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週刊ユグド通信Vol.86『君の名は?』

 チェンクロキャラ約1,000人の中には本名不詳だったり、偽名や通り名を使い分ける人達が何人かいます。今回はそんな複数の名を持つ(本人も元々の名前を知らない)義勇軍メンバーをピックアップしてみましょう。言われてみれば本名じゃないよね? というキャラ意外といますよ。



 1.チューニだから

 チューニ的と言っても事情は人それぞれ。カッコいいからというケースから正体を隠したいまで色々あります。ここでは本人が日常的に使っている名前に限定します。

1.夕闇に染める黄昏の女剣士

聖王女ユリアナ

 チェンクロ史上最速で出会う偽名(?)と言えばこの人聖王女ユリアナ。その登場も早く第1部2章になります。また第3部で再会した時に名前の件を突っ込まれた時は生涯現役を宣言していました。そんな彼女の二つ名は父譲り。なんせかつては『夜闇を貫く黎明の騎士』でしたから。

2.漆黒の片翼

呪術師アイリ

  自称魔王の転生体である呪術師アイリと魂の盟友フィーナが集えば漆黒の双翼で一人なら漆黒の片翼。ソーニャを入れると黒紅の三連星。ユギギを入れると漆黒の三連撃になります。

3.漆黒の刃爪

ユギギ

 猫大好きアイリがユギギと遊びたくて付けた二つ名。本人もかなり気に入っています。

4.氷狼貴公子

異変遊撃隊《九領》ヨシツグ

 氷狼貴公子と書いてウォルターウルフと読む。第二領主ヨシツグが歌舞いていた若き日に名乗っていた二つ名。異変遊撃隊でも使っているのでかなりお気に入りなのでしょうね。最近では謎の温泉ライターなんて肩書きも…

5.幻月の黒鉄

三ツ星教授イザヤ

 賢者の塔の変人教授の一人イザヤが好んで使う二つ名。自らの発明品にも大層な名前を付けるイザヤですが主人公のことは『はぐれぬ光』、ピリカは『ピリリィ・クァーム』、フィーナは『フィーナルディア』と呼んでいます。

2.諸事情につき改名しましたor本名はヒミツです

 作中で名前を伏せていたり改名した面々。正体を隠したり変えざるを得なかったりします。

 1.ハンフ

本名はシェーン。

 故郷を黒の軍勢に滅ぼされた後、戦士ギルドに入団した際に男装していたこともあり仲間内ではハンフで通っているが、姉弟や親しい相手は本名で呼びます。

2.フェイスレス

誰も声を聞いたことがない?

 フェイスレスは名前の通り直訳すれば顔無し。これはアサシンギルドに拾われた当時からの話で、誰が言い出したのかフェイスレスと呼ばれるようになりました。彼女自身は自己紹介をしていない筈なのに何故か義勇軍内でもフェイスレスの名が浸透しています。ただし主人公にはこっそり本名を教えていたりします。

3.アルヴェルト

鉄仮面の人

 今でこそ副都有数のバカップルぶりを見せつけるリア充のアルヴェルトですが、初対面の頃は自暴自棄に戦場を彷徨い名前を聞かれても好きに呼べばいいと素っ気ない態度。ピリカには鉄仮面と名付けられましたが、フィーナ共々に鉄火丼扱いしていましたね。

4.シャロン

かつての名前は十七聖人【聖導】のシュレーミア

 聖人としての使命を失い神殿を去ったシュレーミアは黒の軍勢の残党に村を焼かれたヘリオスとトロメアを保護した際にシャロンと名乗り以後はシャロンとして生活していました。その先で起こる真実を知るまでは…

 5.カデッサ

本名はキャリー

 カデッサは幼い頃に崖から転落して背教徒の司教に拾われ狂戦士の候補として育てられました。その後聖杯騎士団のオルドレード団長に助けられ当時は記憶喪失だった彼女にカデッサの名を与え娘として育てました。今となっては昔の名前で呼んでくれるのも生き別れの兄ルークくらいになってしまいましたけど。

6.サヤード

宛名は恐らく本名

 サヤードは湖都の砂漠を渡り歩くトカゲ専門の狩人。彼女の出身について詳細は語られていませんが愛犬のワーディは雪国原産とのこと。そして彼女の「狩りが私の原点で、儀式だから。世界の裏側で新しい人生が始まって以来、ね」という言葉を額面通り受けとればユグドからはかなり遠い地で生まれたことが窺えます。

 そんな彼女の行く先々を先回りするように何処からか届く手紙。差出人の名もなく宛名はサヤード名義ですらありません。彼女の過去を知る何者かが故郷に戻ることを要求しているようですが、その正体が本当に彼女が恐れる存在なのかも定かではありません。

7.カホル

本名はコウガ

 娘が黒の軍勢に殺された事実を受け入れきれず娘の姿の魔神となってしまった父。記憶は取り戻したものの欺きの魔神の二つ名に相応しく生前の娘を今も演じているが、時折オッサン臭いボロが散見されて長女のエリカには怒られています。

3.本名なんて元からなかった?

 出生自体に秘密があったり、何処の誰なのか語れる人がいない(本人にも分からない)面々になります。

1.アンジェリカ

生まれは不明

 元アサシンギルドNo.1の暗殺者であるアンジェリカはラザフォードに拾われた孤児。黒の軍勢に滅ぼされた町の生まれらしいですが物心ついた頃には路地裏を一人彷徨っていたようで、ラザフォードが名付けるまでは名前を持ち合わせていなかった模様。

2.ユニ

ユルゲンからはゼロと呼ばれていた

 ユニは魔法兵団に配属される前はクラウスの父であるユルゲン教授の研究室にいた刻印者の試作型。当時はゼロと呼ばれており同研究室に放置されていたフェブリア共々過去の記憶はない。しかも幼なじみが見つかったフェブリアと違いユニの過去が存在するかを知る者は誰もいない。

3.ドーリィ

13番目のドーリィ

 ドーリィはドSな主に飼われていた少女で出身はおろか本名すら不明。ドーリィの名も主が人形として飼っていた少女達の通称で彼女は13番目のドーリィになります。この主は勿論のこと屋敷の追っ手も全てドーリィが始末してしまった為、彼女が何処から来たのかを知る者はもういません。

4.ボムボマー

コードネームですよね?

 誰が名付けたか彼の名前はボムボマー。不正、暴力、内乱が絶えない弱肉強食な腐敗国家の理不尽に怒りを覚えた非力な少年は自身でも扱える爆弾という全てを圧倒する破壊の力で全てを焼き付くし投獄されました。自ら名乗っていた訳ではないのでしょう(実際作中自身をボムボマー呼びしたことはありません)しかし皆は彼を爆弾魔ボムボマーと呼びます。恐らく本人も元々の名前を覚えてはいないのでしょうね。

5.コト

お姉さんは何処?

 コトは薄命の少女ユナに拾われた漂流者の少女。外見はケ者に似ていますが、義勇軍のケ者には心当たりがないみたい。コトという名前もユナが付けてくれたものなので元々なんと呼ばれていたのかは定かではありません。

6.ラベゼリン

 薄命時代の記憶も僅かにあるようです。

 魔神ラベゼリンは薄命の大陸出身ですが薄命の民の名前って基本的に二文字なのですよね。そうなるとラベゼリンという名前は本当に本名なのでしょうか?
考えられる理由は二つ、一つは魔神になる前の記憶が無くて後でつけた可能性。もう一つはラベゼリンが何時の時代に薄命の大陸を旅立ったのかは定かではないので当時は長い名前が普通だった時代がある可能性。


まとめ

 とまあこんな感じで本名不詳だったり別の名前を名乗っている義勇軍の面々でした。ぶっちゃけ憶測の域を出ないキャラもいますし伏線になる可能性も低いので本名が明かされる機会はないものと思われます。もしこれ以外で特別な名前を持ったキャラがいましたらこっそり教えてほしいものです。

今回は以上となります。

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