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週刊ユグド通信Vol.90『魔神は何処で何している?』

 前回は故郷を離れて新天地で活躍する人達の話をしましたけど敢えて魔神のことには触れませんでした。義勇軍所属の魔神は(天魔を除くと)現在約50人、更に逃走中や死亡した魔神が数名います。そこで今回は魔神達が今何処にいるのかを検証したいと思います。



1.魔神についてのおさらい

 チェンクロの魔神とは黒の軍勢に襲われて黒化しながらも自我を保った強い魂の持ち主達(普通は黒化すると傀儡の魔物と化します)。彼等は黒の軍勢でありながら人だった頃の記憶や姿を維持していますが暴走していることもしばしば。それを義勇軍は黒の因子を散らすことで正気に戻し仲間に加えてきました。

 魔神は他にも『世界或いは万物』が具現化した『天魔』、黒の軍勢の上位種、異界の概念の異なる魔神なんかもいますが今回は趣旨違いなので割愛。

2.本部所属の魔神

 義勇軍入りした魔神の多くは故郷を失ったり居場所を見つけてユグド大陸にいます。まずは義勇軍本部にいる(外出中含む)魔神をPUしてみましょう。

1.牢獄の魔神コロパティロン

束縛からの解放は道遠く

 魔神三人娘のコロパティロンは元々どこかの大陸の監獄に収監されていた殺人鬼。帰る場所は元々ないですし足枷の鎖も外れません。仕事がない時は本部か幻獣世界で過ごしていることが多いようです。

2.執着の魔神アルミルス

可愛いもの好きは相変わらず

 魔神三人娘のアルミルスの故郷は滅びていますし、例え再建されても邪教の巫女という肩書きがある以上帰る場所はありません。最近はもっぱらウマの合うコロパティロン、サプラスと行動を共にすることが多いので本部を拠点にしているようです。

3.滋養の魔神サプラス

味覚は死んでも経験は裏切らない

 魔神三人娘のサプラスは旅先での経験を活かしてコロパティロン、サプラスを調理助手にこき使いながら義勇軍本部で腕を奮っています。最近は幽夜世界にも出入りしながら更なる研究に余念がありません。

4.秩序の魔神トゥキファト

秩序とは礼儀でもある

 秩序の国の女王だったトゥキファトの故郷は失われてしまいました。今は義勇軍本部を中心に秩序を守る仕事をこなしています。

5.敵意の魔神セザルビル

銀の王国の王族らしい

 記憶喪失のセザルビルに故郷の記憶はなく、現在は旅仲間のアルマ、ククリと共に義勇軍の保護下にあります。

6.託宣の魔神フアルトル

不器用お兄ちゃん

 守るべき故郷を滅ぼしてしまったフアルトルは主君シュクイルケと妹クマイノミと共に義勇軍本部を中心に活動中。

7.無明の魔神ジュフィセス

戦闘狂の王様

 ニピカに召集された四魔神の一人。かつては宿敵ハヴィスとどこかの大陸の覇権を争ったジュフィセスですが、祖国は滅び九領で起こした争乱も義勇軍に阻止され軍門に降ります。

8.暗黒の魔神ハヴィス

たった一人からでも王国を再建しそうな王様

 ニピカに召集された四魔神の一人。宿敵ハヴィスが義勇軍に籍を置いたことと灰の骸が王国再建の妨げとなることを考慮して義勇軍に加勢することにしたジュフィセス。

9.不和の魔神トルウァトス

彼女の主人公への想いは歪んだ偏愛

 かつて主人公を手駒に引き込もうとして逆に勧誘されたトルウァトス。性格の悪さは相変わらずで付かず離れず主人公を見守っている。

10.危地の魔神ザロビ

ドSっぷりは相変わらず

 聖王国を罠にかけたザロビは義勇軍本部で軍略教室を開いたり、各国で戦術指導を行って後進の育成を楽しんでいます。

11.治療の魔神ザルブリス

癒しは自身でコントロール可能になりました

 癒しの力に悩んでいたザルブリスは異変クエストでは本部の医務室にいたので元お目付け役のファガル、レインリットも一緒にいるのでしょうね。

3.ユグド大陸在住の魔神

 ユグド大陸各地を拠点にしたり大陸内を旅している或いは義勇軍本部にも出入りしているかもしれませんが確認のとれなかった魔神。

12.五芒星の魔神ゾファス

呪われた王

 世界根源に暴走させられたゾファスはユグドでの贖罪に区切りを付けたら故郷での贖罪も視野に入れているようですが、まだ巫女のクーリエ、ブラーナと共に聖王国に留まっている模様。

 13.死霊の魔神ラスフィア

幻獣世界にも出入りしている

 ラスフィアはディルマと同郷の学友ということもあり黒の根源消滅後は基本的に賢者の塔にいます。

14.召喚の魔神タクリタン

副都や九領で暴れたので賢者の塔とは元々縁はない

 故郷探しは一旦断念し魔法研究に協力する形でタクリタンは賢者の塔にいます。

15.埃の魔神スフラトゥス

 街を埃で覆いつくし廃墟に変えてしまう

  スフラトゥスは塔に常駐してはいませんが故郷が滅んでいることもあり親友イヴェルタと共に賢者の塔近辺で傭兵仕事をしながら暮らしています。

16.秘匿の魔神リブラビス

身体と聖杯が一体化している

 リブラビスは聖杯の力が暴走した後は賢者の塔にあるメラヒム研究室で療養中。最近は神仙世界にも旅立ち保護者のアイリーンをやきもきさせている。

17.魔除けの魔神ミズクン

本音駄々漏れな背中の口

  ミズクンの故郷は滅んではいない筈ですが未練は全くない(帰りたくない)ので姉代わりのジンランと共に賢者の塔で暮らしています。最近は幻獣世界にも出入りしていますが逃げ腰は相変わらず。

18.錬金術の魔神サイル

ホムンクルスの姉

 サイルの創造主である父アウレオールは賢者の塔で客員教授をしているので妹デーライトと父の助手をしています。

19.欺きの魔神カホル

中身はオッサン

 カホルは娘のエリカとその友人マノンと共に魔法学園に滞在中。魔法少女リーゼロッテの舞台への出演を予定している。

20.装飾の魔神フロガビトゥス

謀略世界では怪盗チームの衣裳担当

 派手に盛るオシャレ大好きなフロガビトゥスは新たな装飾品を求めて湖都にいることが多いです。

21.魅惑の魔神タリビク

昔から全くぶれない

 タリビクは湖都に現れて以降長い期間を湖都で過ごしています。芸術の盛んな湖都は居心地が良いのかもしれません。

22.陽光の魔神スカクリル

砂の薔薇では照明係

 スカクリルの故郷は滅んではいない筈ですが、贖罪も兼ねてか家臣のチャンディラム、アフタブと共に湖都か義勇軍本部にいることが多いようです。

23.不義の魔神ファルズフ

妹とも仲良くしたいファルズフ

 ファルズフの故郷『黒の王国』は完全に滅びており近隣諸国との関係も悪かったことから再建は事実上不可能。異変クエストを見る限り兄ズヴィアド、妹ナフヴァムと共に湖都で暮らしているようですね。

24.剣戟の魔神アグダラ

かつての剣聖

 アグダラは外出中のこともありますが普段は精霊島にいることが多いです。最近は強さ追求以外の楽しみも増えたので退屈はしていないのでしょうね。

25.森の魔神ズフラス

森と共に

 森を育むことを生業とするズフラスは義勇軍本部にいることもありますが精霊島に出かけていることが多い印象。

26.果実の魔神エイルニルス

サナオーリアと野菜は宿敵

 エイルニルスは精霊島に居着いてからはほとんど島の外には出ていません。森妖精達も半ば諦めて関わらないようにしています。

27.影の魔神マスト


居候魔神

 マストは故郷の再建に帰っていない限りはハルアキの屋敷にまだ居候しているでしょうね。

28.真理の魔神ハティファス

中々決着のつかないどっちがお姉ちゃん問題

 ハティファスは今も半身であるハティと共にユグドの遺跡を調査している模様。

29.威厳の魔神ハウェン

数少ない主人公とは面識のない魔神

 ハウェンが何処にいるのか第4部以降全く語られていませんがユグド大陸の何処でアイドル活動はしているのでしょう。

30.宝石の魔神ニティカ

義勇軍が正気に直していない珍しい魔神

  ニティカの故郷はダメージこそ大きかったものの滅びてはいません。しかし彼女の場合故郷に帰る手段がないのですよね。自身は操られてて覚えていませんし弟子のアダマスが乗ってきた高速艇は壊れてしまいました。かなり遠い国のようなので当分はユグドに居そうです。

31.婚姻の魔神カマイサル

一生一緒にいそうな三人

 カマイサルは相変わらず押しかけ嫁のジューン、コトブキを撒きつつ各地の町で女性達と遊んでいる模様。精霊島と迷宮山脈以外なら何処にでも出没しそうです。

32.成功の魔神ラベゼリン

最近は 神仙の世界にも出入りしています

三魔神 ラベゼリンはリブラビスの聖杯の力で人間に戻ろうとしていましたがその計画は頓挫。リブラビスから聖杯を引き剥がす手段を考えるにしろ、まずはリブラビスが万全になるのを待つ為ユグドに留まっています。

33.死の魔神マスカルウィン

三魔神の中では唯一新世界には行っていません

 三魔神マスカルウィンはラベゼリン、バルクスとの旅を楽しんでいるので当面はユグドにいるでしょう。

34.虚ろの魔神バルクス

遊戯世界ではワンダーランドのマスコット

 三魔神バルクスはラベゼリン、マスカルウィンとの旅を楽しんでおり当面はユグド観光を続けるでしょう。

4.外海にいる魔神

 普段ユグド大陸にいない外海出身の魔神。故郷再建中や特定の大陸に定住していないケースもあります。

35.迫害の魔神ミスラン

海の王国の姫君

 復讐相手を失ったミスランは正式な義勇軍入りはしていませんが、今後何をすべきかを大海で模索中。

36.本能の魔神スクロロン

if世界では族長

 スクロロンはメルルダ、ルククアと共にケ者の族長達に認められ現在は集落の主戦力として活躍中。

37.改造の魔神ハプス

姉バカでもある

 ハプスは従姉妹のイドゥベルガと共に研究の為に精霊島に出張していることも多いですが拠点は鉄煙の大陸になります。

38.廃棄物の魔神トグラス

鉄煙軍と演習中

 古代鉄煙文明の遺産であるトグラスは戦う為に作られた経緯から鉄煙軍との演習を日常にしています。

39.切望の魔神セレン

遊戯世界では念願叶ってヒーローになりました

 セレンは遊戯世界に出張していることもありますが、普段は年代記の大陸で留守番していることが多いです。

40.宴の魔神ハハブ

宴大好きハハブ

 グランドサーガでロサビスがハハブの故郷復興は順調に進んでいる旨の話をしていましたので侍女のチウウェン共々故郷にいるものと思われます。

41.鋼の魔神ロサビス

ロザリア姫は神仙世界に出張していることもあります

 ロサビスの故郷はハハブの支援を受けて現在再建中になります。

42.復讐の魔神ザレン

鎧の中は?

 ザレンはグランドサーガが最後の出番でしたがその時も所在地は定かではありません。

43.縁の魔神ラザニル

 出身不詳の歴史家

 グランドサーガではラザニルは自身が生み出したチドリ、ランスバーンと共に旅をしていましたが、ユグド大陸ではなかったので今も外海の何処を旅しているものと思われます。

44.審判の魔神ファルゴース

クラインとは別行動

 ファルゴースは異変クエストでプリェストと共に罪の大陸にいるクラインの面会に行っていますので二人は行動を共にしていますが、拠点が何処なのかは分かりません。義勇軍本部なのか年代記の大陸なのか、普段は何処にいるのでしょうね。

 45.魔女の魔神ブカフィ

尊大な態度は相変わらず

 ブカフィは元同僚のペトラスカと主君の娘グレゴリアと故郷を再建していると思われますが、再建困難ならユグドを旅している可能性もありそうです。

46.平和の魔神アルフィン

平和の象徴と教師への夢邁進中

 アルフィンとシャウナの師弟コンビは世界を巡りながら青空教室を開いている模様。ユグド大陸にいるとは限りません。

47.冒涜の魔神カタリス

 唯我独尊

 カタリスの望みは自身を頂点とした龍の王国。今も義勇軍の預かり知らぬ所で各地の竜を配下に加えている模様。

48.稲妻の魔神アエル・グルン

竜を宿すアエル・グルン

 今もカタリスと並び竜の保護に力を入れているようだが、信念違いから度々対立している。相棒フィー・グレアが苦労してそうである。

49.制約の魔神タブリス

味方にはなっていないけど敵対も控える

 タブリスは度々異界からユグド滅亡を狙った魔神であり、奈落世界の一件を経て暫くは大人しくしていそうですが現在の所在地は誰にも分かりません。

5.今は亡き魔神

 黒の軍勢との戦いで亡くなった魔神達。

50.破壊の魔神エイレヌス

黒の王の右腕

 エイレヌスは王都の戦いで亡くなっているものの未だ残留思念のようなものが世界の狭間にいる模様。

51.黒騎士

もう一人の主人公

 黒騎士もエイレヌス同様に幻霊となって世界の狭間にいるようで、たまに主人公の夢の中に現れます。

52.強奪の魔神タラブ

義勇軍入りしていない数少ない魔神

 基本的にモブの魔神には名前はないですが、副都外伝のタラブだけは72柱の魔神の一人なのですよね。今後復活するかも?(運営が後先考えていなかっただけかもですけど)

6.魔神まとめ

 最後に歴代魔神のおおよその現在地をまとめてみましょう。ただ複数地域を行き来する魔神もいますのであくまで目安になります。

義勇軍本部

コロパティロン、アルミルス、サプラス、トゥキファト、セザルビル、フアルトル、ジュフィセス、ハヴィス、トルウァトス、ザロビ、ザルブリス

聖王国

ゾファス

賢者の塔

ラスフィア、タクリタン、スフラトゥス、リブラビス、ミズクン、サイル、カホル

湖都

フロガビトゥス、タリビク、スカクリル、ファルズフ

精霊島

 アグダラ、ズフラス、エイルニルス

九領

 マスト

ユグド大陸某所

 ハティファス、ハウェン、ニティカ、カマイサル、ラベゼリン、マスカルウィン、バルクス

大海

ミスラン

ケ者

 スクロロン

鉄煙

ハプス、トグラス

年代記

 セレン

(ユグド世界のどこかにある)とある大陸

ハハブ、ロサビス

不明

 ザレン、ラザニル。ファルゴース、ブカフィ、アルフィン、カタリス、アエル・グルン、タブリス、ケイティス、タグリヌス、殺戮の魔神(仮)

幻霊

 エイレヌス、黒騎士、タラブ

こうして見ると義勇軍本部を拠点にしている魔神が圧倒的に多いですね。ユグド大陸を旅している魔神は全て義勇軍本部扱いでも良いのですけど。一方その他の地域で最も魔神を抱え込んでいるのが賢者の塔で七人。ここまで魔神が多いと湖都や聖王国の貴族や聖都の神殿が口を挟みそうですが公にはされていないのかもしれませんね。

外海勢は出身地に近い所に留まることが多く、中にはトグラスのようにユグド大陸に近付いてすらいない魔神もいたりします。残りの所在不明の魔神についてはユグド大陸にいるのか外海にいるのか判断のつかない魔神。幻霊は一度亡くなった魔神になります。

最後にケイティス、タグリヌスの四魔神の片割れ達と殺戮の魔神(仮)については未実装につき今回は紹介を割愛させていただきます。

7.後記

 以上が現在把握している魔神の所在地になりますが、魔神は故郷を失っていることも多くユグドに居着いているケースも多く(ユグド大陸は魔神を惹き付ける要素があるらしいです)異変クエストで久々に近況が分かる例もありますので今後の展開で所在が判明するかもしれません。

今回は以上です。

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