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🐾ブタはお尻からも呼吸する?

お尻から呼吸をすることにチャレンジしたことのある、黒豆柴です🍀

本日は「2024年イグノーベル賞」について調べてみました。

日常の素朴な疑問や雑談を親子の会話のきっかにしながら、興味や関心を育み、疑問を調べたり解決することで、学びや成長につながると嬉しいです。

息子の夢「万物の理論の完成」のため、物理の普及活動をしています。
コンセプトは「親世代との共育と交流」です。
記事を通じて、子どもの成長、親の充実、家族の絆強化、社会貢献をしています。
記事更新は、毎週 水 / 土曜日の 19:30です。

お知らせ「物理学者を育てる子育て」

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イグノーベル賞✨

ユニークな研究に授与される「イグノーベル賞」が発表されました。
日本の研究チームがブタなどの動物に「お尻から呼吸する能力があることを発見した」として「生理学賞」を受賞しています。

イグノーベル賞とは、1991年に創設された、人々を笑わせ考えさせた研究に対して授与される賞です。

イグノーベル賞とは?

▼ イグノーベル賞を調べてみた過去記事


わが家は、家族で調べものをしたり、議論をすることが好きです。
家族のだれかに素朴な疑問があると「TKLab.ダイニングキッチン」で、すぐに雑談と家族会議が始まります。

白熊猫:お尻でも呼吸できることを説明するんだゾ!

本日のお題
ドナドナ…。

素朴な疑問に全員が納得するまで調べたり、説明したり、ときには白熱したバトルに発展していきます。


お尻には秘められた能力が✨

研究チームは、肺による呼吸が難しい状態になった動物の腸に、高い濃度の酸素を含んだ特殊な液体をお尻から供給する実験を行っています。

どの動物も血液中の酸素量が大幅に増え、中でもブタは一定の条件のもと、呼吸不全の症状が改善する結果が確認されました。

腸を経由した呼吸法を哺乳類で実証

研究テーマ


📖 腸換気法(腸呼吸)

研究のきっかけは、ドジョウの呼吸メカニズムだったそうです。
ドジョウは水中ではエラ呼吸をするが、泥などの低酸素環境下に置かれると腸を介して酸素を取り込むことができます。

人間にも同様の腸呼吸の能力が備わっているらしく、まったく新しい呼吸管理法として「腸換気(EVA)法」につながったそうです。
浣腸の要領で肛門に器具を入れて腸から全身に酸素を取り込み、呼吸不全の治療や筋ジストロフィー患者への呼吸管理に期待されています。


📖 人と違うことしか考えない

イグノーベル賞の授賞式で研究のリーダー武部教授が話をされた内容がとても興味深かったです。

基本的に「人と違うことしか考えない」ことを意識しています。
世界を変える発見というのは普通と違う着想から出てくると思うので、ほかの人からはふざけていると思われるようなことにも挑戦できる環境が大事だと思います。

授賞式での武部教授の話

やりたいことをやらせてあげる環境が大事だと思います。

子どもさんがやりたいことを全力で応援できる環境が整っていますか?

黒豆柴のひとりごと


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