精霊

大自然のマナを使い、私は精霊を召喚した。

あらゆる、魔術の類いを調べあげ、

あらゆる召喚術を調べあげ、

私は水の精霊を召喚する方法を見つけ召喚した

今、召喚を終えてから、

5分の時間が経っているが、何も起こらない。

私は失敗したと思い、

散らかった部屋を片付けようとした。

すると、家のドアをドンドンと叩く

音が聞こえてきた。

私は、ドアの鍵を回し、

『どちら様ですか？』

と不機嫌そうにドアを開けた。

すると、黒い服を着た全身びしょ濡れの男が

立っていた。

そして、男はこう言った。

『あんたねぇ〜！

人を呼び出しておいて

何で不機嫌そうな顔してんのよ！

むしろ、不機嫌なのは、

こっちのほうなんだからね！

分かってる？』

私は一瞬、この男が何を言っているのか

分からなかった。

そして、一瞬が終わって、もしかしたら、

召喚？と私の中で言葉が頭をよぎったその時！

びしょ濡れの男が、玄関で立ち話ってのも

なんなんで！って言い出し、

勝手に人の家にあがり混んできた。

びしょ濡れの男は、床が水で濡れるのも

おかまいなしに土足で歩き、

私が精霊を召喚した部屋に入るなり、

『やっ〜っぱり！あなたじゃない！』

と言った。

ふっう〜！今日は私が精霊とあった話は

このくらいにして今日は休むとしよう。

それでは、また！