🅿63。アニメヌション「akep,irls」2018幎回の蚭定page 14

🅿16・🅿17〜🅿34・🅿47参照。
裏プロフィヌルを䞻軞に、公匏プロフィヌルを補助ずしお創䜜しおたす。


自分が䜜曲した楜曲を“早坂盞”に監修しおもらいたいず告げた林田藍里です。

呚囲が隒぀く䞭、
「それは良い考えだけど、早坂さんが簡単に匕き受けおくれるかしら 」
䞹䞋順子が冷静に䌝えたすが、藍里には芋蟌みが有るようで、
「それは倧䞈倫だず思いたす」
ず、はっきりず蚀葉を返すので、その理由を尋ねるず、

「早坂さんが私達に求めおいる物が分かっお来たんです『どう蚀う事か』ですが、早坂さんは『ご自身の想像を越える挑戊者に非垞に刺激される』人なんだず思うのです。それが創䜜意欲にも繋がっおいるんだず感じたした。その代わり安定を求める者、向䞊心を持たない者、勘違いをする者には興味を倱うのですよね。私がから切られようずしたのは、“たゆしぃ”の倧ファンずしお䞀緒に参加出来た達成感だけで満足した事を芋透かされた為です。東京進出での冷たい察応は、ロヌカルアむドルでの成功を掎みかけたのに『メゞャヌ進出』を意気蟌んで個性を倱ったからですよね。ですからメンバヌ内で誰かが䜜詞䜜曲に挑戊すれば、必ず興味を持っおアドバむスしおくれるず確信したした。根拠は“Polaris”です。早坂さんは『盞応しい詞が曞けたらあげる』ず蚀う条件で䞋さいたした。だから䜜詞の次は䜜曲だず『地方で独立した音楜ナニットを目指せ』ず芁求するず思うのです」

らは「なんの事か」ず思考が止たっおたすが、他の者には十分に説埗力のある蚀葉でした。続けお、

「皆んな東京でのレコヌディングを芚えおいる早坂さんが遅れお来おくれたけど、垰り際に『カレヌに男爵芋を入れちゃった、っおずこかな』ずの蚀葉を芚えおいる」

 あの時は『䜕の事』ず意味が分からなかったけど シロクマ
 カレヌにゞャガ芋を入れたら、ゞャガ芋の味が分からないず蚀う意味 ワニ
 ゞャガ芋の個性が無くなったず蚀いたかったのかな ワシ

「確かにそう蚀う意味なんだけど、カレヌず蚀うスパむスの効いた『メゞャヌ・アむドル界』に飛び蟌んで   
【筆者曰く、アむドルは䞀瞬の茝きなので、決しお甘い砂糖䞖界では有りたせん。かず蚀っお、塩察応では務たりたせんので、銙りが呜のスパむスず䟋えたした】
  『普通の具材に成ったな』ず蚀う意味に私は取ったんだ 。肉なら鳥・豚・牛の違いでカレヌに個性を加えられるけど、男爵芋は甘口・䞭蟛・蟛口の違いでも味が同化するし、煮蟌み過ぎればカレヌに溶け蟌んでスヌプ状に成っおしたうでしょう。これは脇圹どころか“モブキャラ”だよね」

 そうか、深い意味だったんだね シロクマ
 確かにあの時の私達は溶ける䞀歩手前だったわね ワニ
 モブキャラですか・・・それは圱が薄いですよね ワシ

「それでね、この曲を持っお行っお感想を聞いおみたくお 。男爵芋がメむンディッシュに成れるかどうかをね。その結果がどうあれ、勿論の為に完成させるから、もう少し埅っお欲しいの」

 そっか“あいちゃん”気合いが入っおいるんだね ワニ
 いいぞ“あいちゃん”過去のリベンゞです〜『バン』ず突き付けちゃっおください ワシ

ここで倧きく拍手を送った䞹䞋順子、
「芋事な挑戊だわ藍里。正月䌑みが明けたら早坂さんに連絡するわね」
䞊機嫌で䌝えたす。

「瀟長。珍しくノリノリですね」
束田耕平の蚀葉に、
「バカね圓然でしょう、新曲を䟝頌しなくお枈むのよ。売れれば党お懐に入るじゃない」
その蚀葉に気分が䞋がり、
「あぁ、やっぱりそんなずこですかね。でも絊料に反映しおあげおくださいよ」
䜙蚈な事を蚀ったようで、束田に近付き肘で小突く䞹䞋です。
「痛いじゃないですか。䜕か問題ある事蚀いたした」
「しヌヌっ今ここでそんな話しをするんじゃないの黙っお入れば分からないでしょう」
曎に手を䞊げたずころで、

「“ゞュンゞュン”そんな倧きな声じゃ聞こえおるわよ」
䜐藀麗公䜐藀勝子改めの指摘に取り繕うように、
「たあ、それぞれの掻動によっおは 技術手圓ずしお反映されるのは圓然よね 」
呟くように䌝えるのでした。

それに乗じたメンバヌは、
 歌詞も振り付けもですか・・・Polarisも査定されたすか シロクマ
 衣装デザむンもオッケヌですか ワニ
 ならゞャケットデザむンもお願いしたす ワシ
匟䞞のような芁求に怯ひるみ、「え〜ず、考えおおくわ・・・」
あやふやに答えたす。
 “逃げた” シロクマ・オオカミ
 “逃げたね” ワニ
 “逃がすものか、です” ワシ

そんな䞭、ニダけた顔で冷静に質問する者が居たした。
「瀟長“ゞュンゞュン”っお、な・ん・で・す・かヌ」
片山実波です。
【圌女は僅かな隙も逃したせん】
 ゞュンゞュンゞュンゞュンゞュンゞュンゞュンゞュン 

「えヌい雀の鳎き声みたいにうるさいわね。若い頃の愛称よどう、可愛いでしょう」
 それはチュンチュン チュン 

 どこが可愛いの瀟長が シロクマ
 他に呌ぶ人いるの ワニ
 源氏名ですか ワシ

隒぀く䞭、たたしおも片山実波が、
「瀟長䜕歳の頃の  」
「み・な・みあなたはもう黙っおなさい。他も、もう忘れた忘れた。いいわね、聞かなかった事にしお頂戎」
匷匕に打ち切るのでした。

䞀呌吞眮いお、気を取り盎した䞹䞋はお開きを告げたす。
「さお、藍里ず菜々矎の思わぬ収穫で長くなったけど、幞先のいい正月ね。この勢いで2018幎を制芇するわよじゃ解散ね」

その蚀葉で立ち䞊がった面々は、座り過ぎおいたのか、それぞれが背䌞びをしお身䜓をほぐし、お喋りをしながらドアぞず向かうのでした。

先頭を切っお倖に出ようずずした島田真倢を、䜕かを思い出したのか䞹䞋順子が呌び止めたす。
「あぁ真倢 。忘れおだけど、郡山垂での打ち合わせに“あなた”にも出垭しおもらうからその぀もりでね」

「えっ私も出るんですか」

page15に続く。

䜕故に島田真倢が䌚議の垭に着くのでしょうね

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