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週刊ユグド通信Vol.2 『少数精鋭・実践魔導ギルドⅠ』

 かつて黒の軍勢との戦いの最前線だった聖王国の副都。ここには幾つもの戦闘系ギルドが存在します。
主だったものだけでも、多くの傭兵を有する戦士ギルド。弓使い達のレンジャーギルド。馬乗り達のライダーギルド。そして魔導ギルド(現・実践魔導ギルド)。そんな主力ギルドの一角に数えられる魔導ギルドですが、実はかなりの小所帯であることをご存じですか。
なんとギルド員の数は全部で10人にも満たなかったりします。(戦士ギルドは数百人単位)今回はそんな魔導ギルドについて解説したいと思います。


魔導ギルドの仲間達

小所帯とは言うものの実際何人のメンバーがいたのかと言うと以下の八人ですね。(ナナイは独立済みなので実質七人)

魔導ギルド員一覧

  新興ギルドならまだしも設立十年近いギルドにしてはかなり少ないですよね。
「いやいやモブの団員がいるでしょ? 副都の魔法使いは他にもいるんだし」と普通はなりますよね。
でも実践魔導のメンバーじゃないのですよね。フリーダやブルワリーはギルドに属していませんし、シャクティとパルヴィは商人ギルド。ビルギットは議会所属の内務委員。(アルドラのスカウトもお断りしていました(※1))。副都外伝にもモブの魔法使いが出てきますが、アルドラの所では見かけたことがないので別の魔導系ギルド(※2)に属しているものと思われます。

この説の信憑性を裏付けるのがアルドラのキャラクエになります。アルドラv2(※3)のクエストで本部お引っ越しの話がありますが、二階建ての借家に足の踏み場もない山のような書物。ハンモックで昼寝する双子(※4)。この状況で他の団員の存在は考えにくい。更にLアルドラ(※5)のクエストでもギルド員が一通り出てきますが、やはり他の団員の姿はありませんでした。

普通なら団員は多いに越したことはないですよね。
レンジャーギルドのアシュリーを見れば、まあギルドの発言力や影響力に響きますからね。
そこにはアルドラがギルドを設立するに至った経緯が絡んできますが、そこは次回の講釈で。

(※1)副都外伝参照
(※2)フィリップがレンジャーギルドからの独立を画策したように同職業=単一ギルドという訳ではない模様。ただし独立できても需要と実績に左右されます。
(※3)万象の大魔導師アルドラ
(※4)パルナ&プルナ
(※5)森羅万象の大魔導師アルドラ

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