千年鯨の旅日記 in東京 丸の内でのんびり
0.前回のあらすじ
江東区にある東京ベイ塩見プリンスホテルに泊まった私と母。
最新の家電やおしゃれな壁画を見て楽しんだ。
次の日は東京最後の日、東京駅の近くにある美術館を楽しむことにした。
1.昔々あるところに……
東京駅の前に広がる丸の内はオフィス街として有名である。
この丸の内は三菱財閥を立ち上げた岩崎弥太郎によって経済の中心地として作られたそうな。
三菱関連のビルがたくさんあることから、丸の内は三菱村と呼ばれている。
と私は親父から昔話のように丸の内について聞かされた。
今回私と母が訪れたのは三菱に関係ある場所だ。
そう、そこは三菱一号美術館である。
2.三菱一号美術館とは?
三菱一号美術館とはレンガの建物の美術館で、丸の内のオフィス街の一角にある。
三菱という名が付けられた通り、三菱と関係があるのだ。
明治時代に銀行や事務所として建てられたのだが昭和に老朽化のために解体。
その後、平成の時代に復活されて美術館として生まれ変わったという。
3.ヴァロットン 黒と白
今回私と母が見たのはヴァロットン 黒と白の展示会。
フランスで活躍した画家さんで、木版画を用いた作品を作ったという。
黒と白で男と女のスキャンダラスな場面を表現したものだ。
毎回美術館で見る度に思うのだが、世の中には様々な芸術家にいるのだなあと感じるものだ。
ゴッホやモネなど有名な人もいれば、自分の知らない画家さんもいる。
まだまだ自分には勉強が足らないと思う。
これからも様々な美術展に行って、あらゆる作品に触れていきたい。
4.東京駅の土産店でバタバタ
全国旅行支援、そして東京の旅行支援は良いことばかり。
普段は手が出せないホテルや旅館に泊まれるほか、クーポン券をもらうことができる。
しかし、このクーポン券をしっかりと利用しないと元が取れない。
こういう縛りがあると大変だなあと思う。
東京駅には様々な土産屋さんがあるがどれを買おうかと悩む。
旅行支援でもらったクーポン券の金額はたくさんあり、全部を使い切らなければならないという焦りがある。
新幹線の時間までには必死になんとか使い切った。
毎回、こういうの悩みがちだ。
全て使えるというわけではなく、場所によっては対応してないところもある。
様々なところに行ったけれど、毎回どこの店で使えるのか使えないのかを調べたり、使い切るには何を買うべきかと悩みがちだ。
今度、旅行するときは穏やかに過ごせたらいいなあと願う。
5.今度はどこに行こうか
こうして私と母の東京の旅は終わった。
久しぶりのディズニーランドに、初めて降り立った江東区。
三菱一号美術館では芸術に触れ、東京駅ではバタバタとお土産を買う。
穏やかだったり、忙しかったりと時が過ぎていった。
また母とはどこかに行くだろう。
どんな旅になるのかはその時のお楽しみだ。
あらゆるところで刺激を受け、学んでいきたい。