千年鯨の酒場日記 3月のガヤガヤバーひな壇で飯を楽しむ
1.ガヤガヤバーひな壇とは?
ガヤガヤバーひな壇とは名古屋の新栄にあるバーである。
個性豊かな人達が集まり、バカな店長を支えて成り立つバーだ。
バーが開店してからもうすぐ1年になり、今後もにぎやかにカオスなことが起こるんだろうなあと思われるところだ。
ここでは毎日何かしらイベントが行われており、今日はどんなイベントがあるのかなと私はわくわくしながら訪れている。
2.るいさんのお料理
ガヤガヤバーひな壇では定期的に開催されているイベントがある。
そのイベントの一つがるいさんのお料理を振舞うバーだ。
るいさんは毎回野菜が豊富でバランスの良い料理を提供する。
るいさんの飯がおいしいということが伝わりつつあるのか、人気のイベントとなっている。
るいさんの料理を食べていると、自分も副菜を作りたいなあと思ったりといろいろと考えるようになった。
さすが、体が喜ぶ素敵な食事だ。
またるいさんのお料理を食べたい。
2.悪評絶えない白木試験
ガヤガヤバーひな壇の飯のイベントはどれも良いものばかりだが、店長である白木くんのイベント、白木試験は悪評が多い。
というのは、白木くんが作る料理がまずいのだ。
うまい時もあるのだが、まずい時がとにかくひどい。
レシピ通りに作らないことがあり、白木くん曰く、オリジナリティを出したかったからだって。
そう、白木くんは飯がまずい人あるあるの行動をするのだ。
チーズダッカルビが辛口で有名な居酒屋の赤からの鍋の味に似ている、味のないわかめご飯という伝説を白木くんは生み出した。
あらゆる伝説を耳にしていた私は、白木試験を受ける際には辞世の句をXに残すほど震えていた。
死にたくない、ああ死にたくない、死にたくない。
という思いを抱えながら白木試験を受けてみた。
今回私が受けたのはミートスパゲッティ。
味はとてもおいしかった。
もしミートスパゲッティが発狂するほど恐ろしいものだったら、私は白木くんの飯による犠牲者になっていただろう。
本当に生きてていてよかった。
安心した。
4月からは白木くんはぶちこみ料理研究家として新しいイベントを開催するので、どうなるのか楽しみだ。
成功か、失敗か。それは白木くんの腕と舌次第だろう。