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鬼平犯科帳に出てきた芋酒を作ってみた話

1.令和の鬼平犯科帳の映画で気になったもの


 5月のある日、私は待ちに待っていた映画を見る。
 それは劇場版 鬼平犯科帳 血闘である。
 去年の春、藤枝梅安の映画のエンドロールに後に松本幸四郎演じる長谷川平蔵が出てきたのを見て興奮したのだ。
 松本幸四郎の鬼平、令和の鬼平を見たいと。

 そして今年の春に鬼平を見てわー、かっこいいと興奮したのだった。
 本気の時代劇、テレビとは違う雰囲気にわくわくしたのだが、映画の魅力はそれだけではない。
 グルメもおいしそうだと思ったのだ。

 一番気になったのは芋酒、作り方やおいしそうに飲む松本幸四郎を見て思ったのだ。
 芋酒を飲んでみたいと。
 家に帰った後、芋酒のレシピを検索してみる。
 それから一か月後、さて作ってみるかと重い腰をあげて実践することにした。

2.芋酒の作り方

 芋酒のレシピはこちらから引用

<材料>
ヤマトイモ 160g
日本酒 70cc
ショウガ 刻み 適量

https://ja-sagami.or.jp/archives/recipe/imozake/

 作り方は皮をむいて、すり鉢でとろろ状にするよう擦る。
 で、日本酒と混ぜてとっくりに入れて温める。
 熱燗みたいにして、その後おちょこにいれて完成である。

 それが基本の作り方であるが、私の家にはすり鉢ねえ、とっくりねえ、どうやって作ればいいんだと悩んだものである。
 ヤマトイモというのも、たぶん地域特有の野菜だろうということなので長芋ならなんとかなるだろうと予想。
 代わりの道具でなんとかやろうということでやってみた。

3.実際に作ってみる

 すり鉢の代わりにおろし器
 とっくりの代わりに急須
 そういうことでレッツクッキング。

 おろし器で長芋をすりおろす。
 急須に日本酒ととろろ状態となった長芋を入れる。
 その後、鍋に急須を入れて沸騰したお湯を注ぎ入れ、ふたをして放置。
 ようやく温まり、鬼平犯科帳に出てきた芋酒の完成。

4.実際に飲んでみる

 実際に完成した芋酒を飲んでみた。
 味はとろろと日本酒を混ぜたそのものである。
 とろろが好きな人なら気に入るだろう。

 さすがにそれだけだと私は物足りなかったので、鰹節とめんつゆを少しだけ入れてみた。
 とてもおいしくなった。
 日本酒ってこのような楽しみ方があるのかと初めて知った。
 今後も休日にでも芋酒を作って飲んでみようと思った。



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