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美容師 VS 値引きおばちゃん

なんじゃこの題名…

と思うかもしれませんが、実際にあった話を今回はnoteに書きます。

自分がお店をオープンしたのは2018年。

オープン当時がカット料金4950円。その後6050円に改定。もう一度改定して現在はサロンのカット料金が7200円。
現在個人の新規料金は22000円に設定しています。

オープンして2年くらいの時でカット料金が6050円の時に来店された方
の話です。

初回はカラー+カットでご来店。
2度目のご来店はカットでご来店。
3度目のご来店は3Dカラー+カットでご来店。
4度目にカットでご来店した時の話です。

いつも通りにショートでカットをしていくと、
施術中におばちゃんがふとこんなことを自分に言いました。

おばちゃん

「あなたはカットが本当に上手でとても気に入っている。だけど料金が高い」
「安くなる方法はないの?」
「例えば5回分の料金をまとめて払うから、1回無料にして6回カットしてくれない?どう?」

自分

「…」

「…」

「それはちょっとできないですねー」

と返事をしました。

どうやら今までの会話の中でお伺いしたことで、
なんだっけな?このおばちゃん確かコールセンターで働いていたんだったかな?

「職場に時給アップしてくれないのなら、辞めると言ったら時給が上がったのよ。言ってみるもんよね〜。ラッキー」

って言ってました。

まあ、それくらいの感覚で自分にも言ってきたのだろうと思いますが、
とりあえず、その日もカットを終え、

おばちゃん
「もう一度考えておいてね。お願い」

と言われ、苦笑いをしてお会計したのを覚えています笑

また2ヶ月後くらいに予約が入り、ご来店。
カットする前に丁重に
「先日いただいたお話ですが、そういったことは当店はできません。ご理解ください」

自分がそう伝えるとおばちゃんはカットが終わるまで機嫌が良くありません。

無事にカットを終えて、会計を済ませ、笑顔なく退店。

そしておばちゃんは2度と来店することはありませんでした。

いや、心の底から
「この人顧客として今後ずっと関わることになったら嫌だからもう来ないでほしい」

と思ってたので、良かったです。


仕事だし、時には自分にとって嫌な人だったり苦手な人の接客をしないといけないこともあるかとは思いますよ。
もちろん生活のためでもありますが、成果を上げるために仕事を頑張るんであって、成果を下げるような相手であれば、それは本末転倒なわけであって、相手にしていると足枷でしかありません。

以前のnoteにも書きましたが、

・あまりにも自分勝手な方
・わけわからない価値感を持っている方
・泥酔している方
・店内の秩序を乱す方
・横柄な態度をとる方
・割引などを強要してくる方
・スタッフに対して高圧的な態度をとる方
・予約をとった美容室のことを後回しにしてしまう方

そういった方を自分はお客様だと思っていません。
相手にするだけ無駄な労力で、マイナスしか生みません。

サービスを提供する側もそれなりにお客様を選ぶべきかと思いますよ。この現代。なんでもペコペコはダメだし、カスハラって言葉すらある時代です。

美容の仕事は信頼関係のもと成立するものだと思っていますので。

と、今回は実際にあった割引きおばちゃんのお話でした笑

おばちゃん今頃どんな髪型してるかな…笑


Qoolon 高橋

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