クリスタが何かを知ってから1ヶ月でFacerigにモデルを入れるまでの話
こんにちは、いなりくこです。
2018年の年末休みにバーチャルの体を手に入れた私のお話です。
バーチャルの体を手に入れたいけれど、難しいんじゃないの?技術がなくて何もわからんといった人の希望になればいいかなと思っています。
◆イラストを描き始めた時、クリスタがなにかわかっていなかった
タイトルにもありますように、2018年12月はじめの私はクリスタがなにかわかっていませんでした。おすすめのイラストソフトなにかあると友人に聞くとだいたいクリスタという返しがあるので、きっといいソフトなんだろうなぁ〜でもどこのサイト見渡してもクリスタなんてソフト出てこないんだけど。。。などと思っておりました。
それもそのはずで、クリップスタジオという名前は知っていて、クリスタがクリップスタジオの略称だということをわかっていなかったため、なかなかそこに紐付かなかったのが原因でした。
当時、使っていたのはAzpaint2で落書きするくらいしかできない無料ソフトでしたが、ちゃんとクリスタについて調べて導入することを決めたのがVの体を作ろうと思い立った12月はじめのことでした。
早速導入して、さぁやるか!って思いましたが始めて触るソフトなので、まずなんもわからんになりました。
どうやって覚えたかと言いますと、クリスタの公式に絵の書き方講座があるので、それで何とかしたといった感じです。
ご参考にどうぞ! https://www.clipstudio.net/oekaki/
ここで基本操作を覚えた私はイラストをまずは書き始めます。
◆Live2D用のイラストを書く為に必要な知識
Live2D = Facerigといった誤った認識を持っている方もいるかもしれないので、少し気をつけてお話していこうと思います。
まず、Live2Dとはなんだ?という方はまずはホームページをご覧ください。
公式に書かれている制作フローなど、とても丁寧に書かれているので、ここを読めばLive2Dがなにかはわかるかと思います。
Facerigはあくまでモデルを動かす為の一つのツールです。jsonの書き方などは必死こいて調べているといつの間にかできるようになってる感じです。
さて、前置きはこのくらいにして、早速絵を書いていこうと思います!
絵を書くのもド素人なので、ワークフローとかはプロの人から見るとめちゃくちゃかもしれません。竹花ノートさんの作業配信やyoutubeの佃煮のりおさんの動画などを見て勉強はしようとしました。
上は描き始めて、少し下色入れ始めた画像です。ラフは10pxくらいの青色で雑にしゃしゃっと書いて、次に赤の線で少し綺麗に書いて、最後に線画を書いています。線画の線は4px 5px 6pxを使い分けて、赤よりのブラウン調にしています。(お二方の動画を参考にしましたと言いましたが結局ほとんど感性で描いてしまった
目はこだわりたかったので頑張りました!透明感のあるキラキラお目可愛い!
次は塗りです!
パーツごとにレイヤーをわけて色を塗っています。上の画像は下塗りです。ここに色を重ねていく感じで塗っていきました。(尻尾は書き直した)
塗り方の参考資料は冒頭でも紹介したクリスタの公式ページや好きなイラストレーターさんの絵を凝視して勉強しました。
Mikapikazoさんの塗りが見れるページがあったので貼っておきます
各所からいろいろな情報を取り入れながら、足して割って、個性とはなんぞやを考えながら、イラストを書き上げました。
できた立ち絵がこちらです。
うん!かわいい、最高!
納得のいくものが完成するまでに20日ほどかかりました。(仕事のない週末くらいしか作業ができなかったので実際には6日程度かと思います
さて、こっからモデリングです。
◆モデリング作業
正月休みに入って2、3日はCubismの使い方の勉強をしました。
始めて触るソフトで、かつ他に類を見ないソフトでしたので少し戸惑いましたが、公式ページを見ると丁寧に使い方を書いてくれていたり、動画での解説もあったのですぐに馴染んで来ました。
困った点を言えば、髪の書き方を後ろ髪を前に流すみたいな特殊な書き方をしてしまったために、パーツわけをやり直しになったことくらいでしょうか。髪型には気をつけましょう。
冬コミや、友人と遊んだり、親戚に会いに行ったりとイベントをこなしつつ、気づけば休みも残るところ2日といったタイミングでくこのモデリング作業を開始しました。
Facerigにモデル入れたのになにも表示されない!Cubism3の物理演算の反映ができない!特殊表現の反映方法が分からない!なんていうところにつまづきながらもどうにかこうにか休み中に完成させることができました!
Facerigで表示させた くこ
ずっと自分の顔見ながら遊んでいられます。。。かわいい。。。
◆最後に
絵描きでもなく、Live2Dのエンジニアでもない私ですが、ここまでのものは作ることができました。きっとプロの人であればもっと早く完成させていたのかもしれませんが、私は非常に満足しました。そして、また一つ自身のスキルをあげることができたと確信しております。(お仕事をいただく機会も増えたので
Q なぜ、時間がかかるのが分かっていて自分でモデルを作ろうと思ったのか。
自身の可能性を自分で摘み取るのは非常に愚かな行為だと私は考えています。できるかできないか手をつけてもいないのに判断するのは早計で、触って見て、なるほどこれは自分に合わないものだなと納得して諦める。そこに人の意見は交えてはなりません。
時間は有限だなどとほざくやからには、「10倍速で覚えて、身につければええんじゃ!素人はだまっとれ!」と言い返してやりましょう。
何年間も向き合ってきたプロでは私たちはありません。ですが、その人がかける何倍もの時間をかければ自分の納得できる良いものは必ずできます。諦めず頑張って見てください!
結局、根性論ですが、この記事に貼ってあるURLなど何かの参考になれば幸いです。また、いいサイトを見つけたら追記するかもです。
モデリングの依頼などもお受けしておりますのでお気軽にお問い合わせください!
拙い文章ではありますが、最後までお付き合いありがとうございました。
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