マッチレポート #1 プレミアリーグ 第16節 チェルシーvsマンチェスターシティ
イングランド・プレミアリーグは第16節が行われ、首位マンチェスター・シティは敵地スタンフォードブリッジでチェルシーと対戦した。
リーグではいまだ無敗で首位を快走するシティに対し、チェルシーは11月末にトッテナムに敗れて今季初めて土をつけられると、前節はウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ相手にまさかの2敗目。これ以上、シティとリヴァプールに離されるわけにはいかないチェルシーにとっては、今シーズンの優勝戦線に残れるか否かの重要な一戦といえた。
ともにボールポゼッションをベースとしたサッカーを志向するジョゼップ・グアルディオラ監督とマウリツィオ・サッリ監督の知将対決。
スターティングメンバー
ポイントは、シティは、デルフが、LSBに入るところ。チェルシーは、モラタに変わり、アザールがセンターに入るところ。モラタは、ゴールは決めているもののその他の所でサッリの求めているものは出させていないのだろう。
[マンチェスターシティの攻撃]
画像手前のボールを持っているのがマフレズ。そこにLSBアロンソがついていくので、LSBとCBの間にスペースができる。そのスペースを使えていないシティ。B.シルバが飛び出すのか。スターリングが流れるのか。スペースの認知が出来てないように思えた。はたまた、ペップの指示で動かなかったのだろうか。
[マンチェスターシティの守備]
相手のビルドアップを破壊するため、シティは人数をかけて前からチェルシーの時間を奪いにいく。CHのB.シルバがCBのルイスまで、プレスをかけにいくので時間がかかり、隙を突かれロングパスを通された。
ウォーカーがアロンソまで出ていくので、その裏には広大なスペースが存在する。
また、アザールにウォーカー•ストーンズ•D.シルバの3人がついてしまう。そのため、カンテの前方のエリアが空き、カンテの見事なシュートで得点する。
その後、セットプレーから、チェルシーが追加点で2-0となる。そのままゲームセット。
おわりに
チェルシーとしては、問題が完全に解決したわけではないが、この一勝は大きい。シティの無敗を止めたのは衝撃を与えたと思う。
一方でリブァプールは、ボーンマスに4-0で勝利を収めている。これで首位はリブァプールに。デ・ブライネなど、怪我人がいる中での戦いとなったシティは難しかったはず。シティはどのように修正していくのだろうか。
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