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ユグド通信Vol.53 Ainが選ぶ未解決裏伏線百選【後編】

 今回は伏線話の後編。外海~新世界の話をするつもりでしたが、取りこぼしがあったのでユグド大陸から始めますね。


ユグド大陸

51.パロマの守護獣

海風の氏族のパロマは六年以上もパートナーとなる守護獣を探しています。この守護獣というのは結構幅があります。コラールは珊瑚、ヴェスパはスズメバチ、ボニートは白鳥、イナミは九尾といった感じで海洋生物から虫に鳥に妖怪まで。中には竜というケースもいましたから幻獣世界なら見つかるかとも思いましたけど未だに見つかりませんね。

52.目指せ伝説の領主

『ガーディアンギルド』の剣ディーハルトは地方領主でもあります。(修行の為にギルドに出向中)彼が治める領地には現在進行形で何らかの問題起きています。喫緊の課題という程でもないようなので領民か親族の問題の可能性が高そうですが何でしょうね。

53.ジュリアの……?

ジュリアは打算から巨人の王と婚約を交わした少女。
少々天然で感覚が大雑把な王との結婚に戸惑い逃げ回っていましたが、どうしているのでしょうね。原画の芳住和之氏がジュリアのようなそうでないような10th記念イラストを描かれており、チェンクラーの間ではL(※)ジュリアか王との娘かが物議を醸しました。

(※)レジェンド

54.何故に砂漠で運び屋?

ニクラウスは砂漠の湖都で運び屋をしていますが、何故に鉄煙人の彼が砂漠なんてメンテに不向きの土地で仕事しているのでしょうか。

55.鬼嫁の旦那

鬼嫁キョウカの旦那は現役の傭兵で年中戦地を求めて放浪しています。ぶっちゃけ妻の愛の重さに堪えきれず家に長居したくない口実なのでしょうけど。(それでも愛してはいる様子)キョウカ曰く決して強くはないという旦那ですが、どんな人物なのかは気になる所です。

夜明けの大海

56.マーシィさんの謎

大海の元格闘家で罪の大陸に収監されていたこともある解説おじさんマーシィさん。有名格闘家という程でもないでしょうが何者なのか。

57.今も島暮らし?

元魔法学園の学生ミジョカは転移魔法失敗で大海の孤島に流れ着き、持ち前のポジティブさで島に溶け込んでしまいました。第3部の時点でも大海暮らしをしているようなのでもう帰る気はないのでしょうけど、どうしているのでしょうね。

58.夜明けの海商会の成り立ち

そこまで老舗な描写がないのでデューク大船長が一代で築き上げた会社なのでしょうけど、ライバル『月下の剣商会』や老海賊ディランとの対立も含めて商会設立にまつわるエピソードが気になる所です。

59.分家は魔法使い

大海の爆風娘パラキナの実家は魔法使いの名門。更に先祖は鉄煙王家の分家筋に当たるそうです。現鉄煙人は魔法を使えませんが、どうして王家の分家は魔法使いなのでしょうね。

60.魔海のシンディ

新生義勇軍の中心メンバーの一人シンディは隊長が魔海でスカウトした水先案内人。本人は時間も空間も歪んだ魔海を楽しんでいますが、時間が歪んでいるということは彼女は想像以上に古い時代の人間可能性もありますよね。そもそも魔海の奥地には何かあるのでしょうか。

ケ者の大陸

61.シャロララは何故捨てられた?

兎耳族のお姉さんシャロララはかつて両親に捨てられたようで、それ以来他人への依存度が高く気に入った相手に献身的に尽くします。しかし彼女が何故捨てられたのかは謎に包まれています。

61.狼の末裔

犬鼻族は忠義心熱い一族ですが、その中にあってやたら嘘を繰り返すのが狼犬のコルルリ。先祖返りとも言える狼はいつ頃までいたのでしょうね。

62.挑発狐の憂鬱

狐尾族のポレレスは事あるごとに相手の神経を逆撫でする挑発狐。敵の油断を誘うののが目的である一方何か過去にトラウマがある描写もあります。当時のポレレスの身になにがあったのでしょう。

罪の大陸

63.外海勢力

if世界でも脅威となっている外海勢力ですがユグド世界でも暗躍していたりします。ヴァレリオが義勇軍に籍を置いたことで財団は表立った悪行から手を引きましたが、長年に渡って外海と隔絶されていたユグド大陸は外海勢力には垂涎の的。組織の中枢の全体像は未だ謎に包まれています。

64.結局本国とは?

看守のレオン達は本国から派遣されています。しかし本国についての描写についてはほとんど言及がありません。唯一分かっていることは本国とは‘’国家連合‘’であることだけ。ザエルやクラインの故郷も構成国の一つだったそうですが、最近では本国に直接属さない鉄煙やユグドの囚人も条件付きで受け入れているようですし全容はまだ謎に包まれています。

65.罪の世界樹

大前提として世界中の大陸にはクロニクルが存在します。(クロニクルが存在しない孤島は近隣の大陸のクロニクルに記述されている)各大陸のクロニクルは世界樹の成長に応じて誕生しますけど罪の世界樹って何処にあるのでしょうね。姿形は大陸によってまちまちですが、あまり目立つようでは囚人の標的にされかねないのでかなり地味な姿か人目につかない場所にあることが推察されます。

薄命の大陸

66.コトのお姉さんは何処

薄命の大陸に住む少女コトは薄命の民ではありません。外見はケ者に似ていますがケ者で彼女を知っている仲間もいません。そもそも彼女のお姉さんも行方不明になって久しく、仮に薄命の民ならば何らかの手段での延命が必要となります。果たしてユナお姉さんはどうなっているのでしょう。

鉄煙の大陸

67.ブラッディスネーク

かつて魔神タブリスの手足として鉄煙で暗躍した傭兵がブラッディスネーク。当時暴れまわった面々はヴァレリオ財団に吸収されましたが、まだ本隊が別にいる可能性が残されています。やはり外海勢力の一員として活動しているのでしょうか。

68.赤い悪魔

元レジスタンスの一員で狂科学者に改造されたヴァッサーは紆余曲折を経てギーゼラ達レジスタンスの元に帰還しました。改造の影響は未だ残り、元々の人格と高慢な疑似人格が変に融合してしまったように見えます。多重人格のアリシアのように折り合いはつくのでしょうか。

69.鉄煙の世界樹

罪の大陸でも触れましたがクロニクルと世界樹は表裏一体の存在である以上、鉄煙にも世界樹は存在する道理となります。まさか機械仕掛けの機械樹があるわけでもないですよね。

70.古代鉄煙王家

かつてユグド大陸を旅立った移民の一派が鉄煙の大陸に築いたのが古代鉄煙王家ですね。現在の鉄煙文明とは比べ物にならない高度な技術を有したという王家縁の人物はヴァレリオと分家の末裔パラキナです。しかしこの王家の滅亡から現在の鉄煙文明への転換点は謎に包まれています。ところで鉄煙人の筈なのに機械化率のないレーヴも王家と縁はあるのでしょうか。

年代記の大陸

71.常闇の大陸

リヴェラ達がかつて訪れた大陸の中でも興味深いのが常闇の大陸。詳細は語られていませんがどんな大陸なのでしょうね。

72.骸骨組の故郷

スカレット、ガシャ、カラは黒の軍勢に敗れた後に骸骨兵として甦りました。スカレットのアミュレットは神器に相当するもので、その力で黒化を免れたらしいですけど本人は大切な人から貰った以外の記憶は欠落しています。カラも故郷に大家族がいた以外の記憶は皆無の状態。いつか故郷に骨を埋める日は来るのでしょうか。

73.空と海の国々

オデッセイアの故郷、海底都市と海の王国。セラフィーの故郷、翼人の大陸と天の国。ユグド世界の空と海には複数の国々が存在していたようですが、黒の軍勢の侵略を耐えた国は幾つ残っているのでしょう。

74.最北の大陸

スーリヤの故郷最北の大陸はユグド世界最大の軍事国家でもあります。対黒の軍勢を主軸とはしていたのでしょうが、クロニクルが封印されているあの国は新たな力を求めています。スーリヤが抑止力になれば良いのですが果たして普通のお嬢さんの隊長に何処まで務まるのでしょうね。

75.その力が仇となりませんか?

黒を刈る者アストライアは黒の軍勢を滅ぼすことに特化した力を得る代償に、それ以外の者を傷つけると自らが傷ついてしまいます。白き異形時代は乗りきりましたけど最近は黒の軍勢もめっきり減って出てくるのは灰の骸ばかり。彼女の力は灰の骸にも通用するのでしょうか。

魔神

76.今は何処にいるのでしょう?

義勇軍本部では所属魔神の大半の所在地を把握していますね。多くは義勇軍本部に出入りするか故郷の復興に尽力している者達です。ところが本部完成以降連絡のつかなそうな魔神もいます。復讐の魔神ザレン、縁の魔神ラザニル、威厳の魔神ハウェンの三人は本当に何処にいるのか…

77.ピンクのベータン

聖王国のとある村ではバルクスと同じ姿のベータンという神様が信仰されていました。この世界にはバルクスと同じ姿の神様が他にもいるのかもしれません。

78.魔神逃走中

現在義勇軍と面識のある魔神は混沌の国のタグリヌスとケイティス。制約の魔神タブリス、海の王国のミスランの四人。(あと天魔と名前不明の殺戮の魔神がいます)理論上は72柱の魔神の内、61体が出てきたことになりますが、最近魔神出現のペース(魔神のレイド)が下がっていますので順調に行っても五年以上かかりそうですよね。果たして全ての魔神が揃うと何が起こるのでしょうね。

幻獣世界

79.首府って何処だろう?

風と雄叫びの種族の拠点である湖畔の集落は泥と鱗の種族との前線基地も兼ねています。それもあって非戦闘員も少なく各種族の首長もおりません。各種族の本拠地は別にあるようでその中でも最も大きな集落が首府らしいのですが、そこにはどんな首長や種族がいるのでしょうね。

80.伝説の幻獣

山甲虫、虹の大蛇、溶岩鯨、九頭龍、灰鯨、金剛虫は妖精メネフや戦士長カネードが話題にするくらいだから凄い幻獣なのでしょうね。出会う機会はあるのでしょうか。

謀略世界

81.密入国は容易くなりました。

謀略世界の空中都市は元々四本の橋に支えられた街で柱の根元にはそれぞれ異なる国があるわけです。なので空中都市そのものは統治者のいない治外法権でファクトリーが実質的な自治を行っている状態。しかし先のCWCで橋は失われ空中都市は海上都市となってしまいました。これまでは各橋の税関が一定の歯止めとなっていた筈ですが、海からなら密入国は容易くなります。それこそ軍隊を送ることも容易である以上何か起こりそうですよね。

82.地盤沈下問題

空中都市が海上都市になってしまった以上必ず課題となるのが地盤沈下問題。空中都市は狭い土地に高層建築を積み重ねた作りとなっているので、早期に地下の排水問題を解決しないといずれ街が水没しかねません。

83.渡世の一族は何処から来たのか

レザディア率いるファクトリーの中枢は、滅亡世界から謀略世界に移住した渡世の一族だそうですね。しかし妖精キュリオが眠りについている間にこの世界の根源素クーロンを枯渇させてしまったそうです。彼女達は元々どんな世界から如何なる事情でこの世界に移り住んだのでしょう。

遊戯世界

84.魔力解放

妖精シビリーが遊戯世界から集めた魔力は世界に返還されましたけど荒野と化した遊戯世界は再生されるのでしょうか。CWCでは世界に大穴が開いてしまいましたしワンダーランドも半壊してしまいました。

神仙世界

85.神仙世界の魔女

人形使いのベントリロは母国で魔女(仙徒に相当するもの)と迫害を受けて崑崙山に逃げ延びて仙徒となりましたが、魔女も神仙の妖精が力を与えたものだったのでしょうか。

86.ユゥジアは本当に死んだのか?

ユゥジアは神仙世界の妖精を支配しようとした代償に消滅しましたが彼の能力は死面使い。自らの死面で復活が可能かは定かではありませんが、こういう陰湿なやつほどしぶとい気がします。

潜艦世界

87.大地は何故溶けてしまった?

妖精が管理する各世界は緩やかに滅亡の危機に瀕していますが、ある意味最も原因不明なのが潜艦世界。謀略世界ではクーロンの枯渇が滅亡に繋がりかねないですけど大地が沈むことはありません。ソールトは何故海に溶けてしまったのか、原因についてはこの世界の妖精サリューも図りかねていますよね。

88.仮想空間のプログラム

義勇軍が最初に訪れた潜艦世界は艦長の夢を実体化した仮想現実でした。この世界ではプログラムを組むことで現実世界では扱えない世界への介入が可能でしたが、現在では仮想空間は消滅しています。この技術、まだ使い道がありそうですけどまた使う機会はあるのでしょうか。(特に実体を持たないフィユを義勇軍にお迎えするには必須事項ですよね)

if世界

89.ifのディルマ様

散々もったいぶってとうとう出番のなかったif世界のディルマ様。まだ新人賢者とのことなので学生姿か少女という可能性が高いですが、まさかのファティマ様リスペクトもあり得る!?

90.ifの力の賢者様

作中言及されなかった力の賢者も当然いるわけですよね。ヴェルナーの可能性はないとして、アドヴェルサス教授や超賢者トリスメギストス、バスチアン教授の可能性も全くないとは言い切れなさそうです。

91.外海勢力

if世界の外海はほぼほぼ敵勢力で囲まれています。まだ姿は見かけませんが、薄命や年代記のメンバーが侵略に加担する可能性もありそうです。

幽夜世界

92.神様たぶん懲りませんよね

美の神ハイラに学問の神ソラアイと問題児の多い幽夜の神様達。今回は身を引きましたけどまたやらかしそうな印象。或いはまだ見ぬ神様がトラブルを持ち込む可能性もありそうです。

93.所長なんでピリカ達の事知ってたんだろ

幽夜の妖精ハクヒはあまり外界に興味なさそうですけどピリカ達の事は初対面で把握していました。妖精達の会合にもいませんでしたしどこで知ったのでしょうね。(或いは紫の妖精に声をかけられたけど会合には参加しなかったのでしょうか)

94.隔夜庁のお仕事とは?

幽夜での話が中心なのであまり現世に行く機会はありませんが、隔夜庁の庁舎があるくらいなので相応に職員はいそうですけど現世での主なお仕事はどんな感じなのでしょうね。

その他

95.赤の妖精は?

紫の妖精と赤の妖精の世界はCWの末に滅亡したとされています。紫の妖精は万象鏡に接続したようですが赤の方も接続するのか。それとも骸の妖精に使役されたりするのでしょうか。

96.黒の軍勢の現状

かつてユグド世界を白紙にすべく世界根源から生まれた黒の軍勢。今ではめっきり数を減らし一部魔神の配下以外徒党を組むことも少なくなりました。それでも4部以降も黒の軍勢は希に現れます。今の所は灰の骸等と連携する動きはありませんが、再び立ちはだかることはありそうです。

97.魂の還る場所

幽夜世界では死者は生者に語られる限りその存在は永遠とされていますが、ユグド世界ではどうなるんでしょう。彷徨った死者や亡霊が昇天した場合は魂はマナに還るとされています。エイレヌスなんかも彷徨ってはいますが、黒騎士や白の預言者、エノシュとメトセラなんかは本来別の世界線の存在になります。こういったケースも魂はマナに還るのでしょうか。

98.ピリカとニピカも?

異界の妖精達は仮の姿(本来の姿?)として光る球体に変化します。一方普段の姿についてはサリューの例を見る限り各妖精の好みが全面に押し出されています。
アポロはクロニクルの欠片が本来の姿でしたけど、ピリカやニピカも本来の姿というものがあるのでしょうか?

99.主人公とピリカ

10thの記念クエストで義勇軍結成時のエピソードが語られた際に主人公はピリカと共に田舎から出てきたことが語られます。しかしその村は何処にあるのでしょうね。既に滅びているのかもしれませんし、あまりに辺境過ぎて外部の人間が立ち寄らないのかもしれません。それともそんな村なんてものはユグド世界には存在しないのでしょうか?(少なくとも帰郷の話がないので天涯孤独なのでしょうけど)

100.ユグド世界の成り立ち

ユグド世界は黒の根源が倒されるまでの500万回の滅亡と再生を繰り返してきました。ではそれ以前、セレステに助けられた初代トロメアは一体何処からユグド世界に辿り着いたのでしょうね。

後記

メインストーリーやキャラクエにはまだ取りこぼしている事項もあるかとは思いますし、あまり伏線とは言い難いもの含めてどうにか百本に絞りました(ユグド世界濃密問題)。更に新世界は舞台となるのが一地方に過ぎないことも多いのでまだまだ掘り下げられる余地は十二分にあります。チェンクロが15thを迎える頃には幾つかは解が示されるのでしょうか。

今回は以上です。

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