
ひやひやさせやがって…。
アルマゲドンの危機がひとまず去ったと思う、黒豆柴です🍀
本日は「2024 YR4」の話です。
日常の素朴な疑問や雑談を親子の会話のきっかにしながら、興味や関心を育み、疑問を調べたり解決することで、学びや成長につながると嬉しいです。
-----
2024 YR4✨
2024 YR4は、地球軌道を横断するアポロ群の地球近傍小惑星です。
約4年をかけて太陽の周りを公転しているため、2024年12月に観測されたときには、2032年12月に地球衝突の可能性があると指摘されました。

アルマゲドン✨
小惑星が地球に衝突するといえば、映画「アルマゲドン」が真っ先に浮かびます。
小惑星が地球に衝突すると大きさにもよりますが、被害が甚大になり最悪の場合、地球が滅亡するというシナリオも考えられます。
映画アルマゲドンでは、小惑星を核爆弾で爆破し、小惑星の軌道を変えて地球滅亡の危機を救い英雄になるという話です。
惑星の測定✨
2024 YR4は、直接測定されていませんが、絶対等級と幾何アルベドの妥当な範囲の値を用いて推定することができます。
2024 YR4が可視光線の5%から25%を反射すると仮定した場合、直径が40~90mと推定されています。
この規模の大きさの小惑星の衝突は数千年に一度の頻度で発生していますが、衝突する場所によっては、甚大な被害も生じます。
衝突確率✨
2025年1月27日には衝突確率が1%を超えると予想されていました。
ちょうど、2025年2月20日にすばる望遠鏡が小惑星の撮影に成功して位置測定データが得られたことによってより精度の高い予想ができるようになり、2032年の衝突可能性は、0.004%程度にさがりました。
いまは、月に衝突する可能性が0.3%になったという試算がでています。
観測技術が進歩するとさまざまな不安も生じますが、予測をもとに対策を講じることができるのは技術の進歩だと思います。
将来的には、映画の世界のように衝突前に破壊するなどの方法もあり得るかもしれません。
物理の魅力や重要性を広く社会に伝え「学びの機会」を提供するとともに、世代間の交流と支援による「親世代との共育」を継続的に行うことにより、教育の発展と社会全体の進歩に寄与する「後進の育成」が「万物の理論の完成」の一助なると信じています。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
少しづつ更新していきますので、よろしくお願いします✨
-----
ここから先は

物理学者を育てる子育て
夫婦の子育て記事、日常の素朴な疑問記事です。 息子の夢「万物の理論の完成」のため物理の普及活動をしています。 後進の育成、親世代との共育、…
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?