🅿︎46。アニメーション「ＷakeＵp,Ｇirls！」新章以降の設定。本当は名作新章12

🅿️16🅿︎35参照。
裏プロフィールを見て設定しました。

第８話から。
アイドル志望の速志歩・守島音芽・阿津木いつか　の三人が丹下順子のオーディションを受けて不合格と判断された時、様子を静観していた島田真夢が献策します。

「私昨日、彼女達がチラシ配ってる所を見ました。凄く楽しそうに頑張ってた。私も吾妻橋の頃大変だったけど、何より楽しかったんです。アイドルってそう言う気持ちが一番大事なんじゃ無いですか」
と提言した場面です。

【直接「採用してください」とはお願いせずに、間接的に事例を持ち出して［自分の思い通りの答えを相手や周囲に求める］言葉使いが島田真夢の特徴です。
相手自身が納得し、同意する言葉を引き出すのですが、お分かりですか？
如何にも、相手が決断したかのように仕向けるのです】

その言葉を聞いた丹下順子は、
「それは…」
で口を閉ざすのですが、その時なにを考えていたかお分かりでしょうか？
セリフにしなかった胸中を除くと、
「それは……『そうだけど。待てよ、真夢がそこまで言うのだから、もしかしたらこの子達、売れるのかも知れないわね』」
と思っているのです。そして、

「もう、分かったわよ！但し研究生って事で、あくまでもお試しだからね」

「中学生なら稽古事と思えば有りでしょう。まぁこれ（銭）も稼げるしね」と続くのです。

これには確かな根拠が有ります。
ローカルアイドルが自らチラシ配りを行う、その場所こそが［舞台］であり、自分（達）を売り込む最前線です。
島田真夢は「楽しかったんです」と語ってますが、決して誇張してません。
他のメンバー達とは異なる配り方をしていたのでしょう。
裏プロフィール（🅿︎17。序章２）を読んだ【私、筆者】の連想では、次の通りです（歌手では無く俳優に見えますので、しっかり演技をします）
チラシを片手に持てる程度の量に掴み、自分の顔の高さに近付けて立て、もう片手には差し出す一枚を持ち、胸の高さで待機します。
その時『私達は楽しいです、是非観てください』と自己暗示を掛けます。
これで瞳の瞳孔が開きます。
そして決して「お願いします」とは言いません（それが特徴です）
「いつも応援有り難うございます。I-１clubのステージです」
と、あたかも地元に根ざしているアイドル・ユニットと思わせ、感謝する姿勢で声を掛けます。
チラシを渡す時は、胸の高さで顔の下から手渡しますが、これで相手は必ず彼女の顔と瞳を見る事に成ります。
当時中学生だったとは言え、それでも人目を惹く容貌と愛嬌を印象付けたのでした。
それだけではありません。足を止めてチラシを受け取ってくれた相手には、間髪入れずに二言三言なんらかの会話に持ち込んだのでしょう。
だから「何より楽しかったんです」と言い切れているのです。

その様にチラシ配りを楽しんでいた者だけが、I-１clubのアイドルとして残った事を現実に目にしていたので、この三人を島田真夢が推薦したのです。
丹下順子も元アイドルなので、彼女が語る意味を良く理解してますから、
［育ててみる価値はあるかもね］
と、冷静に判断した場面なのです。

第９話。
ダンスレッスン後、ストレッチ中での林田藍里と久海菜々美の会話。
「まさか私達に後輩が出来るなんてね」
「もう、呑気な事言って。あれだって未来のライバルなのよ」
第13話、最終回。
最後の一場面で、ＷakeＵp,Ｇirls！からＲunＧirls,Ｒun！への言葉。
「言っとくけど人事じゃないよ」
「そうよ、もうライバルなんだから」
その言葉を聞いた三人。
「私達が」
「ライバル」
「光栄です」
次回作が制作されていれば、明らかにライバルとして成長させる展開ですね。

と言う事で、予定を変更して次回は、
ＲunＧirls,Ｒun！の三人の裏プロフィール（姓名判断・新字体派）を紹介します。
新章の監督と担当者が描く、物語の方向性を感じてください。