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千年鯨の旅日記 鳥取砂丘でぶらぶら 前編
0.前回のあらすじ
羽田空港から鳥取砂丘コナン空港へ。
人生初の一人で飛行機の旅を楽しんだ。
コナン空港からバスで鳥取駅に移動。
夜行バスの疲れもあってか、ホテルでぐっすりと眠ったのだった。
1.すげー寒いんですけど
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翌日は雨、そして珍しいことに3月くらいの気温だった。
ゴールデンウイークは基本、半袖で過ごせるほどの気温だ。
しかし、この日は妙に気温が低い日だった。
わー、珍しいなこりゃと思いながら鳥取駅を歩く。
鳥取駅に砂の美術館のチケットの売り場があるので、先に買おうと思っていたのだ。
朝の鳥取駅には出勤するサラリーマンたちがいた。その他にも街頭インタビューを試みる地元のテレビ局が。
まさかの人生初のインタビューを受けた。地元民じゃないけど、いいのかしら。
その後はバスの時間を調べるが、まだくる気配がしない。
というわけで時間をつぶしに、鳥取砂丘まで歩くことにした。
路線図の位置や時刻表から、大体あそこのバス停から乗ることにしようと決める。
鳥取駅前は商店街があるが、人の気配があまりなし。
さすが全国で一番人が少ない県庁所在地。
岐阜市出身なのだが、岐阜市よりも人の気配があまりない。
なんて人の少なさ。人見知りで人と関わるのが苦手な自分にとってはユートピアかもしれない。
軽く失礼なことを考えながら、北へと向かう。
2.バス停から降りて鳥取砂丘に向かう
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無事にバス停に着き、鳥取砂丘に向かう。
子供の国という子供向けの施設の最寄りのバス停に降りる。
本当なら砂丘東口に降りればいいかもしれないが、体がうずうずして今からでも歩きたくなった。
鳥取砂丘の周りには木がたくさん生えている。
砂が飛び散らないように防風林が植えられているのだろう。
雨が降る中、少しずつ進む。
しばらく歩くとようやく鳥取砂の美術館にたどり着いた。
3.鳥取砂丘 砂の美術館
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鳥取砂丘には美術館がある。砂の美術館だ。
水と砂で作られた砂像を展示する美術館だ。
こういう砂像を扱う美術館は珍しいらしく、世界中の砂像アーティストにとって砂の美術館は憧れの存在らしい。
砂の美術館では世界中の名物や世界遺産などをテーマとした展示が行われている。
私が訪れたときに展示されていたのはフランスがテーマのものだった。
歩いているだけでフランスの気分を味わえた。
あれもこれもどれも砂で作られているとはすごい。
あのさらさらとした砂を像へと固めるなんてすごいなあと思う。
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面白いなあと思ったのはQRコードの砂像だ。
おお、珍しいものがあると写真に撮る。
すごいね、こんなものまで作るとは面白い。
砂の芸術を思いっきり楽しめた、訪れてよかったと思った。
4.次回予告
次回は鳥取砂丘後編。
砂の博物館を楽しんだ後、鳥取砂丘をぶらぶらと歩く。
思いっきり砂の世界を楽しむのであった。
初めての鳥取砂丘がどうなったのかは次回のお楽しみに!