガドロの名言✨

アヴォガドロの研究成果は、名言として化学の基礎になっています。

等容量の気体はつねに等しい数の分子を含んでいる

アヴォガドロの名言

残念ながら生きているうちにアヴォガドロの研究は認められませんでしたが、彼の名前は「アヴォガドロ定数」(6.022×10²³)として、これからも科学史に残っていきます。


物理の魅力や重要性を広く社会に伝え「学びの機会」を提供するとともに、世代間の交流と支援による「親世代との共育」を継続的に行うことにより、教育の発展と社会全体の進歩に寄与する「後進の育成」が「万物の理論の完成」の一助なると信じています。

黒豆柴のクレド

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
少しづつ更新していきますので、よろしくお願いします✨

-----

#子育て #雑記 #物理学者の名言 #アヴォガドロ

ここから先は

0字
毎週 2記事のお届けです。 水 / 土曜日の 19:30に更新を予定しています。

物理学者を育てる子育て

¥500 / 月 初月無料

夫婦の子育て記事、日常の素朴な疑問記事です。 息子の夢「万物の理論の完成」のため物理の普及活動をしています。 後進の育成、親世代との共育、…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?