千年鯨の旅日記 奈良から自宅へ
0.前回のあらすじ
春日大社を訪れた私と母は、空気のうまさに感動。
鹿せんべいを購入した瞬間から鹿に囲まれてしまった私はビビりながらひたすら鹿せんべいを配った。
奈良を堪能した私たちは自宅に帰ることにする。
1.奈良市内から山添インターへ
行きは高速道路を利用したが、帰りは名阪国道を使うことにした。
同じ道順よりは違う道順で帰る方が楽しいだろうと。
そういうわけで山添インターまでひたすら一般道を進むことにしたが、とにかく山道、田舎の道を走った。
途中、サイクリングロードなのか自転車の看板が見える。
NHKのBSで放送されているにっぽん横断こころ旅に出てきそうな道だった。
私たちはよく山道や自然たっぷりな道とご縁がある。
これまでにも狭い道を進んだことがあるのだ。
これからもこのようにドライブを楽しんでいくのだろうと思った。
2.高速道路はとてもありがたい存在である
国道はお金がかからない道路。
高速道路を使うよりは安く済む。
しかし、高速道路と異なるのはサービスエリアなど休憩するところが少ないと言うことだ。
名阪国道はひたすら山の中にある。
ずっと走っていたのだが、段々と疲れて来た。
道の駅あるかなーと思っていたけれど、なかなかそれらしい案内版が出てこない。
だんだんと私と母の疲労がピークに達した時、ちょうど良いところに休憩所があった。
売店とトイレがあるところに停まってから車を降りる。
さて、トイレに行こうかと足を運んでみたのだが残念なことに思い出したくないくらいの汚い状況だった。
TRPGで有名なクトゥルフだったらSAN値が減るイベントだろう。
あまり管理されてないところなのかわからないが、こんなに最低なところ見たことないよと私と母は恐怖に震えた。
帰りは高速道路を使う方がよかったかなと後悔。
高速道路の方は適度なところにサービスエリアがあるから、タイミングが合えばうまいことスムーズに休憩できる。
恐ろしいトイレにぶち当たったのは私たちの運が悪いせいもあるかもだけど、もうちょっとしっかりしてほしかったなあと思う。
良い環境にいるためには金を出すのが必要だと感じた。
3.なんだかんだ無事に帰宅
行きは迷い、帰りはトイレに絶望。
奈良ではおいしいものに出会い、鹿の恐怖を味わう。
旅をしなければわからないことを学べた。
今度は安全に鹿せんべいを購入して、リベンジしたい。
それとあまりケチケチせずに旅行を楽しみたいと思った。