DAM★ともお気に入りコラボ動画「恋しさとせつなさと心強さと」編

MK SCRATCH

2019/04/24


　第一興商が提供する、カラオケでの歌唱を録音・撮影してインターネット上に公開できるサービス・DAM★ともの公開曲の中から気に入ったものを紹介する日記をmixiで書いてきたけれど、この度はここでピックアップしてみたい。紹介の仕方も、最初のうちはとりとめもなく漠然と並べていたが、男性ユーザー限定とかコラボ限定とかアーティスト縛りなど、何かテーマがあると並べたときに面白くなる。今回は、楽曲を「恋しさとせつなさと心強さと」に絞って、この曲でコラボしている動画の中からいくつか見てみよう。

　まずは自分の公開曲で、m.o.v.e「恋しさとせつなさと心強さと」(2019/03/20公開)。これはＩＩＩ　ＩＩさんの荒々しいラップが大好きで、結構リピートで聴いたものだ。これぞ男、いや漢！だよねえ。主旋律はきゃじゅみんさん。初期の頃からm.o.v.e界隈を盛り上げて下さった貴重なユーザーさん。公開当時はm.o.v.eを歌うユーザーさんもそんなに多くなく、女性で「Gamble Rumble」以外の曲が上がっていれば、それだけで凄くレア！な時代もあったように思うが、現在はm.o.v.eのラップパートをするユーザーさんには、かなり状況が好転していると思う。

このお二人の熱いコラボを見ていたら、自分もぜひとも入りたい！と思ったはいいものの、YURIパート・motsuパートどちらも埋まってるし、さあどうしようか。まだ木村貴志パートが空いてるな！よっしゃあ、鍵盤を引っ張り出すか。ということで、3枠目に加わってみた。当て振りだけで、声を一切入れない入り方はなるべく避けようと思うので、どこを歌うか考えたけど、コーラスぐらいしか浮かばない。この曲のコーラスライン、メッチャ難しいんだよなあ。やってはみたものの見事に撃沈した挙句、誤操作で失敗テイクを公開申請してしまい、7～8人くらいに聴かれてしまうという、チョットほろ苦い思い出もある。


そんな中でキナリさんが公開しているAAAバージョンが目に止まって、「ああ、これならいけるな」ということで、ハモれはしなかったけど、自分なりに咀嚼して3コラボを出してみた。これは完全にキナリさんに触発されて出来上がったテイク。他のユーザーさんの公開曲を見ていると、偶然何か閃くこともあるから面白い。


続いては、こちらも自分の公開曲で、AAA「恋しさとせつなさと心強さと」(2019/04/23公開)。先述のキナリさんが1枠目でラップパートを担当。アクション込みの盛り上がる動画が多く、今回の曲でもたくさんのコラボが成立している。どなたのとコラボするかはかなり迷った。動画映えするものもいいかなと思ったが、純粋に歌の良さで彰丸峠さんのを選んでみた。基本からキッチリできてるなあという正統派なイメージの方で、安心して聴ける。

この曲は最後の効果音での決めポーズが肝だろう。これは鍵盤じゃなくてターンテーブルを持ち込んだ方が絶対アツイ。最後のキメがやりたいがためだけにコラボしたようなものだが、いやあ楽しかった。空いたアウトロで目いっぱい遊ぼうと思って、m.o.v.e版のラップパートを差し込んでみた。


自分の公開曲をお気に入りとして自画自賛しているのではなく、自分が入る前の2コラボの段階で、どちらもすでに気に入っている動画だ。僕は原曲を崩した入り方をしているので、原曲に沿って違和感なく聴いてみたい方は僕が入る前の2コラボの方を聴いてみてはいかがだろうか。どちらも作りかけではなく楽曲としては完成している。


最後に、元祖・篠原涼子with t.komuro「恋しさとせつなさと心強さと」(2017/09/01公開)。コラボをするときに、楽曲で選ぶのではなく、このユーザーさんと何かやってみようか、という選び方をしたときは、どういうわけだかほぼ必ずこのバージョンに辿り着いてしまうのが不思議。主旋律は、ひい4さん。この公開曲はもう、衣装が全て！動画で遊ぶなら、やっぱこうじゃないと。派手な方が良いけど、楽曲と脈絡のあるコスプレだと一層面白くなるね。この方とは音楽的なバックボーンはそこまでピシャリと合うわけではないんだけど、公開曲を見ていると、いろいろと閃くことが多くて、知らない曲でも聴いてみることもある。


コーラスパートはRED777-8さん。とにかくレパートリーが豊富で主役も脇役も自由自在。難しい曲でも余力があるようにさえ見える。先のm.o.v.e版も、当初は僕もこんな感じで加わろうとしていたんだけど、結局できなかったんだよね。やっぱり凄いなと思う。以前と違って、コーラスラインを聴き取ることはできるんだけど、じゃあそれを再現できるかといったら、なかなかスンナリとはいかない。過去に同曲でかなりアツイ6コラボを完成させたときは、この曲に関してはやり切ったなと思っていたが、いろんな方の公開曲を聴いていると、まだまだ試してないことがあるなあと、後からアイデアが沸いてくるから面白い。


個人的に探せた範囲内でのピックアップでは以上だが、この曲はそもそもバージョンが豊富な上に公開曲の母数も凄い多さなので、絶対に聴き逃しているテイクがあるはず。動画のみならず、これらとは別に録音で注目しているバージョンもある。アップできればいいけど、ちょっと手の込んだことをするから、実現するかどうかは分からない。来月は有料会員にして、今年公開申請したテイクを全公開するのもアリかなあと思っているところ。