私を見て

私は風景！

あなたは風景と聞いて何を思い浮かぶ？

あなたにとっての風景は空気みたいなものってあたしは思うの！

なくても良いけど、無かったらちょっとさみしいかも知れない！

そんなもの！

あたしってそんなものなの？

あなたのちょっとした気分を満たすためのものなわけ？

そんな存在があたしなわけ？

私が存在しているのはあなたの暇つぶしな訳？

風景が私に問いかけた！

私にとっての風景は、あなたが思っているようなものではないよ！

私はそう答えた！

すると、風景はこう答えた！

じゃぁ！あなたは私が何をどう考えているかわかるっていうの？

私はあなたがどこの誰なのか知らない！

そして、あなたが何者なのかも知れない！

でも、私はあなたに私がどんな存在なのかを理解して欲しい！

単純にそう思うの！

そんな私にそんな答えを言う訳？

あなたにとっての風景って何？

風景が問いかけた！

私は、風景は私にとっての癒しであり

心の安らぎ！そう答えた！

風景は瞬間かも知れないけど、私が今まで考えた事のない『ひらめき』を与えてくれると、同時に私がこれまで考えていた、私の独りよがりの独善的な考え方を、そうじゃないんだよ、本当の自分を見つめてみて！

そう諭すように、優しく教えてくれる！

そんな存在！

私はそう、風景に答えた！

すると、風景は理解したのか、しないのか分からないが、あなたに幸あれ！

そう答えるかのように、

突風を私の前に吹きかけた。