【外貨預金とは】〜投資初心者と学ぶ投資の話〜
皆さんこんにちは!Q太郎です!!
今回で4回目の投稿になりますが、今までの3投稿、思ったより多くの方に読んで頂いていてビックリしていますっ。本当にありがとうございます!!!
やっぱり気にはなるけどよく分からん、ですよね。僕もそうです笑
皆で一緒にゆっくりじっくり学んでいきましょう!
さて
今回は前回のFXと「為替関係」という点が親戚ということで「外貨預金」につてい一緒に学んでいきましょう!
外貨預金とは
外貨預金とは、円を外貨に交換してから預金として口座に預ける特殊な預金口座のことを指します。
そもそも定期預金とは、あらかじめ定められた金利の利息が付き、満期(預入期間の期限)まで預け続ける事で、それらを受け取れるという仕組みの口座の事です。
皆さんご存知のとおり、円でも預金口座は開設出来ます。
が、あまりにも金利が低い。
数十万、数百万というお金を10年預けてやっと数万円という利益しか出せません。
そこで、円よりも金利の高い外貨に一度交換してから預ければ、預けている間(銀行によって期間は異なります)はその外貨の金利を得る事ができるというわけです。
それでは詳しく見ていきます。
まずはメリットから見ていきましょう。
メリット
外貨預金のメリットはズバリ
・外貨の高い金利
・円安による為替の利益
・預けた預金の利用
上記の3点になります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
高金利
1つ目のメリットは圧倒的な高金利です。
日本の預金口座の一般的な金利はとても低く、高くても0.1%未満なのに対して、国にもよりますが、外貨は高いところだと金利10%を超えるところもあります。
円安による利益
次に円安時による為替の利益です。
円安時に、預金に預けた外貨を再び円に戻して引き出すことでその差額が利益になります。
例えば
100円=1ドルの時に10万円をドルの外貨預金で預けたとします。
預金の残高は1000ドルですね。
その後円安ドル高が起こり120円=1ドルになった時に全額引き出すとします。
すると1000×120=120000という計算になり、手元に残るのは12万円で2万円の利益を出すことができます。
これが円安による利益です。外貨なので為替が頻繁に絡んできますね。
預金の使用
最後は預金口座の残高の使用です。
もちろん定期預金からは一定期間お金が下ろせないので普通預金での話になります。
銀行にもよりますが、預金口座に預けた外貨はそのまま引き出して外貨として使用する事ができます。
また、外貨預金専用のデビットカードを発行できる銀行もあるので、特定の場所によく旅行に行く人にはとても魅力的なサービスですよね。
以上が外貨預金のメリットになります。
中々魅力的ですよね。
無いとは言えませんが、FXや他の投資方法と比べてそんなに必要な知識がありませんし、ある程度まとまったお金があるなら全然選択肢に入ってくる投資方法だと思います。
デメリット
では外貨預金のデメリットはなんでしょうか?
それは
・高い手数料
・預金保険適用外
・円高による為替の損益
上記の3点になります。
詳しく見ていきましょう。
手数料
まずは高い手数料です。
円から外貨に交換、あるいはその逆を行っているので当然っちゃ当然ですが手数料が非常に高額です。
円→外貨、外貨→円の往復でどちらにもそこそこ高い手数料が付きますし、銀行がいわゆるメガバンクと呼ばれるような大手になればなるほど手数料は高くなってしまいます。(仕方ないと言えばそこまでですが)
なので預けている期間が短かったり、預けている額があまり多くなかったりすると、込み込みで結局マイナスなんて事もありうるみたいです。
やはりある程度まとまった額を定期預金にしてそこそこの期間預ける必要がありそうですね。
預金保険制度適用外
次に預金保険制度が適用されないという点です。
そもそも、預金には保険があります。
金融庁の該当ページの文言をそのまま言うと
「定期預金や利息の付く普通預金等(一般預金等)は、預金者1人当たり、1金融機関ごとに合算され、元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されます。」
とのこと。
何やらゴチャゴチャ言ってますが、1000万円までは預けたお金を保証してくれて、破綻が確定した日までの利息による利益も一応保証してあげるよ、という国の制度ですね。
ぶっちゃけ銀行が破綻するような状況下で本当にこの制度が機能するかは謎ですが、一応円の預金口座はこういう保険が適用されるという事です。
そして、外貨預金にはこの保険が適用されないのです。
仮にお金を預けていた銀行が破綻してしまったら、鐚一文帰って来ないという事です。
円高による損益
最後に為替レートの変動で円高になってしまった時に損をしてしまいます。
円安による利益があるという事は、円高による損益があるという事ですね。
何も考えずに金利だけを狙って外貨を選んでしまうとこの事態が発生する可能性があるので、脳死で外貨を選ばずにしっかり国として安定してそうなところの外貨を選ぶ必要があります。
以上が外貨預金のデメリットです。
個人的に保険以外の2つはまぁ、そうだよねとなりました。
世の中基本的にメリットしかないなんてことは無いですからね、特にお金周りに関しては。
口座選び
メガバンク三銃士を連れて来たよ!!青いとこはまたやらかしてましたね…
それではメリット・デメリットを頭に入れた上で、最後は「じゃあ結局どこで口座開設しよう」というのを見ていきたいと思います。
Q太郎的外貨預金口座選びのポイントは以下4点
・ネットバンク、新規バンクを選ぶ
・サービスや保証の充実
・手数料
・取扱外貨の種類
まず、なぜネットバンクや新規バンクなのかというとネットバンクが良いと言うよりは、既存のメガバンク(赤かったり、緑だったり、青だったり)は手数料がとても高いので実質選択肢から外れるからです。
そして他の3つを含めて全体的な理由として、保険が適用されないという点。
もし保険が適用されるのであれば、名のあるメガバンクの方が圧倒的に安心ですが、そうでないのであれば手数料が安かったり、金利が高かったり、選べる外貨の種類が多い別の銀行の方が良いよね、という話です。
ネットバンクや新規バンクは、メガバンクに負けじとそういったサービスをしっかりと充実させているところが非常に多い印象です。
一応、選択肢の一つとして数件ネットバンクを紹介します。
・ソニー銀行
合計12通貨を扱っていて、定期的に様々なキャンペーンを行っている模様。
特徴は口座開設した月と翌々月の月末までの約3ヶ月間、円→外貨に限り手数料
が無料になる点です。
・楽天銀行
扱っている通貨は全7種類で、手数料が低めに設定されています。
1、2週間の超短期定期預金があったり、投資者側が通貨を選べない替わりに
高金利の楽天デュアル定期預金など特徴的なサービスを提供しています。
・じぶん銀行
全8通貨を取り扱っていて、AIを使ったサービスが人気とのこと。
意味があるかは分かりませんが、100円から預けられるそうです。
・GMOあおぞらネット銀行
2018年に設立した新規バンクで、全8通貨の取扱があります。
手数料が低く、金利も高いというのが特徴。
こちらも100円から預けられるそうです。
皆さんはどの銀行が気になりましたか?
紹介した以外にもたくさんの銀行が外貨預金を扱っています。
じっくりと調べて自分にあった銀行選びがしたいですよね。
まとめ
さて、今回は外貨預金についてでした。
話をまとめると
「高金利で円安時の利益も狙えるけど、手数料が高くて円高になると損するのである程度まとまった額を、安心できる外貨で運用しよう」
という感じですね。
アリかナシかだったら全然アリな投資方法だと思います。
個人的に思ったんですけど、楽天銀行の超短期の定期預金とかってもうほとんどFXみたいなもんですよね。
ちなみに前回アプリと聞くととりあえずダウンロードしたくなる病が発症してダウンロードしたポケトレFXはまだ使ってません。
口座に入れる金額が最低3万円から、ということでちょっと足踏みしてます。
いや、まぁFXだし人のトレードをトレースするんだからそれくらいの初期費用はかかるとは思うんですけどね、ケチなんですよね、僕。
あと、先日ちょっとソシャゲに課き…いやなんでもないです。なんにも言ってませんよマジで。
課金なんてしてませんったら、参っちゃうなぁもう(白目)
次回はさらに別の投資方法を深掘りしていきたいと思います。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
追記
↓遂に始めました!自腹を切った「実践編」シリーズはこちら↓
↓現在実践中の投資アプリ達はこちら↓
・ポケトレFX(FX/ソーシャルトレード) ←実践中!!!
・Binance(暗号資産)←実践中!!
・トレードステーション(株)
・OwnersBook(不動産)←保留中!