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ユグド通信Vol.54 ユグド世界の異邦人
チェインクロニクルが始まって早10年。今では1,000人を越えるキャラの多くは物語の主舞台であるユグド大陸の出身になりますが、義勇軍が本編で旅した外海の外にも数多くの大陸が存在します。(なんせ主人公が五年かけても全ての大陸を踏破できなかったのですから)そこで今回は外海にある大陸を可能な範囲で検証してみたいと思います。
1.義勇軍が旅した大陸別の出身地内訳
まずは本編の舞台となった地域出身者の内訳を見てみましょう。注)所属ではなく出身になります。未実装も含みます。孤島出身者と不明は割愛します。
【ユグド大陸】450人以上
【ケ者の大陸】43人
【罪の大陸】1人
【薄命の大陸】43人
【鉄煙の大陸】40人
【年代記の大陸】5人
結構極端に割れましたね。ユグドが多いのは当然として年代記が少ないのは黒の軍勢に滅ぼされたのが大きいです。罪は流刑地なので基本的に余所者しかいませんがリーアだけはこの大陸の生まれになります。
2.○○の大陸出身者
外海の大陸の多くは名称不明になりますが一部呼称のある大陸も存在します。ここからはそんな大陸出身者を見てみましょう。(地上以外の国も含みます)
【最北の大陸】スーリヤ、ソーマ、シャニ
【翼人の大陸】セラフィー
【栄光の大陸】ツァーリ14世
【竜神の大陸】メッテイヤ
【色彩の大陸】シヴァーニ
【忘却の大陸】(仮)グール=ヴール
【常夜の大陸】なし
【狭間の大陸】なし
【海底都市】オデッセイア
所属は年代記の大陸になりますが、あまり各大陸の内情については触れられていません。
3.とある大陸とどこかの王国
‘’とある大陸‘’と‘’どこかの王国‘’はユグドから遠く離れた魔神・旅人・囚人の故郷全般が該当します。結構な人数がいる上に全てが同一の大陸とは限りません。(同大陸出身が明言されているケースもあります)
なのでここでは一部例外を除き別の大陸として扱うこととします。まずは通称を含む国名の分かる国から見てみましょう。(※)同大陸出身者はひとまとめに記述
●(仮称)大陸A
【秩序の国】(滅亡)
トゥキファト
【混沌の国】(滅亡)
タグリヌス、ケイティス
●その他の大陸
【天の国】
ハウェン
【銀の王国】(滅亡)
セザルビル
【魔法使いの国】(再建中)
ブカフィ、ペトラスカ、グレゴリア
【黒の王国】(滅亡)
ファルズフ、ズヴィアド、ナフヴァム
【学問の国】(滅亡)
ザエル
【海の王国】(滅亡)
ミスラン
(以下は公式名称ではなく便宜上の呼称になります)
●(仮称)大陸B
【暗黒の国】(滅亡)
ハヴィス
【無明の国】(滅亡)
ジュフィセス
●(仮称)大陸C
【信仰の国】
エリシャ
【異教の国】
なし
●その他の大陸
【国家連合(本国)】
アメリー、レオン、ローゼマリー、アデライド
【地底王国】
スカクリル、アフタブ、チャンディラム
【竜騎士の国】(滅亡)
アエル=グルン、フィー=グレア
【女帝の大国】(再建中)
ハハブ、チウウェン
【宝石の国】(再建中)
ニティカ、アダマス
【法の国】(滅亡)
ファルゴース、クライン
【腐敗の国】
ボムボマー
●とある(どこかの)大陸
アブエロ
グローリア
キース
ヴァレリオ、ヴィンス、ベッツィー
リュドミラ
タチアナ
ヨハンナ
トリッシュ
ギュネス
シリル
フィシ(滅亡)
レンレ、ミンミ(滅亡)
クライド
シェキナ(滅亡)
レノ(滅亡)
ペレキュデス(滅亡)
シーター
ザレン(滅亡)
カタリス(滅亡)
コロパティロン
ディルマ、ラスフィア
アルミルス(滅亡)
タリビク(滅亡)
バルクス(滅亡)
ズフラス(滅亡)
ザロビ(滅亡)
アルフィン、シャウナ(滅亡)
リブラビス(滅亡)
スフラトゥス、イヴェルタ(滅亡)
エイルニルス
ザルブリス、ファガル、レインリット(滅亡)
カマイサル(滅亡)
サイル、アウレオール、デーライト
ミズクン、ジンラン
タクリタン(滅亡)
フアルトル、クマイノミ、シュクイルケ(滅亡)
●どこかの王国
イラリオン
ホルスト
マスカルウィン(滅亡)
エイレヌス(滅亡)
カタリス
ハティファス、ハティ
トルウァトス(滅亡)
サプラス(滅亡)
ロサビス、ロザリア(再建中)
マスト(滅亡)
ゾファス、ブラーナ、クーリエ
とある(どこかの)大陸出身者が36組。どこかの王国が11組。仮に全て違う大陸の国だとするとユグド世界には80以上の大陸があることになります。その中で40近い国が黒の軍勢に滅ぼされています。(※)イラリオンやホルストの国は革命で別な国になっています。学問の国は国家連合と同じ大陸にありました。
大半は‘’とある大陸‘’扱いなので実際に幾つの大陸があるのかは定かではありませんし、大陸といっても日本列島や英国本土規模のものも大陸と呼ばれるので個々の大陸はそこまで大きくないのかもしれません。それに同大陸の別地方(別国)出身者もいる可能性があるので一人一大陸とは限りませんが、それでもかなりの数があることが推測されます。
4.まとめ
島々出身者と出身地不明を省いたとはいえユグド世界には最大80を越える大陸が存在し、その中にある40以上の国々が黒の軍勢に滅ぼされました。これらの国を全て巡ろうとすれば五年じゃ済まない時間がかかります。(諸島群も含めると更に増えます)
この断片的な情報から推測するとユグド世界は地球よりも大きいのでしょうね。そんな世界に人々は五万年近くかけて入植を果たしたのですからめちゃくちゃ広いわけです。ラシル(※)なんて黒の軍勢を倒しながらとはいえユグド大陸に帰還したのは(黒の軍勢出現から)八年近く経っていましたから。
一見無限大に広がるユグド世界ですが、この世界は必ずしも球体とは限りません(平面かもしれない)。そもそも世界が広く見えるのも何らかのトリック(白の預言者によって王都が世界から切り離された事件もありました)が仕込まれている可能性だってあります。こんな世界ですが、一度だけ世界地図について言及されたことがあります。フィーナとリヴェラの実家で父親が使っていたものが発見されました。内容については精査されませんでしたしこの世界の全て(の大陸)が記されていたのかも定かではありませんが、果たしてそこにはどんな世界が描かれていたのでしょうね。
(※)始まりの森妖精の一人でユグドの双子
今回は以上です。