2019 J1 第15節 6/15(土) #2 清水エスパルスvs横浜Fマリノス

第15節は2週間の中断期間を挟んで再開。清水は篠田体制に変わってから負けなしの状態だが、アイスタでの横浜との対戦では、長らく勝てていない。横浜は、前節湘南戦で勝利し3連勝中。

1.スターティングメンバー
2.前半                                                                   3.後半                                                                                                                                       4.感想                    

1.スターティングメンバー

清水は、4-2-3-1が基本布陣。六平に代わりヘナトが入る。立田はコパアメリカ。控えに推進力のある西澤、滝が控える。横浜は、4-2-1-3が基本布陣。怪我の扇原に代わり、天野が入る。三好はコパアメリカ。運命やいかに。

2.前半

前半の立ち上がりまず、清水が仕掛ける。前線から果敢にプレス。だか、横浜の流動的なポジションチェンジからのパス回しで剥がされてしまう。

北川の両脇で喜田、天野が捌くことで、ライン間に位置するマルコスが受ける。なんとかヘナトを中心とした中盤で潰すことが出来ていたが、32分ライン間に位置した和田から切り返したところをエジカルが決める。

3.後半

後半から清水は、中村OUT西澤IN。横浜もCBのチアゴOUT広瀬IN。清水は4-2-3-1から4-1-4-1に変更。アンカーにヘナト。横浜は、和田がCBへ。前半なかなかプレスをかけきれていなかった清水は、4-1-4-1にして、マンツーマン気味にプレスにかかる。ヘナトは、マルコスをみる。二見とファンも前半はゾーン気味でエジカルを見ていたが後半からついていくようになっていた。

一方攻撃では、高い位置でのプレスからのポジティブトランジションや相手裏へのロングボールで打開しようとする。西澤の抜け出しから、松原のクロスは相手のクリアからコーナーキック。59分そのコーナーから、ドウグラスの折り返しを松原決めて同点。そこからの時間帯は互いに決め切ることが出来ずにいたが、西澤は持ち前の推進力でゴール前に迫っており目立っていた。81分に仲川のゴールで再び逆転。ディフェンスラインの裏への仲川の飛び出しに松原ついていけずゴール。前からのプレスを剥がされて、マルコスに余裕を与えてしまったヘナト。しかしマルコス退場。ここから、ファンに代え滝投入。一気にゴールへの加勢を強める。数的優位を得た清水は、果敢に攻める。89分裏への飛び出しの北川から、中でドウグラスがゴール、勢いに乗った清水は91分西澤のプロ初ゴールで勝利をもぎ取った清水。なんとも劇的な一戦だった。

4.感想

篠田監督の修正力は、良かった。相手の使いたいスペースを消しながら、勝機を見いだせていたのでそれが上手くハマっていた。まだまだ、守備での連携面はこれから良くなりそう。個人的に西澤は荒削りながら、清水の起爆剤としてチームにフィットしてくれればいいなと思う。逆転したときのアイスタの雰囲気これまでのうっぷんを晴らすかのようだった。ここからの清水に期待したい。