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ユグド通信Vol.52 Ainが選ぶ未解決裏伏線百選【前編】

  以前チェンクロの未解決伏線の話をしました(※)が、新たな謎も増えてきましたし今回は満を持して前回は取り上げなかった伏線の話をしたいと思います。今回はマイナーなネタもガンガンやりますよ。それでは行ってみよう!

(※)前回の話



●副都篇

1.呪いの槍

呪槍の乙女アスルトルナが持っている槍は黒化の影響で魔物を引き寄せます。黒の根源が消滅したこともあり義勇軍の黒化メンバーや魔神達も暴れる機会は減りました。彼女の槍も封印は施ししましたし日常的に魔物を引き寄せることはないでしょうけどどうしているのでしょうね。

2.幽夜って刀狩りに向いていそうですよね

刀狩盗賊リネイアは賊の手に渡った名刀を相応しい相手に届けることを生業にしていますが全く出番がありません。幽夜世界にも因縁めいた名刀がありそうで相性は良さそうですが再び活躍する機会はあるのでしょうか。

3.サラとアレン

義勇軍メンバーでもちょっと特殊な加入条件のイオ。3部序盤の頃にはイベントにも顔を出していましたが最近は全く姿を見かけません。幼なじみのサラとの関係に変化があるのかも気になりますが、亡くなった親友アレンもif世界ならもしや?

4.ゼロスなら知ってる? ロレッタの過去。

ゼロスの実家ドムノ商会の話は前回もしましたが、ロレッタの過去と言うとシルヴァとの出会いまでしか遡れません。彼女と最も付き合い長い腐れ縁のゼロスならロレッタの更なる過去を知っているのでしょうか。過去と言えばゴルダリーという胡散臭い金持ちが‘’破壊魔人‘’に依頼をしてきたことがありました(※)。一体どんな厄介事に首を突っ込んでいたのでしょうね。

(※)撃滅魔人ロレッタ『赤に染まるロレッタ』参照。

5.ミームのべらんめえは誰に影響された?

ユグド復興委員長を勤めるミームはユグドでも珍しいべらんめえ調。作中でミーム以外のべらんめえ調は幽夜世界のマチさんくらいですからねえ。本当に誰に影響されたのでしょうね。

6.ラザフォードの周辺事情

ラザフォードが何者かは定かではありません。しかしムジカとの接点(※1)を見るに幾度となく転生を繰り返しているのかもしれません。そんなラザフォードが拾った騎士の家柄の兄妹(※2)は生きているのですかね。
少なくともアンジェリカ、ニーナ、スルスタン、フェイスレスではなさそうですね。それといつも連れているカラスにも意味がありそうです。

(※1)チェンスト『破壊と再生の組曲』参照。
(※2)2,200万DL記念『黒に抗うもの』参照。

7.イルマは何故若い?

戦士長シルヴァの老け顔に対して妻イルマはかなりの童顔。ゼロスも歳を感じさせませんがイルマについては出生が厄介ですからねえ。何か秘密があるのでしょうか。(とんでも異説ならシルヴァ家は土妖精の末裔になりますけど)

8.銀狼には会えましたか?

ケ者の大陸から武者修行に来た少年シドビビは銀狼の戦士を探していました。キャラクエではちょっと会話を交わしただけで終わってしまい、その後の出番は王都が白化した際だけでした。ケ者の大陸に帰った描写はないのでまだ王都にいるのでしょうか。

9.ジーメオンとエーリッヒ

二人は鉄煙の大陸にいた頃に農業の話で意気投合した仲ですが、その後の接点があまりないのですよね。ジーメオン自身は義勇軍本部改修の他にも王都の鉄煙大使館建設にも携わっているので、そちらで何か接点は生まれるのでしょうか。

10.バイセツと故郷の話(※)

議会の護衛を勤める赤鬼のバイセツですが、故郷をラザフォードと思われる人物に荒らされています。(それで郷里を出ることになりました)境遇の似ているリュビアはムジカの件で里を出たとして、バイセツの故郷を襲った悲劇とは何だったのでしょうね。

(※)チェンスト『疑わしきものたち』参照

●聖都篇

11.アロヴィル団長(※)

聖都を拠点とする大騎士団のひとつ‘’悠久の風‘’騎士団。団員には義勇軍のアントンやエリーナがいますが、ここの団長とはまだ面識がないのですよね。接点と言えば昔団長からの言伝てをアントンが伝えたくらい。どんな人なのでしょうね。

(※)咲き芽吹く花の司祭アリエッタ『花はまた咲き芽吹く』参照

12.聖杯の行方(※)

かつて司祭騎士パーシェルの御先祖が発見したとされますが、現在では所在は愚か形状すら不明で存在自体が伝説の域を出ないと言われる聖王国の聖杯。聖杯騎士団でも長年に渡って調査を続けてはいますが、未だ手がかりすら掴めない状況。本当に存在するのでしょうかね。

(※)『5周年anniversary戦士たちの凱旋』参照

13.隠密神官のお仕事

不敵な笑みを浮かべる隠密神官のヨハン。胡散臭いのは見た目だけで根は真面目な人なのですが、かつては義勇軍隊長を狙う異教徒の調査をしていました。その組織が現在も活動しているかは定かではないのですが、今のヨハンが抱える任務はどんなものなのでしょうね。

14.エスヘチ派

バルーフが信仰するエスヘチ派の教義を一言で言えば‘’神の奇跡は万物に宿る‘’なのですよね。世界が存在継続するだけで奇跡であるというエスヘチ派ですが、バルーフ以外の信徒との接点もなく詳細は謎に包まれています。

15.聖王家の闇(※)

聖王カドリウスの祖父には沢山の子がいたそうな。それもあってカドリウスの継承順位は決して高いものではありません。更に片親は庶民(或いは異民族や罪人)との噂もあって本来なら王位を継承する立場にはありませんでした。当時も王都に残った親族は娘と弟のみ。(今も遠縁以外の聖王一族はいない模様)流行り病でもあるまいし一体何が起こっていたのでしょうね。

(※)伝承『ユリアナ伝』参照

●賢者の塔篇

16.メイドの里

エレミアの故郷は賢者バルタザーリが築いたメイドの里『メイド・イン・ヘヴン』ですが、詳細は謎に包まれています。かつてツル姫の所にも現れましたが、バルタザーリ亡き後の里はどういう判断で活動しているのか。そもそも何故エレミアはメルティオールの専属メイドをしているのでしょうね。(その割には賢者の塔全体を俯瞰していますけど)

17.優等生の進路

魔法学園の優等生フロワはフィリアナ達とは同世代。最後の登場は伝承篇の回想になりますが、優等生なので留年ということはないでしょうしどんな進路に進んだのでしょうね。魔法学園に残っている可能性もありますが賢者達の近くにはいないようです。

18.放浪教授

賢者の塔には長年研究室に戻らない研究者も少なくありません。アドヴェルサス教授やエステバン先生も長く研究室を開けていましたが、賢者外伝に名前だけ出て来て姿を見たことがないのがホイットニー教授。放浪教授の二つ名を持つだけに未だ研究室に戻っていない可能性もあります。

19.星は幾つ?

賢者の塔に研究室を持つのは基本的に星付き教授。怪奇現象研究家のエステバン先生も研究室があるので星付き教授ではある筈なのですが星の数には言及されていません幾つなのでしょうね。

20.学園長

魔法学園の旧校舎には初代校長の銅像がありますが、そもそも初代校長って何? 現在の学園の実質的なトップは三賢者のディルマでしょうが昔は学園長という役職があったのか、形骸化しているだけで今も学園長はいるのかもしれません。

21.おまえらもう結婚しちまえよ(※)

魔法兵団のフィオナと幼なじみのアルベルトは、大海のセスト、クララに次ぐバカップル。同棲期間だけなら義勇軍一なのですからそろそろ進展しないですかね。

(※)『5周年anniversary戦士たちの凱旋』参照

22.八頭身ボディ

クマのぬいぐるみ姿のバスチアン教授は過去に八頭身ボディに魂を移す実験を失敗しました(※)。この時試した薬は使用禁止されていますけど八頭身の教授も見てみたかった所。別の手段で八頭身になりませんかね?

(※)踏破『賢者の塔の大演習祭』参照

23.アルドラの親友

実践魔導ギルド長アルドラの親友ミルザムは刻印付与実験中の事故で亡くなりましたが、if世界ならワンチャン生きてないですかね。

24.連鎖崩落式爆縮魔導弾(※)

ヘンタイ賢者が作り上げた物騒な兵器。賢者の塔ビームには劣るかもしれませんが、ペイシェ曰く「あれは世界を破滅させる光だよ」と死んだ魚の目で訴えてましたし、収納していたクロニクルも失われたので使う機会はあるのでしょうか。

(※)第2部3章『反撃開始』参照

25.賢者の塔と魔法学園建立

古代魔法文明滅亡後に誕生した賢者の塔。その目的は来るべき黒の軍勢との戦いに備えること。設立者の一人は渦潮の大魔導師ヘリシティー(運命の賢者バルタザーリもいたものと思われます)。しかし設立に至る過程についてはあまり多くを語られていません、ましてや魔法学園は学園祭の実施回数(※)から150年に満たないでしょう。そこら辺の話気になりませんか?(ディルマ様の学生時代のエピソードも)

(※)伝承『魔法兵団学生伝Ⅱ』参照

●迷宮山脈篇

26.どうなるゴブリン王国(※)

かつて黒の軍勢に唆されたゴブリン王が迷宮山脈征服を企んだ事件がありました。その息子で次代のリーダーの王子は他種族との交流を深めたがってはいますが、まだまだ一族には荒っぽい世代が多いことから積極的な外交は断念しました。まだ時期尚早かもしれませんが、何れは迷宮山脈の一翼を担う可能性もあります。

(※)踏破『ゴブリン王子と焔の王様』参照

27.巡回者の一族の全容

迷宮山脈には集落に属さず山を渡り歩く巡回者と呼ばれる一族がいます。(義勇軍でもマルガ、トーガ、オルデルがいますね)

単身旅をするケースも多いですが、トーガは一族の一人が離反した際にその後を追って仲間とはぐれたまま現在に至ります。仲間を抜けた男の理由も気になる所ですが、トーガの仲間は何処にいったのでしょうね。それに他にも巡回者の一族はいるのでしょうか。

28.チワの謎

迷宮山脈の土妖精の名前には必ず濁音(オルガ、ドドガル)が入り、火妖精の名前は重ね言葉(ロロ、ロッソ=ロッソ)になっていますね。でも火妖精の要素を兼ね備えた土妖精であるチワの名前はどちらでもありません。どういう事情があるのでしょうね。

29.オネットのお友達

自動機械人形オネットには人間のお友達がいます。名前はケビン君で賢者外伝では学園祭にも遊びに来てくれました。あれから六年あまりの月日が流れましたし彼も中高生の年齢。魔法学園に入学したり義勇軍に加入することはあるのでしょうか。

30.すごく懐かしい感じのする子がいるからね(※)

火妖精のロロが火鬼のヒトリと出会った時の感想。火妖精自体元々は迷宮山脈の生まれという訳ではないそうですが、どういう意味なのでしょうね。大昔には同じ土地で暮らしていたのでしょうか。

(※)『第3部ヘリオス篇第7章』参照

●砂漠の湖都篇

31.愛のファンタジア(※)

ナイエルが探していた失われた歌詞であり、ムジカのトラウマでもあった伝説の歌『愛のファンタジア』その力は死者も甦らせると言われており暗殺王ラザフォードが歌詞の石板を持っていましたが、この石板を使う機会が何れ訪れるような気がします。(ゾンビ少女ゾディアは死者を甦らせるのは禁忌と言っていましたけどね)

(※)チェンスト『破壊と再生の組曲』参照

32.片翼の英雄(※)

ファルリンが遺跡で見つけた異界の英雄の伝説。片翼を失いつつも世界を救ったそうでフィーナはこの英雄に懐かしさを感じると評しています。何か接点があるのでしょうか。

(※)詩を紡ぐものファルリン『失われた物語』参照

33.奪われた秘宝

ナウラやシェザードは賊に奪われた秘宝を探しています。二人が探している秘宝が共通のものかは定かではありませんが、見つかったという描写もないのでまだ探しているのでしょうね。

34.モフセンの扱い(※)

モフセンは湖都女王アシュリナの叔父。兄である先王夫妻を暗殺(if世界では王宮追放)した人物。if世界では下剋上で討ち取られましたが、伝承篇を見る限りでは今も地下牢に幽閉されているのでしょうね。この男自身が何かを出来る状態ではありませんが孫娘(生きていれば十代半ばでしょうか)がいるのですよね。何か仕掛けてくる可能性は残されています。

(※)伝承『アシュリナ伝』参照

35.届く筈のない手紙

トカゲ狩りを生業としている狩人のサヤードと愛犬ワーディ。サヤードの故郷は人狼騒動で滅亡の危機に瀕していた事から彼女はワーディと共に国を脱出しました。にも関わらずどこまで逃げても(砂漠での尾行は不可能にも関わらず)故郷からの手紙は彼女の先を読むように届けられます。人狼は本当に存在するのでしょうか?

36.ヒシャムの謎

盗賊『悲しき笛』のヒシャムは不幸体質。それだけなら副都のソリティのように他にもいますが、彼が子分達に慕われる理由はなんでしょうね。それに黄金都市に関する情報源も『二つ星』とは異なる模様。彼にはまだまだ秘密がありそうです。

37.滅亡した古代文明

大昔の砂漠の湖都には肥沃な領土を有する古代魔法文明があったそうです。しかし文明滅亡の煽りを受けて一帯は砂漠化してしまいました。何故その国は滅亡したのでしょうね。

38.竜と黄金の民

古代魔法文明が滅びた後にこの地を支配したのが原初の子を奉る黄金の民。この頃はまだ竜の民は存在しないか虐げられていたと思われます。果たして砂漠の守護者が誕生したのはいつなのでしょうね。

39.劇団『輝ける星屑』誕生

砂漠の湖都で人気急上昇中の新進気鋭の劇団『輝ける星屑』ですが、元々は盗賊団を前身とする組織になります。団長のアースラは何を契機に足を洗ったのでしょうね。

40.恐怖の竜教団

湖都の王家からテロリストとして認知されている過激派組織『竜教団』は砂漠の守護者の真の使徒を主張していますが、竜の肉を食らいその力を取り込むという教義は守護者の使徒達からも嫌悪されています。初代教祖も亡くなり、幹部や団員も次々に摘発、死亡しているにも関わらず未だ組織の壊滅には至らない以上、まだ暗躍する可能性はありそうです。

●精霊島篇

41.不死の呪い

海風の氏族のサーポは呪いを肩代わりする形で不死の呪いを得ています。今では無人となってしまいましたが、彼が迷い込んだ竜宮城とは一体どんな成り立ちだったのでしょうね。

42.暴れん坊ウルフ

先代海風の女王オルオレータのかつての二つ名ですが何をやらかしたのでしょうね。同世代にはルーラというライバルもいたわけですしレアーオ先代の金獅子もいた筈です。そこら辺の世代の話、気になりません?

43.クロニクルを託したのは?(※)

ユグド大陸の世界樹が成長して森妖精の第一世代が誕生しました。(その辺の経緯も気にはなります)
そしてある女性からユグドに託されたクロニクル。これを手渡したのは誰でしょうね。順当に行けば先代トロメアということになりそうですけどユグドはトロメアにデジャヴを感じていませんし他の誰かなのでしょうか。

(※)『4周年記念第2弾Yggd Chronicle』参照

44.精霊島の昔話(※)

エシャルが人形劇で演じたのは森妖精なら誰でも知っている島の昔話。おとぎ話を装ってはいますが史実を基にした伝承とも取れます。おそらくユグドが生まれるより前から伝わる物語なのでしょうが、何を現しているのでしょうね。

(※)『第3部エシャル篇8章』参照

45.幻獣はどこから来たの?

グリフォンのヴォルクリスやユニカの主だったユニコーンといった幻獣は、森妖精の第一世代より古い存在のようですが、どこから来たのでしょう。幻獣世界から迷い込んだのか、誰かが人工的に生み出したのでしょうか。

●炎の九領篇

46.鬼を怨むシロガネ

九領を大混乱に陥れた大妖怪シロガネは、取り憑いた相手の知識と経験を得ることで本来の自身が如何なる人格であったかすら覚えていないそうです。ただ今際の際に怨み言を残していることからも、鬼達に軒を貸して母屋を取られたのは確実でしょう。それが如何なる形だったのかは分からないのですけどね。

47.主君は誰?

第3部で登場した処刑人のツバキですが彼女の主君は誰でしょうね。キャラクエは第七領で発生しますが、領主とは限らないし豪族の誰かでしょうか。それともフリーで活動している?

48.第五領次期当主とは?

第五領の次期当主は現在鉄煙の大陸に留学中。第五領は富国強兵の一環として領民全てに銃器の戦闘訓練を義務化していますので、次期当主も銃火器を扱うものと思われます。ここで疑問なのが次期当主とは若君か姫君か。当主代行のシダレはそこには言及していないのでどちらの可能性もあり得ます。(仮にシダレがクーデターを起こして次期当主を暗殺すれば意味はなくなりますけどね)

49.四大魔剣の行方

第二領鍛冶集団『崖衆』の第二代当主セッカには『伏龍』『虎倒』『討鴉』『亀砕』という代表作があるそうです。伏龍はアマツの手に渡りましたが、残りの三本は何処にあるのでしょうね。

50.その忠誠心はどこから来るの?

無惨の剣士シドウは先代筆頭ゲンリュウサイに仕える人斬り。九領外伝ではゲンリュウサイの助命をシュザに乞うています。同僚のユミコは外法使いと忌避された一族の復権をかけて忠義を尽くしていますが、血狂いとも評されるシドウが忠義を尽くす理由はなんなのでしょうね。(恩義があるのか、完膚なきまでに敗れたか、他の理由が?)


今回はここまで。次回は外海と新世界の気になる伏線を辿ってみたいと思います。

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