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【実はアメコミ原作映画5選】〜オタクと観る映画の話〜

皆さんこんにちは!Q太郎です!!

最近シャン・チーを観て来ました。
ひっさびさのアメコミ映画だったんですが、やっぱり面白いですね。
エンタメ感が違うんですよ、楽しむものとして、体感するためのものとして撮られているというかね。

で、今回は、原作が日本ではマイナー過ぎて認知されておらず、オリジナルの映画だと勘違いされがちな、実はアメコミでした映画達を紹介していきたいと思います。
結構あるんですよね、これ。

↓シャン・チー感想はこちら↓

↓普段は体当たり投資運用記録の記事とか書いたりしてます。↓


それでは行ってみましょ〜


ウォンテッド

原題:Wanted

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Q太郎の中ではイケイケブリカス紳士の(失礼すぎるぞ)ジェームズ・マカヴォイ主演のガン・アクション映画。
アンジェリーナ・ジョリーモーガン・フリーマンも出てます。
マカヴォイはリブート版「IT」の主演が最近だと一番有名でしょうか?
これまたリブート版のX-MENシリーズのプロフェッサーX役でも知られています。
あとツルッパゲにされた上で多重人格にされたりとか、結構カメレオン俳優な感じです。

ウォンテッドは世界一性格の悪いアメコミ作家マーク・ミラーがトップ・カウ・プロジェクトから出版したアメコミ。
日本では翻訳版が小学館から出ています。
主人公はクソみたいな人生を送っていたが、ある日自分が世界一の暗殺者の息子であることを知る。くそったれな日常とおさらばするために、バイオレンスなヴィランライフが幕をあける!といった内容です。

原作ではヴィラン同士のシビル・ウォーみたいな内容で、のっけから最後までゴリゴリにアメコミな世界観と個性的過ぎるキャラがバシバシ出てきてはバシバシ死にます。

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主人公は特に名言された特殊能力などがあるわけではなく、ただ単に殺しのセンスがあるという理由で無双します。
これアメコミのキャラの強さあるある、というか漫画あるあるだと思うんですが、なんか強いみたいな。あるじゃないですか、そういうの。
癖が強くて捻くれてて、最高にムカついてスカッとするヴィランモノアメコミの最高傑作の一つです。

一方映画は、綺麗な感じにされてます。
服装は普通の服で、特にコスチュームとかじゃないですし、映画全体のヴィジュアルがなんかこう、スッキリ綺麗な感じにされてます。
まぁ、そうなるよね。
キャプテンアメリカとかをあのビジュアルのまま実写化したマーベルとか、当時正気か?となりましたし。

あとあげるなら主人公の強さ。
映画版では「弾道を曲げることが出来る技術」を習得することで=強いという説明がなされています。
どうゆう原理かは知らんけど、めっちゃ弾道が曲がる。すごい!

※ちなみに、まだ無名だった頃のクリス・プラット(ガーディアン・オブ・ギャラクシーの主人公、スターロードやジュラシック・ワールドの主人公など)がしょーもないチョイ役で出演してます笑

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いい意味でクセが抜けて、全体的に馴染みやすいガンアクションに仕上げられているので、アメコミ苦手という方も是非観てください!


ヘルボーイ

原題:Hellboy

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監督はギルレモ・デル・トロ、主演はロン・パールマンで、最近ディッド・ハーバー主演でリブートされた地獄ファンタジーアクション映画。
原作はダークホースコミックスから出版。

悪魔であるヘル・ボーイが仲間と共に超自然的な存在と闘う日々を描いた作品。
ビジュアル1億点満点のアメコミファンタジーMAXの映画。
原作者であるマイク・ミニョーラが自らモンスターデザインや背景コンセプトアートなどの美術を担当しています。

先のウォンテッドでは単発映画にするためにストーリーやビジュアル面に大幅な変更を行なっているのに対して、こちらはほぼまんま。
ギルレモ監督が特殊メイクや造形出身というのもあって、主人公のヘル・ボーイやサイキック半魚人のエイブの造形がめちゃくちゃクオリティー高いです。
病的にビジュアルにこだわる監督なので、背景美術やら衣装やら小物まで全てが完璧で、映画館で観ると本当に彼らが居ると錯覚させられます。

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ぶっちゃけ、ちょっとアクションはもっさりしてるところがあるんですが、主人公の中身おっちゃんですし、特殊メイクでクッソ動き辛そうですし、片腕が設定的にめちゃくちゃデカい(これも特殊メイク)ので許してあげてください。

悪魔とか、怪物系の華麗ビジュアルダークファンタジー好きな方はぜひ!


コンスタンティン

原題:Constantine

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キアヌ・リーブス主演のエクソシズム・アクション映画。
原作はDCコミックス。お前DC出身なのか・・・。

悪魔祓いを生業としている主人公の戦いを描いた作品。

実は映画好きの間ではカルト的人気を誇っている本作。
全体的な完成度がすげー高いんですよね。
あとやっぱりビジュアル面。
めっちゃ厨二なんですけど、それでもかっこいい。
主人公の使う対悪魔用武器とか、腕の刺青を魔法陣?にして行うおまじないとか、いちいち見かけや所作がウッヒョ〜となるくらいかっこいい。

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しかも主演はキアヌですよ!
さらに天使役でティルダ姉さん(ティルダ・スウィントン)ときたもんだ。
もう役じゃなくて天使の姿が本来のティルダ姉さんなのでは?
人間の見た目した人外役がこれ以上ハマる人見た事ないですよ。

でもって注目なのがラストのルシファー(サタン)とのタイマンでのワンシーン。
このとあるワンシーンがもう最高なんです。
これは是非ご自身の目で確かめて頂きたい。
カッコイイとはこういうことだ。

しかもエクソシズム系映画なんで、ホラー的な部分もしっかりあって、しかもしっかり怖いんですよ。素晴らしい。


ジャッジ・ドレッド

原題:Judge Dredd

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旧版はシルヴェスター・スタローン主演、リブート版はカール・アーバン主演。
Q太郎が観たのはカール主演のリブート版です。
スタローンのもちょっと気になるんですけど、リブート版のが絶対面白いので観るの躊躇してます笑
原作はイギリスのコミックスで、初登場から2000年までがTI Media社、2000年以降がRebellion Developments社

ジャンルとしてはSFアクションで、いわゆるディストピアものですね。
核戦争で荒廃してしまったアメリカのワシントンD.C.で、8億人が暮らす人口過密都市が舞台。
犯罪件数がなんと1日1万件という恐ろしい場所で、主人公は警察と司法のどちらの機能も有している特殊な組織に所属する警察官兼裁判官。
ジャッジと呼ばれるこの役職は、なんと一個人の裁量で刑の執行が可能。
現場に駆けつけたら、犯罪者に対してその場で死刑執行が行えるという恐ろし過ぎる権利を持った人達。

基本的に、主人公が対峙する犯罪者はガッツリ犯罪に手を染めてる救いようのない人達なのですが、元々の出生だったりとか、現状だったりとかを見るに、やらざるえない状態に陥っている感じがあって、色々考えさせられます。

ちなみに主演のカール・アーバンはいわゆるイケメンマッチョ俳優なんですが、作中では一貫してヘルメットを被ったままであり、一度も顔を出しません。
というのも原作で一度も顔を出さないんですよね。
なのでまじで一回も顔が出てきません。(見てるかスタローン)
役者としての気合いを感じますよね。(見てるかスタローン)
監督や配給元のお偉いさん達もよくそれで通してくれたなと。
クリエーター魂を感じます。

若干重くてしんどい空気感のある映画ですが、いい映画なのでぜひ!


シン・シティ

原題:Sin City

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原作者でもあるフランク・ミラーロバート・ロドリゲス監督の共同制作のハードボイルドアクション映画。
原作者であるミラーは全3部作と明言していて、現在無印の「シン・シティ」と第2部の「シン・シティ-復讐の女神-」が公開されています。

出演は1作目ブルース・ウィリスジェシカ・アルパイライジャ・ウッドミッキー・ロークベニチオ・デル・トロクライブ・オーウェンデヴォン青木

2作目ジョシュ・ブローリンジョゼフ=ゴードン・レヴィットレディー・ガガクリストファー・ロイドブルース・ウィリスジェシカ・アルパミッキー・ロークデヴォン青木

もうわけわからんくらい豪華です笑
原作はダークホースコミックスから出版。

ヘル・ボーイとかも原作者が関わってますが、これに関しては「監督」として関わっていて、実質監督が2人いる事になります。
これがちょっと問題でして、ハリウッドでは監督のクレジットは1人しかクレジットできない決まりがあるんです(謎)。

でも、2人ともちゃんとどっちも監督としてクレジットしたかったんです。
で、最終的に「ハリウッド映画」ではなく、アメリカで作られた「ただの映画」として公開されたというお話があるんですね。
映画関係も色々大変そうですね・・・。

まず原作ですが、これがもうバッキバキに癖のあるハードボイルドコミックでして・・・。
モノクロなんですよ。
モノクロだけど時折効果的に特定のキャラや物体だけベタ塗りで色が付く。
日本だと普通なんですが、アメコミって基本的にはフルカラーなんです。
そもそも作品のでき方が全然違っていて、完全分業なんですよ、アメコミ。
絵の線を描く人、色を塗る人、話を考える人と全員違います。
なので、結構革命的というか、衝撃的なことをしてるんですよね。

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映画は原作者が監督の1人として関わっているのもあって、原作再現度が恐ろしい。
なんと映画もモノクロです。
で、特定の部分だけ色が付く。
これが思ったより印象的で、スッゲー記憶に残るんですよね。
頭にこびりついて離れないんです(良い意味ですよ笑)。

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※画像の黄色いおっさんはイエロー・バスタードというヴィラン。
全身が黄色いです。

映画内でエピソードが分かれている小作品集的な体系をとっていて、それぞれ別の人物が主人公なんですが、全体を通して一本に繋がるようになっています。
無印は全4パート、2は全5パート。

もう全方位に癖の強い映画ですが、おすすめ激渋ハードボイルドアクションなので是非一度経験して欲しいです!


以上、実はアメコミが原作の映画達でした!
単発映画として優秀なものから癖の強いものまで様々ですが、どれも面白いのはQ太郎が保証するので、暇な時にぜひご覧になってください!

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それでは、最後まで見ていただきありがとうございました!

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