地方の電音部オタクがクラブデビューした話
僕はかなり田舎に住んでいる電音部のオタクである。
電音部はダンスミュージックをテーマにした音楽原作キャラクタープロジェクト。分かりやすくざっくり言うと
ヒプノシスマイクのラップではなくDJ版(そしてキャラも男ではなく女)
(明確に言うと違うんだろうけど説明短縮したいんじゃ)
曲が大量にサブスク配信されており、原作ノベルやサイドストーリー的4コマ漫画はあるがアニメなどは無い文字通りの"音楽原作キャラクタープロジェクト"である。
そんな電音部にズブズブとハマり、電音部の為のTwitterアカウントを作り電音部好きな方々のツイートを見ていてある事に気づいた。
「え?みんなめちゃくちゃクラブ行ってね?」
陰キャオタクくんである筆者にはクラブなんて怖いイメージしかない。ナンパが横行し、派手な男女がワンナイトを狙い合う、そんな戦場なのだ。(偏見)
なのに電音部のオタク達は休日がある度に「今日は○○でイベントが〜」「○○で○○さんがDJするらしい!でけ〜!」などと話している。
「え、そんな楽しそうな場所なの…?」と思い、調べたりフォロワーに聞いたりしたところ、どうやら"アニクラ"と呼ばれるアニメコンテンツメインのイベントはオタクが多く、ナンパなどはほぼいないらしい。
え、めっちゃ行きた…
自分は農業とかいうクソみたいな仕事(辞めるつもり)をしているのでかなり休みが少ないが、無理やり休みを作り出しなんとか予定を立てた。
目指すイベントはNEON-MIXTURE!!
電音部メインの非公式パーティらしい
金曜日、仕事終わりに爆速で名古屋へ行き(特急で約2時間)、友人宅に泊めてもらい、
土曜日の朝起きてすぐ新幹線で東京へ!!
そしてフォロワーと合流して上手い飯を食べ
13時57分頃、会場に到着
行ってみたらかなりの行列ができていて「こんなに入るのか….」と思った。この日はどうやら人数が多い方だったらしい。(電音部すげ〜)
ちなみに僕は人見知りなのでなるべく人から話しかけてもらえるように分かりやすい柄シャツを着ていったのだが、
金髪でマッシュウルフという髪型も相まってフォロワーから「女殴ってそうな人」という不名誉な称号を与えられた。
ちなみに並んでいる最中にフォロワーに背後を取られて不安で怯えてました。
そして身分証提示、入場料支払いを済ませとりあえず入場。
入ってすぐの部屋はロビー(?)とバーカウンターがあり、そこで酒やらソフトドリンクを買えるらしい。
オタクばっかだし未成年もいたりして無理やり飲ましてくるノリの人間がいない素晴らしい空間である。
そこでフォロワーとわちゃわちゃ雑談してるだけでも十分楽しめた。
しかし、本当に楽しいのは地下にあるメインフロア!
バカでかい音に釣られて地下へ行くと爆音と踊り跳ね回る人で溢れていた。
なにこの楽しそうな空間。
知ってる曲が流れればもちろん楽しいし、知らない曲でも爆音で流れる音楽に合わせて跳ねたり踊ってるだけでも楽しいのだ。
個人的にぶち上がった曲(電音部だらけ)を貼っておく。
フロアで跳ね回り疲れて上の階に戻ってドリンクがぶ飲みしてを繰り返してました。
その間にもフォロワーが何人か話しかけてくれて「あったけぇ…..😭」の感情になってた。
そうこうしているうちにあっという間に終了時間。
最後のDJ、VJの方々の挨拶の場面で「今日初めてクラブ来た人〜?」という質問で自分以外に何人も手を挙げててなんか感動した。(10人前後いたんじやないかな)
そんなこんなで初めてのクラブが終わってしまった…。
ハチャメチャ楽しかったので気合いでスケジュール調整してまた来ようと思います。
というか仕事辞めて東京、せめて関東に住みたいな….
誰か雇ってくれや…毎週何かしらのイベント行きてぇよ….(他力本願)
追記:2023年9月12日
この記事で一緒に飯を食べたフォロワーと付き合い始め、この記事を見た関東電音部フォロワーから仕事を紹介され、関東に引越し、ネオミク2回目3回目、Music Unityやら苺祭やら行きまくりな人生になりました。
まじで人生変わったからなんでも言ってみるもんやね〜(適当)